2017J2リーグ第31節 ヴェルディ戦観戦記(フクアリ) | 酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

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2試合続けて“ホーム”フクアリで勝利ならず。
ただエスナイデルジェフは、いい試合してくれたと思います。
今日も勝手に振り返ります!





2017J2リーグ第31節
フクダ電子アリーナ 9/2 18:00kickoff





ジェフユナイテッド千葉 2 ー 2 東京ヴェルディ
         (前半 0 ー 0)
         (後半 2 ー 2)





スタメン・選手交代

GK ルイス・オヘーダ
DF 乾 貴哉
DF 近藤 直也
DF 若狭 大志
DF 山本 真希
MF 佐藤 勇人
MF 矢田 旭
MF 町田 也真人
FW 清武 功暉(81分 → 指宿 洋史)
FW ラリベイ
FW ホルヘ・サリーナス(65分 → 大久保 裕樹)



ベンチメンバー

GK 佐藤 優也
DF 多々良 敦斗
DF 大久保 裕樹(65分 ← ホルヘ・サリーナス)
DF 比嘉 祐介
MF 高橋 壱晟
FW 船山 貴之
FW 指宿 洋史(81分 ← 清武 功暉)



得点

51分 ラリベイ⑬
71分 大久保 裕樹①



警告/退場

28分 乾 貴哉 警告⑤
29分 清武 功暉 警告⑤
44分 近藤 直也 警告④(次節累積)



スタメン・フォーメーション




スタッツ

シュート:11-13
GK:6-10
CK:3-5
直接FK:19-22
間接FK:1-0
オフサイド:1-0
PK:0-0



第31節時点
J2リーグ 12位
勝ち点 44
得点 49
失点 46
得失点差 +3
完封試合 8



勝ち①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫
分け①②③④⑤⑥⑦⑧
負け①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪



今季得点

ラリベイ①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬
清武 功暉①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪
船山 貴之①②③④
町田 也真人①②③④
指宿 洋史①②③
高橋 壱晟①②
山本 真希①②
近藤 直也①②
乾 貴哉①②
アランダ①②
キム・ボムヨン①②
西野 貴治①
大久保 裕樹①



今季警告(累積警告)/退場

若狭 大志 警告①/退場①
大久保 裕樹 警告①②(退場①)
佐藤 勇人 警告②③(退場①)
熊谷 アンドリュー警告⑧(累積③)
乾 貴哉 警告⑤(累積①)
清武 功暉 警告⑤(累積①)
町田 也真人 警告④(累積①)
ラリベイ 警告④(累積①)
近藤 直也 警告④(次節累積)
多々良 敦斗 警告③
佐藤 優也 警告③
船山 貴之 警告②
アランダ 警告②
羽生 直剛 警告①
イ・ジュヨン 警告①
西野 貴治 警告①
ホルヘ・サリーナス 警告①
キム・ボムヨン 警告①
岡野 洵 警告①
高橋 壱晟 警告①





3試合勝ちの無かったジェフ。
“ホーム”フクアリでの連戦でしたが。
ヴェルディに勝つ事は出来ず。


第28節に湘南に負けるまで。
今季のジェフは、“ホーム”フクアリで“無敗”でした。


しかし“ホーム”フクアリで湘南・岐阜に連敗。
勝利を目指したヴェルディ戦でも、勝利する事は出来ませんでした。



湘南戦は、何故勝てなかったのか。
未だに理解出来ない試合でした。
岐阜戦は、自分達がやりたい事を。
完全に相手にやられ、必然の敗戦でした。


ヴェルディ戦はどうだったか。
色々な見方や考え方があると思いますが。
勝っていても負けていても、おかしくなかった試合と思います。


そういう意味では、“ドロー決着”が妥当な試合だったかもしれません。
ただ私はジェフを応援しているので。
ジェフが勝つべき試合だったと感じています。



試合当日は、弟君が熱を出してしまって。
お兄ちゃんと、2試合続けて2人参戦でした。


フクアリからの帰り道。
お父さんずっとお兄ちゃんに、“残念だったね”と話をしていました。
それくらい“残念”で勝てなくて“悔しい”試合でした。


色々な見方や意見があるでしょう。
私は、そう強く感じました。




また遅い更新なので。
簡単に書こうと思います。


今日も勝手に振り返ります!





