2018J2リーグ第3節 岐阜戦観戦記(フクアリ) | 酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

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岐阜戦は、残念な敗戦でした。
今季初勝利はお預けでした。
今日も勝手に振り返ります!





2018J2リーグ第3節
フクダ電子アリーナ 3/11 14:00kickoff





ジェフユナイテッド千葉 2 ー 3 FC岐阜
         (前半 1 ー 1)
         (後半 1 ー 2)





スタメン・選手交代

GK ロドリゲス
DF 高木 利弥
DF エベルト
DF 増嶋 竜也
DF 山本 真希
MF 熊谷 アンドリュー
MF 茶島 雄介
MF 矢田 旭(75分 → 指宿 洋史)
FW 為田 大貴(59分 → 清武 功暉)
FW ラリベイ
FW 町田 也真人(62分 → 船山 貴之)



ベンチメンバー

GK 佐藤 優也
DF 溝渕 雄志
DF 鳥海 晃司
MF 小島 秀仁
FW 清武 功暉(59分 ← 為田 大貴)
FW 船山 貴之(62分 ← 町田 也真人)
FW 指宿 洋史(75分 ← 矢田 旭)



得点

25分 茶島 雄介①
34分 田中 パウロ 淳一
58分 永島 悠史
79分 清武 功暉①
90分 風間 宏矢



警告/退場

51分 田森 大己 警告
69分 船山 貴之 警告①
89分 増嶋 竜也 警告①



スタメン・フォーメーション




スタッツ

シュート:12-13
GK:10-11
CK:10-2
直接FK:15-15
間接FK:2-8
オフサイド:2-6
PK:0-0



第3節終了時点
J2リーグ 20位
勝ち点 1
得点 3
失点 5
得失点差 -2
完封試合 1



勝ち
分け①
負け①②



今季得点

ラリベイ①
茶島 雄介①
清武 功暉①



今季警告(累積警告)/退場

増嶋 竜也 警告①/退場①
小島 秀仁 警告①
鳥海 晃司 警告①
船山 貴之 警告①





2週続けて“ホーム”フクアリでの試合でしたが。
今季初勝利とはいきませんでした。



前半先制しながら前半の内に追い付かれ。
後半逆転され、その後追い付くも。
試合終了間際に失点、悔しい敗戦となってしまいました。



選手起用(交代策含め)、戦術やその他。
今日も色々叩かれているエスナイデルジェフですが。
私は、それらの課題よりも。
選手の連携や意図のズレと。
“メンタル面”の課題の方が大きいのかなと。
強く感じています。


戦術的な話や、技術論に関しては。
twitterやネットで指摘されている事は。
チームで当然理解している事と思います。


その上で続けている戦い方です。
戦術的な“欠陥”がどうのこうのとかではなく。
私は今“課題”なのは、そこではないと感じています。



そんな事を、簡単に語ります!
今日も勝手に振り返ります!





今日はまず、“3月11日”の事から。



7年前の3月11日、14時46分。
東日本大震災が起こり。
多くの方が命を失い。
今も多くの方が、震災前の暮らしを取り戻せずにいます。


震災によって起きた“悲劇”は。
決して忘れてはいけないと思います。
常に心の何処かに置いて、風化なんかさせてはいけない事と思います。


ただ、“悲劇”を悲しむだけでは。
先には進めない。
我々は今生きている。
生きていく為には。
“楽しい”とか“面白い”だとかが、絶対に必要です。


“3月11日”は。
命を落とした方達の事を想い、今尚苦労する方達を気遣うと共に。
これからも元気に生きていく為に、前を向いて楽しくする日だと。
勝手に思っています。



試合開始前に、スタジアム全体で黙祷しました。
自然災害は、いつ自分が遭うかもしれない。
誰もが“明日は我が身”と考える必要がありますし。
なにかあった時はお互い様。


日本と日本人の、こうゆう所が私は大好きです。
誰もが、自分の人生の終わりを知らないし予想出来ない。
であるならば、後悔しない様に日々を生きる。
その為には、日々“楽しい”とか“面白い”が絶対に必要です。


