2016J2リーグ第2節 岡山戦プレビューもどき | 酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

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劇的な勝利を収めたJ2リーグ開幕戦。
次節は今季最初のアウェー戦です。
今日も勝手にプレビューします!





2016J2リーグ第2節
ジェフユナイテッド千葉 VS ファジアーノ岡山
シティライトスタジアム 3/6 14:00kickoff





前節 2位
勝点 3
得点 2
失点 1
差 +1 
完封 0



今季得点

吉田 眞紀人①
長澤 和輝①



今季警告/退場

エウトン 警告①
多々良 敦斗 警告①





劇的な勝利を収めたJ2開幕戦。
ホーム・フクアリ開幕戦でもありました。


次節は今季最初のアウェーゲーム。
J2降格以降、アウェーで弱い弱いと言われ続けたジェフが。
生まれ変わった今季はアウェーで勝てるか。


相手は、元代表選手や現役オリンピック代表選手を擁する岡山。
昨季はジェフよりも下のJ2で11位でしたが。
今季は、より注意するべき相手と酔っ払い思っています。


ジェフは開幕戦で露になった課題を解消し。
一歩でも進化出来るか。
強い相手との、J2リーグ戦での対戦で。
新たにはっきりしてくる事もあると思います。


今日も酔っ払い、勝手に語ります!





開幕戦、ホームフクアリでの徳島戦。
結果だけ見れば、劇的なロスタイム逆転勝利ですが。
90分の中で、より自分達のやりたい事が出来ていたのは。
間違いなく徳島だったと思います。




今季のジェフ。
ピッチに立つ選手の技術やスピードは。
明らかに昨季よりもレベルが高いと。
ここまでの試合を見て感じます。


ジェフが好きだから、贔屓目に言う訳ではなく。
アランダ・エウトンの南米コンビや。
CB近藤、SB阿部、FW船山、ドイツ帰りのMF長澤なんかは。
何故J2のジェフに移籍してきてくれたのか。
っていうくらいのレベルの選手と思う。


ここに挙げた選手以外も。
もちろんレベルが高い選手が揃っていて。
チーム内でのポジション争いは。
とても厳しい競争と思う。



その、レベルの高い選手が揃っていて。
プレシーズンには、J1クラブに互角以上に渡り合えたジェフが。
何故J2のリーグ戦で、思う様に戦えないのか。


毎年突き付けられる課題です。
相手のやりたい事をさせない事をまず考え。
相手の隙を突く事を中心に考える多くのJ2クラブに。
過去6年間、散々やられてきました。


徳島戦も、その延長と考えがちと思いますが。
私は、ジェフ自身の問題なんだと。
今季の開幕戦は感じました。




昨季から選手が大幅に入れ替わった今季のジェフ。
開幕戦徳島戦のスタメンとベンチには。
昨季から在籍する選手は。
スタメンに遥也と富澤、ベンチに勇人の3人のみ。


J2クラブ相手の苦手意識や。
変に構える事は。
新たに加わった選手達には無かったはずだと思っています。


では何故、あの様な試合になってしまったのか。
慎重過ぎる意識と。
チームで意図を共有出来なかったミス。
酔っ払い、勝手にそう感じています。


開幕戦、どこのクラブも。
もちろん勝って勢いに乗りたいと考えます。
同時に、特にホームで戦うクラブは。
負けたくない、って気持ちも強いはずだと思います。


私は、それが悪い方向に作用してしまった。
そう思っています。



具体的には。
ジェフのボランチは、アランダと富澤のコンビ。
富澤の起用は。
高さと強さ、ディフェンス面を考えての選択と思います。
如何にゴールを奪うか、というよりは。
まずは手堅く守る、という意味での起用だと思っています。


実際に試合の中で。
アランダはCBの間に降りてきたり、低いポジションでボールを受け。
低いポジションからパスを散らしたり、タテパスを狙う展開。
相方の富澤も。
あまり高いポジションには顔を出さず。
タテの関係ではなく、ヨコの関係でした。
ちょっと無理矢理なロングボールも多かった。


中盤ど真ん中の二人が、低いポジション取り。
しかし前線のFW船山と右SH小池は。
タテを強く意識し、特に船山は常に相手ディフェンスラインの裏のスペースを狙う動き。
後ろからのロングボールを連発する展開に。
FWエウトンは、センターライン付近でポストプレー。
左SHの遥也は、ボールをキープし仕掛けるも。
フォローが少なく、攻撃は単発的に。