まずは今日もメンバーから。


ジェフは前節岐阜戦から、スタメン7人変更でした。



前節累積警告で出場停止だったラリベイ・功暉・也真人が復帰。
代わって指宿がベンチに、為田とアランダがベンチ外に。


2度目の累積警告で、今節と次節2試合出場停止の熊谷に代わって。
勇人がアンカーに。


出場停止以外では。
右WG船山がベンチで、代わってサリーナスが先発。
(多分)怪我のボムヨンに代わって若狭がCBで先発。
右SBは溝渕に代わって真希。


スタメン11人とベンチ7人で考えると。
為田・アランダ・熊谷・溝渕・ボムヨンの5人がベンチから外れ。
代わってラリベイ・功暉・也真人・壱晟・大久保が復帰。



前節岐阜戦は、攻撃の中心である3人が出場停止で。
色々と話題になりましたが。
チームの“変化”という意味では。
今節の方が大きかったと思います。


まず“アンカー”が代わった事と。
“CB”ボムヨンが出場出来なかった事。
この2点は、チームに大きく影響のある事と思います。


もう一つ。
右WGが船山からサリーナスに、右SBが溝渕から真希に。
これも、チームに大きな変化を与えたと思います。





ここから、超簡単に試合を振り返ります。




ジェフは選手が多く入れ替わっていますが。
これまで通りの“4-3-3”でスタート。


対するロティーナヴェルディも。
ここ最近“4-3-3”にシステムを変更し。
ジェフ戦まで4連勝していました。
この試合でも、“4-3-3”でした。



前半は、ヴェルディの流れだったと思います。


試合開始から、全力で飛ばしてきたヴェルディ。
お互いに同じシステム、それぞれのポジションで激しい戦いがあり。
見ていて面白い試合でした。



ジェフ側から見ると。
まず、アンカーとCBが違う。
次に右サイドの組み合わせが違う。
これで、若干戸惑いというか。
チームが迷ってしまった部分があった。


勇人は、熊谷と比べて。
ポジショニングやバランス感覚に優れ。
ディフェンス時は危険なエリアに寄せていき。
出来るだけファールを取られずに、ボールにチェック・狩りにいく。
常にセカンドボールに備え。
尚且つ自分から積極的にゴール前まで飛び出していき。
常にゴールのチャンスを狙っている。


勇人は、熊谷と比べて。
よりセーフティーなパスを選択するし。
リスクを伴うサイドチェンジのロングパスや。
一つ二つ選手を通り越すパスは、基本的に選択しない。
自分で中盤でボールをキープし、そこから周りを活かすタイプのプレーは少ない。
どちらかと言えば、攻撃面では活かされる選手。
ポジショニングやバランス感覚に優れた分。
ファールしてでも止めにいくってプレーが少ない。


どっちがいい悪いという話ではなく。
チームの要となる“アンカー”でプレーする選手が変われば。
チームとして、戦い方を微調整する必要がある。


熊谷にも勇人にも。
それぞれ優れた点や特徴がある。
それを、特に前半は。
もう少しチームで意識したかった。



これは、アンカーだけの話ではなく。
右サイドやCBも同じ話です。


右SBでプレーした真希。
溝渕や北爪と比較すれば。
技術が高く、自分の所からボールを動かしゲームを作れる。
しかしスピードや勢いのある仕掛け、攻守にトップスピードで走り続ける事は出来ない。


右WGでプレーしたサリーナス。
船山は、常にスペースや相手の隙を探して。
そこでボールを受ける事に長けますが。
サリーナスはどちらかと言えば、足元でボールを受け。
そこから自分含めチームを動かすプレーがしたいんだと思います。


