ザ・クリミナル 合衆国の陰謀 | Let's watch a movie, shall we?

Let's watch a movie, shall we?

外国映画専門
映画は娯楽のみにあらず

感じることは人それぞれ、それって素晴らしい

2009.02.16~ Blog開始

原題:Nothing But the Truth(2008年)

評価:★★★☆☆
【STORY】
実在の事件をベースに描かれる、アメリカ大統領暗殺未遂事件をめぐり、陰謀と告発、信念と権力が交錯するサスペンス・アクション。出演はケイト・ベッキンセールとマット・ディロン。大統領暗殺未遂事件をベネズエラ政府の陰謀とし報復攻撃を始める合衆国だったが、ジャーナリストのレイチェルはベネズエラの関与を否定した文書をスクープする。政府の情報提供開示請求を拒むレイチェルは、FBIに同行を求められ収監されてしまう。(allcinema ONLINE)

【CAST】
ケイト・ベッキンセイル
マット・ディロン
アンジェラ・バセット
アラン・アルダ
ヴェラ・ファーミガ
デヴィッド・シュワイマー

etc,,,

アメリカのドラマ映画で、2003年にアメリカで実際に起きた「プレイム事件」をもとに、情報源守秘という自らの信念を貫いてアメリカの国家権力と対立することとなった女性記者(モデルは『ニューヨーク・タイムズ』の記者ジュディス・ミラー)を描いたフィクション。

プレイム事件(Plame Affair)は、アメリカの元外交官ジョゼフ・ウィルソンの妻であるヴァレリー・ウィルソン(結婚前の姓名はヴァレリー・プレイム)が、実は米中央情報局(CIA)のエージェントであることがマスコミに漏洩、暴露された事件である。

淡々と進んでいくのですが、ディープな内容に引き込まれました。

個人的に引っかかったことはエリカがCIAであることをみんな知っているという発言があった場面。これまでの映画を観てるとみんな素性を隠してるはず。そうでもないの?

報道の自由というのがどこまで守られるのか、国家の危機となると法律なんて、と思ってしまう。

なんとしてでも情報源を聞き出したいからって出所して即行法廷侮辱罪でまた逮捕するっていうのはひどすぎる。ここまでされたらもう意地でも情報源言わないってなるよな。

でも誰もそれが子供なんて思わないよなぁ~。
子供って知ったら拍子抜けすると思う。

しかし子供の前でそういう話をしたエリカが招いたことでもあるよね。

同じテーマを扱った『フェア・ゲーム(2010)』も今度観てみたいです。