対する徳島。
フォーメーションはジェフと同じ4-4-2。
徳島は、ジェフの“攻守の中心”アランダを避ける様に。
スピードと技術のある2トップにタテパスを入れてきます。


2トップに入ったボールを。
これまた技術のある両SHがすかさずフォロー。
ここを起点に攻撃してきました。


そして徳島のボランチ2枚は。
攻撃への関与とジェフへのプレッシャーとで。
積極的に前に出てきました。


プレシーズンのジェフを。
よく見て分析し、対策してきたのだと思います。
ジェフがプレシーズンに見せたfootballと。
よく似た事を徳島にやられてしまったって印象です。


ジェフをよく分析し対策してきた徳島に対して。
ジェフはボランチ2枚のポジションが低いままで。
前の4人との距離が遠く。
前線にボールが入っても。
タテに速い攻撃を警戒する徳島ディフェンダーの前に。
船山は孤立し。
ボールを失う場面がとても多かった。
そのボールを、また徳島は前線に入れてくる。
この繰り返しでした。



この流れは。
徳島が後半セットプレーで先制し。
よりディフェンスに重きを置くまで。
変わりませんでした。


近藤を中心とした。
ディフェンスラインの奮闘があったので。
徳島には、ゴール前でほぼ決定的な場面は作られませんでしたが。
試合の主導権を握っていたのは。
間違いなく徳島でした。




選手の判断で。
試合展開を変える事が出来なかった。
ハーフタイムに。
関塚さんは、チームを変える事が出来なかった。


徳島が先制した事で。
戦い方を変えてきた事。
意識が重心が後ろになった事。
前線の選手を変えてきた事。
これがなければ、どんな結果が出ていたか。
正直分からない試合でした。



最後まで諦めずに戦い。
交代出場の3人が活躍して。
ロスタイムに逆転勝ち。


結果だけ見れば最高です。
フクアリに集ったサポには。
最高に興奮・感動する展開でした。
でもこれで満足は出来ない。
私はそう感じていますし。
何よりも選手がそう考えていると思います。



J2では。
手堅く守って、相手の隙を突いてゴールを狙う。
そういうクラブが多い。
相手に先制ゴールを与えてしまえば。
ゴールを奪うのに、より苦労するのは自分達。


ディフェンスを意識し。
手堅く戦う必要は、大いにあると思います。
ノーガードで攻めまくって、カウンター一発でやられてきた過去を考えれば。
手堅さは、勝利と昇格の為に絶対に必要。
その為の“関塚監督”だと思っています。
ただ、自分達がやりたいfootballを忘れてまで。
手堅くする必要は。
ないのでは、と酔っ払い思っています。


最初の方に書いた様に。
今季は特に、才能豊かな素晴らしい選手を揃える事が出来た。
自分達が主導権を握る試合展開が目標のはずです。
何故、自分達で勝手にそれを手放すのか。
相手に対策されて出来ませんでした。
徳島戦は、決してそういう訳ではなかったと思う。



動きが固かったとか。
まだまだ連携がよくないとか。
それももちろん課題ですが。
J2リーグで勝利を納め、昇格する為に。
何が必要なのか。
それをチームで再度認識し、共有する事。
これこそ、今一番に考えなければいけない事。
酔っ払いはそう思っていますし。
選手達もそう感じていると、酔っ払い勝手に思っています。


あれだけ選手が口を揃えて。
“J2のリーグ戦はプレシーズンとは訳が違う”と言っていたのに。
試合中に、流れを修正出来なかった。
“自分達が試合の主導権を握る”事が大きな目標なのに。
相手の戦い方に合わせてしまった。


関塚さんの指示なのか。
選手の判断なのか。
私には分かりませんが。
もっともっと、お互いに要求する事が必要と感じます。
選手同士でも、監督に対してでも。


引いて守り切ろうという相手に対して。
なんとかゴールを決めようと前に押し込めば。
短い時間に2点取る事の出来るチームなのだから。
ノーガードに攻めるとか。
自分達が常にボールを保持するとか。
そういう意味では無く。
相手に合わせるのではなく、自分達が主導権を握る為のプレー・ポジショニング等の選択。
それを常に意識し、意図をチームで共有する。
これこそ勝利と昇格に一番必要な事。
私はそう思っていますし、それを実践する事が出来る選手が。
今季は揃っているんだと思っています。




勝った試合なのに。
色々書きましたが。
文句が言いたい訳ではなく。
私が言いたいのは。
一人二人のリーダーシップある選手だけがチームを引っ張るのではなく。
全員が意見し互いに要求し合い、意図を共有出来るチームになる事。
これが勝利し昇格する為には絶対に必要だと思いますし。
それをチームに求めていきたい。


山口智や勇人に頼り過ぎていたJ2でのジェフ。
一部の主力選手がヘソ曲げただけで、過去最低の成績まで低迷してしまったひ弱なチームを。
今季こそ改革してほしいと願っています!