亡くなった方や今も苦労する方を想いながら。
人生日々幸せに生きる。
私は、とても大切な事と思います。



結婚して子供を3人授かって。
そういう想いが、更に強くなりました。


日々生きていく事は、とても大変ですし。
嫁さんや子供、要は自分以外を幸せにするって。
更に大変な事と思います。


何が幸せかは、人それぞれと思います。
自分と自分の大切な人達を幸せに出来る様に。
前向きに、明るく楽しく生きていく。


それが、自分に出来る事と思います。
自分に出来る事を、皆が少しづつ。
それが、一番の“道”なのかなと思います。





ここから試合の話です。




まずは今日もメンバーから。


前節水戸戦から、スタメンの変更は1枚。
右CBを、鳥海から前節出場停止だった増嶋への変更のみ。


選手の変更は1枚でしたが。
インサイドハーフは、ここまで右茶島左矢田だったのが。
左右逆の配置でした。


ベンチからは岡野・杉山・勇人が外れ。
溝渕と船山が復帰。


“ディフェンスリーダー”であり“キャプテン”でもある近藤は、今節もベンチ外。
やはり怪我でしょうか。



ジェフは今節も、熊谷をアンカーに置いた“4-3-3”。
岐阜も、アンカー置いた“4-3-3”。


お互いにディフェンスラインが高く。
お互いに“攻撃”に意識の重きを置くチーム同士。


昨季は、“6-4”・“1-3”と多くのゴールが生まれた対戦。
どんな試合になるかと、色々妄想していましたが。
試合は、ジェフが主導権を握るスタートでした。




お互いに“攻撃”をより強く意識し。
前線からプレッシャーを掛け、ディフェンスラインの高いチーム同士の戦い。


前半試合の流れを掴み、相手ゴールにより迫ったのは。
“ホーム”フクアリで戦うジェフでした。



ジェフは前節水戸戦同様、試合開始から飛ばしてきました。


岐阜は、狭いエリアに選手が密集した中で細かくボールを動かし。
そこから大きな展開を狙ってくるチームですが。
試合序盤は、ジェフは岐阜に自由を与えず。


岐阜に自由に“鬼回し”をさせず、ミスを誘いボールを奪い。
岐阜ゴールに向かっていきました。


開始早々右からのクロスに、為田がゴール前まで侵入して合わせた場面等。
きれいな形を作れているのですが。
なかなかシュートを打つ場面を作れない。


“プレビューもどき”で書きましたが。
無理矢理でもシュート打ってやろう、っていう気概が見えないというか。
慎重過ぎるのか、自分で“決めてやる”って意識が薄いのか。
ペナルティエリアまでは迫れるのですが。
シュートで攻撃を終える場面が少ない。


まずシュートを狙って、それがダメな時に次の策を選択する。
この部分で、チームに迷いがあるのかなと。


シュートを打つって判断が遅いから。
相手に対処される訳ですし。
相手に対処されるから、余計に手数が掛かる。


私は、これがまず今の大きな“課題”だと感じます。


技術があるから、一つ二つテンポが遅れてもボールを失わないからなのか。
相手からすれば、ちょこちょこボール動かされるよりも。
真っ直ぐゴールに向かってくるプレーの方が、嫌だと思います。
ペナルティエリア内であれば、下手すればPK取られてしまいますし。


きれいな形を意識し過ぎるのか。
シュートに至る判断が遅く、それが相手を助けてしまっている。


今季は、ラリベイの下の4人が。
所謂ゲームメイカーであったりチャンスメイカーであったりで。
純粋な“アタッカー”タイプの選手が、ベンチに控えている。


矢田はこの試合も、自分で決めるって意識が強かったと思いますが。
為田・茶島・也真人には、もっともっとその辺の意識を強く持ってほしいです。
俺が決めるからボール寄越せってくらいでいいと思います。



前半もう一つ気になったのは。
左右の“バランス”です。


誰が見てもはっきり分かるくらい。
今季ここまでの対戦クラブは、“左WG為田”を警戒してくる。


タテに速く仕掛ける攻撃は、為田とSB高木が後ろに控える左サイドが多い。
右は、也真人・矢田(前節までは茶島)・真希がいる分。
直線的な仕掛けではなく、ボールを動かしながらサイドを突く場面が多いですが。
岐阜戦では前半、ラリベイが右サイドに流れてボールを受ける場面が多かった。


