2017J2リーグ第8節 山口戦観戦記(DAZN) | 酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

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5試合振りの勝利です!
勝っただけではなく、いい試合したと思います。
今日も勝手に振り返ります!





2017J2リーグ第8節
維新百年記念公園陸上競技場 4/15 14:00kickoff





ジェフユナイテッド千葉 1 ー 0 レノファ山口FC
         (前半 0 ー 0)
         (後半 1 ー 0)





スタメン・選手交代

GK 佐藤 優也
DF キム・ボムヨン
DF 近藤 直也
DF 若狭 大志
MF 熊谷 アンドリュー(76分 → 羽生 直剛)
MF ホルヘ・サリーナス(61分 → ラリベイ)
MF 北爪 健吾
MF 高橋 壱晟
MF 町田 也真人
FW 船山 貴之
FW 清武 功暉(68分 → 菅嶋 弘希)



ベンチメンバー

GK 山本 海人
DF 多々良 敦斗
DF 比嘉 祐介
MF 山本 真希
MF 羽生 直剛(76分 ← 熊谷 アンドリュー)
FW ラリベイ(61分 ← ホルヘ・サリーナス)
FW 菅嶋 弘希(68分 ← 清武 功暉)



得点

90+1分 ラリベイ①



警告/退場

19分 清武 功暉 警告③



スタメン・フォーメーション




スタッツ

シュート:18-6
GK:2-13
CK:10-1
直接FK:12-17
間接FK:6-3
オフサイド:6-3
PK:1-0



第8節時点
J2リーグ 12位
勝ち点 12
得点 9
失点 9
得失点差 0
完封試合 3



勝ち①②③
分け①②③
負け①②



今季得点

清武 功暉①②③
町田 也真人①
船山 貴之①
西野 貴治①
近藤 直也①
高橋 壱晟①
ラリベイ①



今季警告(累積警告)/退場

清武 功暉 警告③
多々良 敦斗 警告②
町田 也真人 警告②
ラリベイ 警告②
船山 貴之 警告①
アランダ 警告①
羽生 直剛 警告①
イ・ジュヨン 警告①
西野 貴治 警告①
ホルヘ・サリーナス 警告①
佐藤 優也 警告①
熊谷 アンドリュー 警告①





5試合振りの勝利です!
やっぱり“勝つ”っていいですよね!


試合前は、アランダの未確認情報や。
3バックか4バックか等。
色々話題がありました。



試合としては。
ジェフはやりたい事が出来て。
山口を圧倒する事が出来た。
唯一足りなかったのは“ゴール”。
それも試合終了間際に、PKでしたが。
ラリベイが今季初ゴール。


もちろん“ゴール”が無ければ、勝つ事は出来ない。
そういう意味では、もやもやする試合でしたが。
エスナイデルジェフが、ブレずに真っ直ぐ進めている事を確認出来た試合でしたし。
尚且つ勝つ事が出来た。
私は、楽しくて面白くて“よい試合”だったと思います。



山口戦も、色々な意見や見方があると思います。
私は私なりの、勝手な印象や意見を。
勝手につらつら書こうと思います!


今日も勝手に振り返ります!





今日もまずメンバーから振り返ります。


スタメンは3人変更。
前から、2トップのラリベイを船山に。
右インサイドハーフを真希から也真人に。
右CBを多々良から若狭に。
それぞれ変更。


ベンチから勇人が外れ。
菅嶋がベンチ入り。
酔っ払いが期待する菅嶋は、今季初のベンチ入り。
逆に、チームに多くをもたらす事が出来るであろうと酔っ払いが妄想する勇人がベンチ外へ。


話題のアランダは、2試合続けてベンチ外。
色々話は聞きますが。
酔っ払いには真相は分かりません。


戦術的な意味で、こういう事なのかなと。
思う事はありますが。
スタメン外れるだけでなく、ベンチからも外れるっていうのは。
同じアンカー候補の勇人もベンチ外ですし。
なんででしょう。
この辺に、エスナイデルさんの意図が表れているのかもしれませんね。



