2015J2リーグ第14節 金沢戦観戦記(フクアリ) | 酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

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とても悔しいドローゲームでした。
勝ち切りたかった!
今日も勝手に振り返ります!





2015J2リーグ第14節
フクダ電子アリーナ 5/17 16:00kickoff





ジェフユナイテッド千葉 1 ー 1 ツエーゲン金沢
         (前半 0 ー 0)
         (後半 1 ー 1)





前節 2位 → 2位
勝点 27 → 28
得点 21 → 22
失点 8 → 9
差  +13 → +13
完封 9





スタメン・選手交代

GK 高木 駿
DF 中村 太亮
DF 大岩 一貴
DF キム・ヒョヌン
DF 田代 真一(59分 → 井出 遥也)
MF 佐藤 健太郎
MF パウリーニョ
MF 谷澤 達也(83分 → 田中 佑昌)
MF ネイツ・ペチュニク
MF 金井 貢史
FW オナイウ 阿道(90+3分 → 森本 貴幸)



ベンチメンバー

GK 岡本 昌弘
DF 北爪 健吾
DF 佐藤 祥
MF 田中 佑昌(83分 ← 谷澤 達也)
MF 井出 遥也(59分 ← 田代 真一)
MF 水野 晃樹
FW 森本 貴幸(90+3分 ←オナイウ 阿道)



得点

60分 井出 遥也④



警告/退場

55分 パウリーニョ 警告③



スタメン・フォーメーション





スタッツ

シュート:11-15
GK:12-12
CK:4-4
直接FK:9-8
間接FK:6-3
オフサイド:4-3
PK:0-0



今季得点

ネイツ・ペチュニク⑥
井出 遥也④
金井 貢史③
キム・ヒョヌン③
パウリーニョ②
森本 貴幸①
オナイウ 阿道①
中村 太亮①
田中 佑昌①



今季警告/退場

谷澤 達也④/0(累積1回)
ネイツ・ペチュニク③/0
中村 太亮③/0
パウリーニョ③/0
高木 駿②/0
キム・ヒョヌン②/0
佐藤 健太郎②/0
金井 貢史①/0
田中 佑昌①/0
大岩 一貴①/0
田代 真一①/0





一日遅れの更新なので。
今日は簡単に。



ジェフは前節讃岐戦から、メンバーいじってきました。


累積警告でお休みだった谷澤が左SHに、ベンチスタートだったペチュニクがトップ下にそれぞれスタメン復帰。
1トップは阿道、そして右SBには田代が今季初先発。
金井を1列上げて右SHに。
遥也はベンチへ。
ベンチからは也真人と能登が外れ、祥が復帰。


金沢の高さとカウンター対策なのか。
ベンチに入っている北爪と祥ではなく。
田代が右SBでスタートしました。



序盤は、金沢が引いてジェフが攻める展開。
ジェフ攻撃時には太亮を1列上げて、大岩・キム・田代の変則3バックの様な布陣でした。


実際試合が始まってしばらくは、3バックにアンカーパウリーニョの3-6-1なのかと思っていました。
金沢が前に出てくると、太亮が下がって4人でラインを作っていたのでやっと4-2-3-1と気付きました。


前節讃岐戦で、両SBの太亮と金井が中に絞っていたのと同じ狙いなのかと。
金沢の高さ対策に、大岩・キムのCB2枚だけでなく。
フリー気味に田代を後ろに残したのかなと思います。
田代はちょこちょこ上がっていましたし。



金沢は讃岐と同様後半勝負と考えていたのか。
序盤は、引いて守る時間が多かった。


対するジェフ。
讃岐戦よりはタテパスを意識していたし、タテパスからチャンスを作れていた。


復帰の谷澤にボールが収まり。
ペチュニクがボールを受けに動いて空けたスペースに、阿道や金井が走り。
金沢があまり厳しくプレッシャーに来なかった事もあって。
パウリーニョや健太郎からタテパスが入り。
攻撃の形を作れていました。


金沢が引いていたとはいえ。
序盤、15~20分くらいまでは完全にジェフの流れでした。
自分達が流れを掴んでいる間に、ゴールを決めたかった。


2つ3つ、決定的な場面がありました。
1つでも決めていれば、その後の展開はまったく違ったはずです。
ここが、勝ち切れなかった1つの要因と感じます。



スタートから1列前の右SHに入った金井。
相手の意表を突く事を狙っていたのは、バックスタンドから見ていても分かりました。
セットプレー時だけではなく、試合を通して。


