マンガですけど…

「二月の勝者」ついに、最終巻発売!!早速読みました!

 


はぁ~、終わった~!!!

あー、でもこの子たちのその後も本当に気になる!

受験って、誰もがドラマを持ってますよね。

 

何十年も前だけど、私自身も中学受験経験者として。

そして現在進行形で、息子が中学受験に挑んでいるので。

本当に他人事ではなく、我が事として読んでいたマンガです。

 

たくさんの子が出てくるから、我が子に当てはまるエピソードもあったりして、私にとっては中学受験の教科書みたいな話でした。実際に既にいくつものエピソードを追体験している気分。

 

私の中学受験の時も、私自身が秋冬くらいからスランプになってしまっていて、親から聞いた話では合格の連絡をしたら塾の先生涙声だったよって言われたの覚えてる。あちゃー、めちゃくちゃ心配かけてた生徒だったのね!と後から考えて笑えたけど。(今となってはそんなに心配かけて申し訳ない気持ちでいっぱいです😂)

 

でもそれくらい、塾の先生って一人一人に親身になってくれてたんだなぁ~と思ったエピソードでもあり、二月の勝者21巻にも書いてあったけれど、「自分たちを見守って全力で支えてくれた大人たちがいたような気がする」と思いながら生きてこられたのは幸せだったと思います。

 

いろんな人と関わって、たくさんの大人に愛されて育てる子たちは幸せですよね。

こどもだって、それぞれの場所で見せてる自分って同じではないと思うし、家ではこんな感じだけど、学校ではこうで、塾ではこうで、と、別に敢えて使い分けているわけではなくてその場その場のメンバーとの関係性での、さらけ出せる面だったり、受け取る側の感じ方だったりが違うのは当たり前なことで。

だから、学校の先生と面談すると「うちの子そんなキャラだったっけ?」とか「学校ではそうなんだなぁ」っていう違いが分かったりするわけなんだけれど。

いろんな大人がその子のいい部分を引き出してくれるのって、良いですよね。

なるべくそういう場を作ってあげたいと思うし、本人にとっても居場所がたくさんあるのは良いことだと思う。

 

小学6年生、男の子なこともあり、もうすでに、自分の息子が何を考えていてどういう風にお友達と接しているのかは私にはほとんど見えなくなってきました。これからきっともっと、わからなくなっていくんだろうな。

 

昨日読んだ「麒麟の翼」でも、殺された父親について家族が警察から事情徴収を受けるけれど、家族は父親のことを知っているようで実は何も知らなかったことに軽くショックを覚える記載があって。

でもまさにそう。家族だからって、一緒に住んでいるからって、知らないことだらけだったりする。

子どものことだって、幼少期は全部を共有していたけれど、だんだん誰とどういう付き合い方をしてるかなんてわからない。それを、寂しいと思うか自立と思うか。結局は会話をしていくしかないんだろうなぁ。

 

私自身も、自分の弟のことですらどんな子なのか未だによく知らないもんね。

小さい時の思い出はあっても、兄弟のことなんて母から漏れ伝わってくる情報くらいでほとんど知らない。夕食を一緒に囲んでいた時代はまだなんとなく把握していた気もするけれど、お互い塾ですれ違ったり、同じ家に住んでいても個室にこもっていて顔を合わせることなんてなくなるし。

 

そう思うと、家族で一緒に食事をして会話をする時間って大切なんだなと感じました。

二月の勝者の話とはだいぶずれたけれど、家族内で会話する時間をしっかり持って行こうと思ったことを忘れないように、ここに書き留めておこうと思います。