精神論みたいな話を長々してしまいましたが。
ここからは、やっと岡山戦の話を。
今日は珍しく、岡山の事も少し書きます。



まず対戦相手の岡山には。
かつてジェフで共に戦った選手が3人在籍しています。
竹田忠嗣、伊藤大介、久保裕一の3人です。
開幕戦アウェーレノファ山口戦では。
竹田と大介がスタメン、久保はベンチ外だった様です。


システムは3バックの3-4-2-1。
竹田は3CBの1枚、大介は2シャドー(1トップの下の2枚)の一角として出場した様です。
その他の注目選手としては。
元代表選手の岩政がCBの中央。
五輪アジア最終予選代表の矢島がボランチ、同じく豊川が大介と2シャドーとして出場した様です。


すいません、知ったかぶりしました。
私が知っている選手は、正直これくらいです。
矢島と豊川は、五輪最終予選をテレビで見たので。
要警戒だな、とは思っています。




ジェフはJ2のリーグ戦で。
今季初の3バッククラブとの対戦です。


プレシーズンでも。
ちばぎんカップで、柏が変則的な3バック(5バック)を試合中に試していたくらいだと思いますので。
3バッククラブとの、今季初の試合と言っていいと思います。



ジェフが4-4-2で戦うとすれば。
3-4-2-1の岡山に対して。
2トップが3バックに対峙する事になりますし。
岡山の両WBが下がって5バックになれば。
ジェフの2トップと2SHの4枚で対峙する事になります。


これは単純にフォーメーション図上の数字の話ですが。
お互いに各々のエリアで。
自軍の選手の数が、相手の選手の数に対して。
足りなかったり余ったりする状況が出来る事を意味します。


中盤の攻防という観点で見ると。
ジェフがボランチ2枚+両SH2枚の4枚。
岡山がボランチ2枚+両WB2枚の4枚。
ぱっと見は同数ですが。
岡山の2シャドーが中盤に降りてくれば。
4枚対6枚という争いになります。


1トップ2シャドーの岡山に対して。
ジェフのディフェンスラインは4枚。
単純に考えれば、4枚対3枚の争いになります。


これは、先程書いた様に。
フォーメーション図上での、単純な数字の話です。
実際には。
お互いに組み合わないフォーメーションで戦う中で。
如何に各々のエリアで、数的に有利な状況を作れるか。
数的に不利な状況であっても、如何に有利な立場にもっていけるか。
お互いにこういう争いになると思います。



ここで、最初に長々書いた話につながります。
お互いに組み合わないフォーメーションで戦う中で。
如何に自分達が有利に試合を進める事が出来るか。
お互いに、そこを狙って戦う試合になると思います。


一番大切な事は。
選手のポジショニング。
これは、選手個々が勝手に判断する事ではなく。
選手間でコミュニケーションを取り意図を共有し、チーム全体で相手に対して有利な状況を作る必要があります。


選手が大幅に入れ替わった今季のジェフ。
単純に選手間の連携を考えれば。
選手の入れ替えが少なく、昨季から長澤監督の元継続したチーム作りを行っている岡山の方が。
現状では上だと考える事が妥当と思います。


その岡山を上回る為には。
徳島戦の様な、相手に合わせてしまう様な受動的な試合をしていては。
なかなか勝利には近付けない。
岡山を上回る試合を展開する為にも。
積極的に選手間でコミュニケーションを取り。
常にポジショニングやプレーを修正する姿勢。
ボールの保持率ではなく。
“試合の主導権を握る”事を意識した戦い。
自分達が、能動的に試合を進める姿勢。
これを見せてほしいと思っています。




もう一点。
お互いにフォーメーションが組み合わないチーム同士の試合では。
“個の力”が大きな影響力を発揮する。
これも大きな注目ポイントだと思います。



各々のエリアのなかで、数的に同数もしくは不利な状況であっても。
選手個人の能力で、その状況を打開する事が出来れば。
いくら優れたポジショニングとカバーを実践する相手に対しても。
あっという間に有利な状況を作り出す事が出来る。