ただ、阿道と重なってしまったり。
左からの攻撃・クロスへの入りはとてもよかったと思いますが。
右から攻撃を作るという面では。
持ち味を発揮とまではいかなかった。


ドリブルで突っ掛けても。
詰まって相手にボールを奪われる場面が多かった。
ファールをもらえる谷澤と、もらえない金井。
そんな感じでした。


金井はスピードがある訳ではないし。
運動量が豊富な訳でもない。
前に配置されると、谷澤に似たプレーをする印象です。


金井を活かす為に。
もっと近くで意図を共有する選手が必要と思う。
谷澤と太亮の様に。
それと、特にボランチとCBから、もっと散らすパスがほしい。
金井はポジショニングで勝負するタイプ。
もっとボールを動かした方が、金井のみたいな選手は活きると思います。



徐々に前線でボールを受ける為の動きとその次の動きが減りだし。
ジェフはなかなかシュートまで持っていけなくなります。
前でボールの収まらないジェフに対して。
セカンドボールを拾って、徐々に前に出てくる金沢。
何度か鋭いカウンターを受けますが。
このまま前半終了。
後半勝負に出てくるであろう金沢に対して。
アドバンテージのないまま後半に入ります。





お互いにメンバー交代なく後半kickoff。
しかし、試合序盤とは明らかに試合のペースが変わります。



試合序盤から飛ばしたジェフ。
結果的に、その流れでゴールを奪えなかった。
前半途中から、特に前線で動きが重くなっていました。


前半途中、金沢が前に出てくる様になってから。
ジェフは本来の4-2-3-1に戻り、田代もサイドでのプレーが増えていました。


サイドからクロスは入るのですが。
ゴール前に入っていく枚数が少ない。
タテパスは入るのですが。
その次になかなかつながらない。
運動量が減った上に、連動した動きが少ない。


金沢は、ボールを動かし攻めてきます。
動きが重くなり、選手の距離感が悪いジェフ。
中盤で、きれいに三角形を作ってパスを回す金沢。
しかし、ジェフもペナルティエリアには侵入を許しません。
お互いにセカンドボールを奪い合って、お互いに中盤で打ち合う様な展開に。




先に動いたのはジェフ。
田代に代えて遥也を投入。
遥也は右SHへ、金井は1列下がって右SBへ。


金井SHの意図は。
左からのクロスに対して、ペナルティエリアへの侵入と。
引いた相手のブロックの中に、スペースを見付ける事だったと思っています。


全体的に動きが重くなる中で。
金井が活きる展開が少なくなった。
右からの攻撃を作るには、さすがに田代とはまだまだ連携不足。
ペチュニクや谷澤が右にまで顔を出した前半はよかったのですが。
ここのテコ入れが、この交代の意図だったのかなと思っています。



田代自体のプレーはよかったと思います。
ただ、右SBをやらせるのではなく。
4-5-1(4-1-4-1)か4-3-3のインサイドハーフでもよかったんじゃないかなあって。


この試合の率直な感想は。
金沢を必要以上に警戒し過ぎたのかなと。
もっといつも通りでもよかったんじゃないかなと。
勝手な感想です。




この交代直後。
ジェフにゴールが生まれます。


金沢のCKからのカウンター。
CKを直接キャッチした高木が、大岩へスローでパス。
ドリブルで持ち上がった大岩は、左に開いた遥也へ。
遥也の大外を太亮が追い越していく中。
遥也はゴール前にドリブルで切り込みます。


前にディフェンダーが3人いたと思いますが。
ペナルティエリアのラインと平行に相手を交わしドリブルし。
3人目を交わした直後にシュート。
ゴール左スミに、ボールは吸い込まれます。


遥也らしいプレーで、ジェフが先制。
遥也は、スペースが合ってスピードにのれば。
簡単には止められない。
今後の試合でも、もっとこういう場面をチームとして増やしたいですね。
高木からスタートした展開含め、とてもいいゴールだったと思います。




しかし、ここからジェフは金沢の猛攻にさらされます。
最初に飛ばした事からくる疲れか。
意識がディフェンスにいってしまったのか。



前線の動きが重く。
前に長いボールを入れても、なかなかそこで収まらない。
セカンドボールを、金沢に拾われてしまいます。


金沢は、基本に忠実にプレーする印象です。
攻撃に出れば。
きれいに三角形を作り、必ずパスコースを複数もっている。
それが、落ち着いているって印象の理由と思います。
また、基本に忠実にプレーする事が。
今の金沢がなかなか負けない理由なのかなと、勝手に思っています。
もちろん基本に忠実にある為に、全員が走っている事も大きな理由と思います。


ジェフは動きが重く、前からチェックになかなかいけません。
どうしても後追いになり、対応が遅れます。



この日は16時kickoff。
前半はまだ日差しが強く、バックスタンドで観戦しているだけで疲れる暑さ。
やはりスタートダッシュを仕掛けて、そこでゴールを奪えなかった事が。
後々効いてきたのかなと思います。