最前線のアタッカーがサイドに流れ起点を作って。
それによって出来たゴール前のスペースに。
逆の左サイドや後ろから選手が入っていく。
これは攻撃の一つの“形”ですが。
それぞれが本来いるポジションを“空ける”プレーになる訳ですから。
ボールをこねくり回さず、シンプルに素早くシュートにもっていきたい展開です。


せっかくラリベイが走ってチャンスを作れても。
その後のプレーが遅いと、更にそれぞれ走って元のポジションに戻らなければ簡単にカウンターくらってしまう危険が高いので。
余計に無駄に疲労が溜まるし、更にシンプルに仕掛ける必要があると感じます。


インサイドハーフの左右を入れ替えたのは。
左右の、攻守両面での“バランス”を考えての事と妄想しますが。
それを考えるならば尚更、シンプルにゴールを狙うプレーを増やす必要があります。
アンカー熊谷を経由した、左右に大きな展開や。
ペナルティエリアまでボールを運ぶ事は出来ているのだから。
ゴールに直結するプレーを、常に最優先の選択肢に。
それが出来れば、ゴールは簡単に増えていくと妄想します。


ミスを恐れない、強い“メンタル”がなければ。
どうしても“次の選択肢”に頭が向いてしまう。
選手には“自信”を持ってプレーしてほしいです。


試合に勝つ事が一番だと思いますが。
日々の練習から、その“下地”を築いてほしいですね。



色々書いてきましたが、先制したのはジェフ。


中盤で熊谷が奪ったボールを、ペナルティエリア前のラリベイに素早く展開。
ラリベイが落としたボールを茶島が受け。
相手ディフェンダーのタイミングを外してシュート。
今季フクアリ初ゴールであり茶島のジェフ初ゴールが、25分に決まります。


ディフェンダーのタイミングを外して、そのディフェンダーがGKの視界を妨げるタイミングでの思い切りのよいシュート。
茶島の能力の高さを感じるゴールでしたし。
ジェフとしては、チームで狙う“形”からのゴールだったと思います。


自分達がボールを動かし圧倒する事で。
試合の流れを支配する事を狙うジェフですが。
相手が構えている時よりも、相手の体勢が整う前にゴール前にボールを供給出来る方が。
よりゴールに近付くプレーな事は明らかです。
エスナイデルジェフとしては、理想的な“ゴールへの形”の一つだと思います。


常にこのプレーを意識する事。
これが大事かなと思います。




しかし茶島の先制ゴールで。
試合は違った意味で動きます。



ジェフは追加点を狙って。
チーム全体で、イケイケドンドンな感じに。


皆走っているのですが。
プレスは単発になりがちで。
更に、相手のパスコースやプレーの選択を制限する様な“連動した”プレスではなく。
単騎で無理矢理仕掛けるプレスに、徐々になってしまいます。


岐阜は、試合開始から。
田中パウロ淳一選手がジェフの左サイド、高木の所を狙って。
大外に張っていました。
バックスタンドで観戦する私の目の前だったので。
注意深く見ていました。


序盤はなんとかディフェンスラインの裏へのボールを阻止出来ていましたが。
ジェフが先制した後。
簡単に“ハイライン”の裏を狙われる場面が増えました。


岐阜の同点ゴールは34分。
オフサイドの掛け損ないからジェフの右SB真希の裏へボールを通され。
GKロドリゲスと岐阜の両WGが対峙する“1-2”の局面を作られ。
最後は田中選手にゴールを決められてしまいます。



この時間帯のジェフは。
今季開幕戦の、試合開始から増嶋退場までのジェフみたいでした。


自分達の“弱点”、アンカーの周りのスペースで相手に自由を与えてしまう事。
それを忘れてしまった様な、フワフワとしたプレーをしてしまった。


選手達は、追加点を奪い自分達のペースにして。
そのまま有利な状況で試合を進めたかったんだと思います。
2試合勝ちが無かったので、尚更そうだったのでしょう。


この辺の、勝ちに“焦る”気持ちが。
試合の流れを変えてしまったのかなと、個人的には感じます。



“アンカーかダブルボランチか”。
この議論が盛んですが。
私の個人的な意見は。
システムではなく試合を“コントロール”出来る選手がいるかどうか。
そう妄想しています。