簡単に言うと。
同数で互いに1対1で選手が対峙する状況や。
相手よりも少ない枚数で、数的に不利な状況であっても。
例えば個人のドリブルだとか。
細かなポジション修正とパス交換によって。
相手のマーク・ディフェンスを外す事が出来れば。
一気に攻撃側は、有利な状況を作る事が出来ます。



ジェフと岡山は。
お互いに、優れた技術を持つ選手を数多く抱えています。
特に注目するのは、ドリブルからの仕掛けや。
細かなパス交換や一発のタテパスで。
攻撃面で力を発揮する中盤~前線の選手。


ジェフで考えれば。
FW船山、2列目の遥也・長澤・小池、ボランチのアランダ・山本。
岡山だと大介・矢島・豊川(すいませんこの3人くらいしか分かりません)。


こういった選手が、如何に違いを作りだせるか。
逆に言えば、如何にこの選手達を自由にプレーさせないか。
ここが、試合を大きく左右するポイントと思います。




すいません、もう一つ追加します。
関塚ジェフは、関塚さん就任当初から。
サイドからの攻撃を重視しています。
今季は左SBに。
阿部翔平という。
攻守に渡って、ミス無く高いレベルのプレーを見せる。
スーパーな選手がいます。


中央で崩して、サイドからゴール前に決定的なボールを供給する。
ジェフと岡山は。
多分その辺の意識も被っていると思います。


中盤中央の争いで。
如何にサイドを有効に使う事が出来るか。
サイドでの争いで。
如何に数的有利な状況を作れるか。
これも大きな注目ポイントと思っています。





今週は月末月初だった事もあり。
ちょっと仕事が忙しく。
徳島戦の観戦記を月曜深夜に更新した事もあって。
もう今夜は疲れてヘロヘロです。


妄想フォーメーション貼って。
簡単に終わりにしたいと思います。



まずは、これまで通りの4-4-2。



2列目は、長澤と遥也のコンビに期待します。
アランダのボランチの相方は。
ポジショニングとバランス感覚に優れた勇人を予想。
CBは、ポジショニングとボールの動かし方が重要と考え。
若狭に期待です。
イ・ジュヨンと、コンディションが万全ならば大久保も考えられると思います。


もう一つ。
関塚さん、岡山対策に。
4-2-3-1でくるかもしれない。
勝手にそう妄想して、考えてみました!



4-4-2との違いは。
2列目の真ん中に長澤、右に船山。
アランダの相方は。
技術と展開力に優れた山本。
酔っ払いの妄想は、こんな感じです!





まだリーグ戦2試合目ですが。
ジェフが本気で昇格を考えるならば。
1試合1試合、一歩づつでも。
チームの前進が必要です。


私も、いきなり2試合目の岡山戦で。
今のチームの100%の力を発揮しろ、とまでは思っていません。


ただ、どんなに甘く考えても。
前の試合よりも、一歩でも。
例えほんの少しであっても。
チームが前進しなくては。
昇格どころか勝利さえも怪しい。
J2って、別に“J2こないで”ではありませんが。
簡単に勝てるリーグではありません。


過去6年間出来なかった事を。
選手を大幅に入れ替えて、今季成し遂げようと考えるならば。
甘い考えは、一切捨てて。
ストイックに、毎節勝利を目指してほしいです。


ジェフサポは。
今直ぐに。
ジェフにバルセロナになれとか。
バイエルンになれとか。
誰も思っていないと、私は思っています。


私は、J1に昇格しJ1で優勝争い出来るくらいになれば。
バイエルンの様な。
ただ強いだけじゃないクラブになってほしいと思っていますが。
今はまだ、そのずいぶん前の段階です。


今は、とにかく結果を手にする事が大事です。
毎週毎週試合の結果を受けて。
次の週の試合で、一歩でも少しでも前進する事。
これがとても大事な事と思っていますし。
選手がそれを最後までやり通す事が出来れば。
昇格も難しい事とは思っていません。
それくらい、今季のジェフは。
J2なのに、移籍金も500万くらいしか払っていないのに。
素晴らしい才能を持った選手を揃えられたと思っています。
最初の方に長々書いた事が。
今はすべてと思っています!





今季も我が家は。
ほぼアウェーゲームには参戦出来ないと思います。
岡山戦も。
テレビの前で、家族で応援します。


テレビの前で。
一生懸命応援します。
“勝ち点3”のお土産。
待ってます!
現地参戦の皆さん、よろしくお願いします!





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