CBでプレーした若狭。
純粋に“CB”として考えれば。
ボムヨンよりも適任だし、もちろん経験値も高い。
しかしエスナイデルさんの求める“CB”と考えると。
ボムヨンの仕掛けや、左足で後方から正確なロングボールを蹴れる事が評価されていたと思いますが。
若狭のよさや特徴は、当然ボムヨンとは違う。


これもアンカーの話同様、どっちがいい悪いって話ではありません。



同じ戦術・フォーメーションで戦うといっても。
選手にはそれぞれ得意なプレーや特徴があり。
誰が出場しても完全に“同じチーム”になる訳ではない。


約束事や“最低限”求められるプレーはあると思いますが。
その上で、ピッチに立つ選手11人の、特徴やよいプレーを引き出す戦い方をしなければいけない。


この点で、前半のジェフはヴェルディ相手に苦労し。
ヴェルディの流れだったと思います。



ヴェルディはジェフと同じ“4-3-3”。
各ポジションで選手が直接ぶつかり合う展開。
お互いに“ハイプレス”を仕掛けますが。
ジェフは前半連携ミスやプレーの意図が合わず。
パスミスでボールを失う場面が多かった。


ヴェルディは、私が勝手に描いていたイメージとは違って。
隙を見れば、長いボールを積極的に使い。
前線のアタッカーにボールを当ててきた。


後方でGK含めボールを動かし。
相手が食い付いてきたら、ラリベイや船山にロングボールもしくはサイドチェンジ。
エスナイデルジェフの、攻撃スタートのパターンとは少し違いますが。
ヴェルディも、“ハイプレス”にロングボールを合わせてくる。


しかもヴェルディの前線には。
アラン・ピニェイロとドウグラス・ヴィエイラという。
ボールを受けるだけでなく。
そこから一人で勝手に相手ゴールに向かっていける選手がいました。


ジェフはパスミスが多く。
連携も今一つで、なかなか前で時間を作れない。
後ろにヴェルディの、怖い怖いアタッカーが構える。
これで、若干意識の“重心”が下がり。
より前に進むパワーが出てこない。



前半は、こんな流れだったと感じます。
ただジェフは、ヴェルディに決定機やシュートチャンスは。
ほぼ作らせなかった。


“アンカー”勇人のカバー・フォロー・ポジショニングが。
とても秀逸だったと思います。
チーム全体としても。
攻撃面では、若干ちぐはぐでしたが。
肝心な所は締めて、ヴェルディの攻撃をチャンスの一歩手前で防げていた。


私は、ビールたらふく飲みながら。
前半なんとか凌げれば、ハーフタイムに修正して勝てる。
理由も根拠も無く、勝手にそう感じていました。


ジェフはよくないながらも。
前半を無失点で終え、後半へ。
ここから試合は大きく動きます。



それぞれ書いてきた事は。
後半に修正出来たと思っています。


だからこそ勝ちたかったし。
私の目には、ジェフが勝たなければいけない試合に見えました。




後半開始から。
ジェフは修正してきました。



前半のジェフの出来は。
同じフォーメーションで、試合開始から全力で攻守に仕掛けてくるヴェルディに。
精神的に少し受けに回ってしまった事が。
大きな要因の一つと思います。


後手を踏んで、後追いのプレーが増えるから。
運動量も上がらないというか。
前向きに走れている感覚が、見ている人には感じ難かったと思います。



後半はスタートから。
後方から落ち着いてボールを動かし。
ピッチを広く使って攻めるという。
いつものfootballが出来た。


落ち着けたから、ボールが動くテンポも速くなり。
両SBが前を向いて仕掛けられるし。
前でラリベイが時間を作ってくれる。
そしてインサイドハーフの2人、也真人と矢田が縦横無尽に攻守に走り。
いつものエスナイデルジェフらしくなってきます。



ジェフの先制点は51分。
両サイド大外深くまでボールを動かせる様になり。
後半3本目くらいのクロスと、左からの功暉のロングスローからのプレー。


乾が粘って、こぼれたボールを功暉が左足でクロス。
也真人がニアで競って、落ちてきたボールをラリベイがワントラップしてシュート。


前にディフェンスの選手が数人構える中で。
右足アウトサイドに掛けた、素晴らしいシュートで先制!