昨季終盤の“7連勝”は。
アンカー熊谷の“4試合出場停止”とインサイドハーフでチームの“心臓”である也真人の負傷欠場が重なって。
アンカーシステムからだぶるボランチに変更して始まりました。


攻撃的に試合を進め様と思えば。
中盤の底は、1枚よりも2枚の方が。
守りは安定します。
CBの前に2枚いて、前後左右にポジションする事で。
相手の使いたいスペースを消せるからです。


ただ私は。
ダブルボランチにしただけでよくなった、とは考えていません。


キャプテン近藤が、試合の状況に応じてラインを上げ下げし調節した事と。
勇人が中盤底でバランスを見て、スペースの管理やカバー・フォローに走り回った事。
これがあって、システムの変更と合わせて。
“7連勝”出来たと妄想しています。


水戸戦も岐阜戦も。
近藤と勇人はピッチに立っていない。
岐阜戦は、二人共ベンチにすら入っていない。


“ハイプレス・ハイライン”で、攻撃に主眼を置いて戦うのならば。
“バランス”が、とても大事な事と感じます。


私が“プレビューもどき”で、熊谷に“ピッチの皇帝”になってほしいと書いたのは。
中盤の底から攻撃を操るだけではなく。
チーム全体を操ってほしいからです。


前に出て圧力を掛ける時。
無理してでも前に出ていく必要がある時。
意図するプレーが出来なくて、ラインを下げて耐える時。
それを、中盤の底からプレーでチームに伝え。
チームで意図を共有してほしい。


キャプテンでディフェンスリーダーでもある近藤は。
正直昨季無理をさせ過ぎたと感じる。
今季残り全試合90分間プレーしろ、とは言えない。
アンカーシステムであってもダブルボランチであっても。
勇人にも同じ事は言えない。


昨季の主力選手をほぼ残せたといっても。
ディフェンスラインでいえば、GK含め現状昨季からプレーするのは真希のみ。
連携や意図の共有には、まだ時間が必要でしょう。
これからゲリアも新たに加わると考えれば尚更です。


だからこそ、熊谷にはもう一段上のレベルを要求したい。
“ジェフの皇帝”に。
大いに期待しています!





後半は、お互いにノーガードの打ち合いでした。


お互いにディフェンス面で、大きな課題がありましたが。
より勝利に“焦って”自分達のfootballを見失ったのがジェフだったのかなと。



ただ、よい面も見えました。


功暉・船山・指宿がピッチに立ち、ラリベイとプレー出来た時間帯は。
少なくとも、攻撃面では。
昨季好調だった時の面影が見えた。


3人共、自分でゴールに向かっていく姿勢がよかったです。


チーム内の競争で。
こういう面が向上すれば。
これまたゴールは簡単に増えると思います。



もう一つ言うと。
指宿が矢田に代わってピッチに立ってからは。
熊谷と茶島のダブルボランチで、ラリベイの下に指宿の“4-4-1-1”だったと思います。


ダブルボランチでトップ下置くシステムでしたが。
チームで意図を共有出来ていないので。
ディフェンス面では本当にノーガードでした。


システム・戦術論よりも。
連携と意図の共有、これの方が大事なんだなと。
改めて感じました。


後半最後の方は。
高木は上がったままだし、増嶋はタイミング合っていないし。
ダブルボランチの所がフィルターにならないし。
エベルトと真希は、本当に大変そうでした。
あれは足が付いていかなくても、多少はしょうがないよ。





色々書いてきましたが。
課題がはっきりしているので。
私は、前向きに捉えています。



近藤と勇人の“個人的な感覚”が、ある意味昨季は支えでしたが。
それをチームで共有出来る様になる為に。
今チームは奮闘しているのだと妄想しています。


その辺がはっきりしているので。
私は、3試合勝てなくても。
割りとすっきりしています。
もちろん早く勝ちたいですが!




今夜はこの辺で終わりにします。


昨夜からお姉ちゃんが熱を出してしまって。
時間が無くて、途中からかなり簡単にしてしまいました。


毎度こんな感じですが。
また今後ともお相手いただけると幸いです。





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今日の一言「“アンカーかダブルボランチか”だけじゃないと妄想しています!」