ジェフはこの試合も。
“アンカー”置いた“3-5-2”。
対する山口は“4-2-3-1”。
久し振りに4バックのチームとの対戦でした。





ここから、具体的に試合を振り返ります。




まず対戦相手の山口。
昨季J2に昇格し、今季はJ2で2シーズン目。
昨季は、ワンタッチツータッチでボールを動かすfootballで。
J2リーグで旋風を起こしました。


ジェフはアウェーで負け、“ホーム”フクアリで引き分け。
山口に勝つ事が出来ませんでした。


今季は昨季の中心的な選手が移籍し。
戦力的には厳しいんだと思いますが。
継続して指揮を取る上野監督の元。
昨季と変わらぬfootballを目指しているのだと思います。



山口は、本来はワンタッチツータッチで細かくボールを動かし。
相手の隙や裏を狙うfootballを目指しているのだと思いますが。
この試合では。
自分達が“本来目指す”footballよりも。
ジェフの“ハイライン”の裏を狙うfootballを仕掛けてきました。


私が何度も書いてきた。
“自分達のfootball”よりも、あからさまなジェフの“弱点”を狙う戦い方。
山口は、そういう選択してきました。


私は、DAZN参戦でしたが。
試合が始まって直ぐに、それに気が付いて。
ジェフは、“ハイライン”の裏を狙う山口の中盤を。
どれだけ抑えられるか。
ここに目がいきました。



3バックで“3-5-2”のジェフと。
4バックで“4-2-3-1”の山口。
お互いにポジションの“ミスマッチ”があり。
そこをお互いにどう突いて、どうカバーするのか。
そこが試合前からの注目ポイントだったのですが。
試合序盤は、山口のやりたい事を抑えられなかったと思います。


ジェフは2トップが、山口の2枚のCBにチェックにいきますが。
山口のSBへの対応が、ちょっと曖昧でした。


2枚のインサイドハーフと両WBが。
重なってサイドにプレッシャーにいく場面が多く。
そこで交わされると、中にいる山口のダブルボランチがフリーで。
そこから“ハイライン”の裏を狙われます。


特にジェフの左サイド。
サリーナスは、前に出ていく事が持ち味で。
理詰めでポジション取って守るタイプではない。
後ろの左CBキム・ボムヨンは。
基本はサイドのプレーヤーだし、チャンスがあればどんどん前に出てくる。


ここまでの試合と同じ様に。
山口もジェフの左サイドを狙ってきました。
インサイドハーフだけでなく2トップまで左サイドをケアするから。
なおさら中が空く。


“ハイプレス・ハイライン”戦術で、相手を圧倒しながら。
試合序盤は、この展開で。
ジェフは少し苦労します。


ただ、失礼を承知で言えば。
この試合の山口は。
“自分達のfootball”よりも、ジェフの“ハイライン”の裏狙い一辺倒だった。
もう少しボールを動かされて。
その上でゴールに向かってくれば。
もっともっと怖かったと思いますが。
真ん中のダブルボランチは、簡単にジェフの“ハイライン”の裏を狙ってきた。
これは、ジェフにとってありがたかったと思いますし。
“ハイラインのエサ”に引っ掛かったと思います。




この試合が、ここまでとは違った事は。
前半途中でシステムを変え。
相手に対処してきた事です。


メンバーは代えずに。
右WB北爪を1列下げ、4バックに。
左WBサリーナスを右WGに
2トップの1枚船山を左WGに。
前半30分くらいで、ジェフは“4-3-3”に移行。
“4-2-3-1”の山口に対して、同じ4バックに変更して対処。
これで、試合の流れは完全にジェフに。



サイドに展開され、そこに選手が吊られ。
真ん中が空いてしまう事が解消出来て。
ジェフの“ハイプレス”が、山口を追い詰めます。
また逆に、ジェフはサイドのスペースを上手く使う事が出来。
山口を、攻守に圧倒し押し込みます。


山口は、本来の“自分達のfootball”を仕掛けてきた方が。
ジェフにとっては、やりづらかったと思います。
裏ばかり狙ってきて。
ジェフが4バックになってからは。
事故みたいな失点しか予想出来ませんでした。