前にも書きましたが。
意図する様にボールを足に当てられれば、ゴールは何処からでも奪える。
ラリベイの素晴らしい技術とセンスの見えた。
最高のゴールでした。



しかし56分、直ぐにヴェルディに追い付かれます。
ヴェルディが左サイドからサイドチェンジのパス。
これを簡単にゴール前に展開され。
ドウグラスにフリーでシュートを決められてしまいます。


何処のクラブでもそうですが。
左右にボールを動かされた時のディフェンスは。
ジェフも課題ですね。



せっかく自分達の流れに出来た試合ですが。
再びミスから失点。


61分、CBとGKの間に落とされたボールを。
飛び出してきたGKオヘーダがヘディングでクリアしますが。
これがフリーの梶川の足元にこぼれ。
無人のゴールにシュート決められ、逆転されてしまいます。


このプレー、色々な意見を見ましたが。
私はオヘーダのミスではなく。
ドウグラスにCBが2枚でいってしまった事で。
梶川をフリーにしてしまった事。
チームで前に出ている場面だったので。
アンカー勇人のカバーも間に合わなかった。
要するに、その前のボールの失い方が悪かった。
そういう事と思います。


しかし今の戦い方をしていれば。
この課題は、早い事なんとかしたいですね。




ここでエスナイデルさんが動きます。
右WGサリーナスに代えて大久保。
大久保は左のCBに入り。
チームは“3-5-2”にシフトチェンジ。


乾・真希の両SBを前に上げ。
ラリベイと功暉の2トップへ。


これで、直ぐに同点に追い付きます。



左からのCK。
矢田のキックは、跳ね返され右サイドに。
このボールを再び左サイドの矢田に展開。
矢田がタテに仕掛けクロス。
これに、ファーに構える大久保がヘディング。
ジェフが直ぐに追い付きます。


大久保は、ジェフに加入して初ゴール。
システム変えて、大久保がCBに入った事で。
ジェフは落ち着きを取り戻します。
大久保がピッチに立った事は、ジェフにとって本当に大きかったと思います。



この後、お互いに打ち合う様な展開になりますが。
後半、先に足が止まったのはヴェルディです。
“夏場の失速”が季語だったジェフが。
後半に相手に走力で優っている。
これこそ、エスナイデルさんの大きな功績と思いますし。
過去7年とは違った未来を見せてくれると。
酔っ払い大いに期待していますよ!



81分、功暉に代えて指宿。
私が超期待している、ラリベイと指宿の“反則2トップ”に。


大久保のロングスローもあり。
足の止まり出したヴェルディを圧倒し。
いくつか決定的なチャンスを作りますが。
最後まで逆転ゴールは生まれず。


ただ、試合最終盤の。
ラリベイ・矢田・也真人・勇人のプレーは。
本当に素晴らしかったですし。
ピッチに立つ全員が、最後まで走り戦えていた。


勝てなかった事は、心の底から残念でしたが。
ジェフは間違い無く進化・前進出来ている。
そう感じる事が出来た試合でした。



熊谷がいなかった。
後半途中から船山が出てくると思っていましたが。
システム変えて、交代選手は2人で戦い切った。
しばらくメンバー固定してきた試合とは。
まったく同じとは言えませんが。
同じレベルで、よい試合が出来た。


私は、とてもいい試合してくれたと思っていますし。
フクアリの雰囲気も、とてもよかった。


今の順位や勝ち点を考えれば。
甘いと言われるかもしれませんが。
チームの進化・前進を、改めて感じる事が出来た。


勝てなかったから100点ではありませんが。
面白く楽しく、そしてよい試合でした。





今のfootballを継続出来れば。
ジェフはもっともっと上にいける。


そう強く感じました。
今日はもう疲れてしまったので。
この辺で終わりにします。


今日色々書いた事は。
次の群馬戦のプレビューで書ければと思います。





今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。



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今日の一言「勇人素晴らしかったよ。次も頼んだぜ!」