局所局所では、山口のボールの動かし方はさすがだなと思いましたが。
最後の結論が、ジェフの“ハイライン”の裏狙い。
これは、本当にジェフにとってありがたかったと思います。


確かに危ない場面は、一つか二つありましたが。
こんなのは、エスナイデルジェフとしては想定の範囲内。
前半途中でシステムを変え。
最後まで“自分達のfootball”をやり切ったエスナイデルジェフの。
完全な勝利だと思います。



山口は、中盤のど真ん中に。
昨季の様に“王様”がいれば。
この試合の展開も、違ったものになったかなと思いますが。
対策してきたのに、ジェフを超えられなかった。
これは、ジェフにとって。
“自信”につながる試合だったと思います。


優也の大活躍や。
オフサイド取れるかどうかのギリギリの駆け引きや。
そういった事は、見てる方からすると。
ハラハラドキドキなんですが。
チームは、ある程度分かってやっている。


ネタにして騒ぐ人の言う事も、多少は理解出来ますが。
エスナイデルジェフは、そんなに無鉄砲な事はやっていない。
これも、私の正直な印象というか感想です。




結論として。
私は、エスナイデルジェフがよい試合をして。
前半途中からのフォーメーション変更を含め、相手の対策に完全に勝ち。
攻守に圧倒出来た試合だと思います。


ジェフとしては。
サイドに選手が引っ張られてしまう展開で。
中でボールを動かされ、結果ジェフの選手も動かされてしまう方が。
嫌な展開だった。


山口がジェフの“ハイライン”の裏狙いにフォーカスしてくると判断し。
4バックの“4-3-3”にフォーメーションを変更し。
サイドと中のバランスを修正し。
“ハイライン”を維持しながら“ハイプレス”で相手を仕留める。
狙い通りの試合を展開出来たと思います。
山口は、自分達のペースでボールを動かせれば。
なかなか手強いチームだと思いますが。
引いて守ったり、いつもはやらない事をやると“打たれ弱い”印象ですが。
ジェフは、そういう試合展開に持ち込む事が出来た。



昨季のアウェーゲームでは。
1分間に2点獲られたり、ボコボコにやられてしまいましたが。
同じfootballを、同じ監督の元継続する山口相手に。
ボール支配率は66%、シュートはジェフ18本に対して山口6本(公式記録)。
パス数はジェフ688本に対して山口337本、その成功率はジェフ80%に対して山口60%。
コーナーキックはジェフ10本に対して山口1本。


ロスタイムのPKによる1ゴールのみ、という結果が不思議なくらい。
ジェフは攻守に相手を圧倒出来た。
前半から、壱晟・船山・北爪・也真人と決定的な場面を作りながら。
結局はPKの1点のみというのは、大きな課題ではありますが。
自分達のやりたい“試合展開”に持ち込むって事は。
勝てなかった京都戦や群馬戦に続いて、出来てきていると思います。



也真人の復帰は、何よりも大きい。
誰がどう見ても、“ハイプレス”戦術の肝は也真人。
これは確かな事ですし。
“ハイライン”戦術を支える、本当の“大黒柱”はGK佐藤優也。
この2点は間違い無い事と思います。


この“2人”の事は、当たり前の事なので省きますが。
エスナイデルジェフが“やりたい”試合が出来るのは。
右サイドの北爪と、CBや左サイドでプレーする“新加入”のキム・ボムヨン。
この2人に依る部分が、とても大きいと思います。


もう1点は。
インサイドハーフでプレーする高橋壱晟と。
ラリベイ・功暉・船山の内2人がスタメンでプレーし。
途中から残った1人が出てくる“2トップ”。
これが、とても大きな意味があると思っています。


細かい事は、次の“プレビューもどき”に書きます。
そこまでは、今夜書けないので。



一つだけ書きます。
“アンカー”のポジションについて。


“ホーム”フクアリでの京都戦や群馬戦。
そして今節山口戦を見て。
エスナイデルさんは、アンカーは広範囲に動いてボール奪取やカバー・フォローに走るのではなく。
中盤底のポジションを維持し。
そこでCBやインサイドハーフとボールを動かしながら。
ゲームを作る事を要求しているのかなと。
酔っ払い、勝手に感じ始めました。


ポジションを“空けて”しまわずに。
そこにいて、そこでボールを動かしゲームを作る。
これを求めているのかなと。


3節で対戦した名古屋の様に。
ボールをポゼッションしてがっぷり組み合ってくる様な相手に対しては。
広範囲に動けて、カバー・フォローの意識の高い選手の方が。
チームにとって助かる選手と思いますが。
単純に“ハイラインの裏”を狙ってくる相手に対しては。
中盤での“守備的な意識・能力”よりも。
攻撃的な前線の選手にボールを“配る”事に、重きを置いているのかなと。


アランダは、攻守において“現代的”なセントラルプレーヤーだと思います。
ボールにいち早くチェックにいく事が出来るし。
そこでボールを奪い切る事が出来るし。
ボールを奪えなくても、相手の“次のプレー”を制限する事が出来る。
広範囲に動き、カバー・フォローといったプレーへの意識も高い。
SBでもプレー出来るし、“中盤のディフェンス”をよく理解している。


ここ3試合、アンカーでスタメンの熊谷。
私は、所謂“昔の10番”タイプの選手と思います。
自分はあまり動かず、自分のプレーで周りを動かす。
1本のパスで、試合を劇的に動かす。
現在のfootballでは、絶滅危惧種のタイプ。
ギュンター・ネッツァーやリベリーノのといった。
所謂“天才肌の10番”タイプ。


それゆえ、レンタル元のマリノスではなかなかポジションを掴めなかったのかなと。
昨季所属した金沢は、熊谷に“10番”を与えて“王様”としてプレーさせたから。
よいプレーして輝いたのかなと。


アランダ不在時に。
勇人や真希ではなく、熊谷を使い続けるエスナイデルさん。
私は、勝手にこんな事を妄想しています。
逆に言えば、アランダが怪我したら終わりって言う意見に対して。
エスナイデルさんの“ハイプレス・ハイライン”戦術は。
そんなに個人に依存した、底の浅いfootballじゃないよっていう。
強烈な反論なのかな、とも思っています。


酔っ払いの妄想ですから。
間違えていたら、スルーして静かにほっといてやって下さい。
でも、酔っ払い割りと真面目に考えてます!





色々語りたい事はありますが。
今日はここらでお仕舞いにします。



最後に、壱晟のプレーに関して。


私はDAZN参戦で、何度も該当するプレーを見ましたが。
お互いに身体を張りながら走って、最後は山口の選手の手が掛かっていたと思います。


レフリーの判定が、正しかったかどうか。
それを私が判断する事は出来ませんが。
山口の選手が、壱晟にまったく触れていない事は無い筈です。


お互いに身体ぶつけながらボールを追い。
先に山口の選手が転けた。
その時に、手が壱晟に掛かってる。
勢い余って倒れた壱晟は、ダイブでも柿谷でもない。
それをファールと判定したレフリー。
私は妥当な判断だと思います。


このプレーをPKと判断した事が正しいかどうかは。
私には決められませんが。
壱晟が、PKもらう為に柿谷になったなんて事はないし。
そういう事言う“専門家”から、壱晟を守らないといけない。
必死のプレーを演技と言う人から、守らないといけない。
プレーは堂々としているし、さっき書いた様にエスナイデルジェフの“中心的”存在ですが。
素顔は、つい先月高校卒業した若者ですよ。
サポが守らないでどうするんですか。
ましてやネタにして楽しんでる人は、何様なんですか。
私は、そう強く思います。


ユナパ行って土下座してこいよ。
最初に見た時は、本当にそう思いましたよ。



今日はここで終わりにします!





今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。



HP作りました。
犬小屋(酔っ払った犬(♂)のお家)
こちらも是非宜しくお願いします!



毎度毎度、本当にありがとうございます!
あんなに適当に終わらせてしまった記事までお相手いただいて。
本当に感謝していますし。
勝手にやっている事ですが、もっとキチンと書かなくてはと。
改めて感じました。
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今日の一言「“勝ち”よりもうれしいものはないね!」