金沢にボールを回され。
完全に試合のペースを握られてしまいますが。
最終ラインで踏ん張り。
ペナルティエリアには侵入させません。


しかしあれだけサイド含めてボールを回されると。
なかなか厳しいな、ってのが正直な感想です。
何故、あの状況に対処出来なかったのか。
それ以前に、何故あの様な状況になってしまったのか。




理由は、二つ考えられます。
一つ目は、阿道のプレー。


阿道は、まだまだチームの考える規律のあるプレーが、攻守に渡って出来ていない印象です。
若い2年目の選手。
戦術理解と、それをピッチで実践する事に関しては。
まだまだ森本と同様のレベルは要求出来ない。


阿道のよさは。
無鉄砲ながら、前線を走り回り裏のスペースに飛び込んでいく事と思う。
チームの規律には合っていないけれど。
だからこそ、相手の意表を突くポジショニングを見せる。
裏へ抜ける動きは、素晴らしいものを持っていると思いますし。
それが、関塚さんが阿道を先発させた理由と勝手に思っています。


しかし最近の阿道は。
シーズン開幕当初に見られた、無鉄砲に走り回るプレーが影を潜めています。
おそらく、戦術を理解しピッチで実践する事に意識が向き過ぎてしまっているのでは。
周りの選手によく怒られてますし。


後半先制後の展開を考えれば。
阿道はもっと早く変えるべきだったのかなと思いました。
ペチュニクを前に残して、5-4-1気味にシフトしたジェフ。
阿道は、右のウイングバック的なポジション。
前で走らせるのであれば分かるのですが。
守り切ろうと考えれば、規律を持ってプレー出来る選手の方が有効です。
ここでもう一つの理由。
ベンチに、クローサーがいなかった。



健太郎だけではなく。
田代も先発したこの試合。
ベンチに入った北爪と祥は。
能力は高くても、ジェフでの試合経験が少ない。


ただでさえ、途中から試合に入るって難しい事と思う。
それが、相手に押し込まれ1点のリードを守る場面であれば尚更。
関塚さんが阿道を最後まで引っ張った理由は。
北爪と祥には、プレッシャーの大き過ぎる交代になってしまうから。
メンタル・フィジカル両面で。
勝手にそう思っています。


それを踏まえても。
もう少し早く代えた方がよかったと思う。
私は、阿道にディフェンスで失敗から学ばせる必要はないと思っている。
阿道のよさは、組織でプレー出来る事ではないと思うから。
北爪や祥は、厳しい状況で使った方が伸びると思う。
TGでは経験出来ない。
フクアリの大歓声の中での、プレッシャーの掛かる状況でのプレーこそ選手を伸ばすと思う。


この二つと。
精神的に重心が後ろになってしまった事。
これが、金沢の猛攻を生んでしまったと思う。




ただ、繰り返しになりますが。
ジェフのディフェンスラインは、ペナルティエリアには侵入させなかった。


長い距離のシュートは、度々フリーで打たせてしまいましたが。
ジェフのディフェンスが破綻する事はありませんでした。


金沢にロスタイムに入った瞬間に決められたゴールは。
運も無かった。
相手のシュートの弾道がイマイチだったから、辻へのパスになったのだろうし。
右サイドを散々崩されたから、金井は一人残ってしまいオフサイドを取れなかったのだろうし。


運も無かった。
ただ、あそこまで相手にボールを持たせてしまったのが。
最大の失敗です。



その後、森本を阿道に代え投入。
ジェフは猛攻を仕掛けますが。
結局ドローで試合終了。


最後の森本のヘディングシュートに関して。
NETやtwitterで散々話題になっていたので。
私は自分の考えを簡単に。


・多分ゴールラインを完全には割っていなかった
・主審と線審だけであの状況を完全に判定するのは無理。
・セレッソ戦の最後の失点も、多分同じ様な状況だったと思う。


まあ、運が無かったと。
セレッソ戦はゴールを認められドロー。
金沢戦はゴールを認められずドロー。
あそこまで縺れる試合にしてしまった、ジェフの失敗だと思います。
こんな事が話題にならない試合が一番です!





昨日の試合で一番感じたのは。
基本に忠実にプレーする事の大切さ。
金沢がなかなか負けないのは。
ここに理由があると思う。


そんな相手に勝つには。
まず走り負けない事。
そして基本を上回る応用をピッチで実践する事。
そう感じました。


ジェフはまだまだ発展途中。
もっともっと強くならなければ。
選手全員の厳しい競争と、そこからのレベルアップ。
関塚さんのベンチワーク含め。
チームで強くならないと。


手堅さでここまで2位ですが。
ここからは、もっと様々な状況に直面する事が予想されます。


主力選手の、累積や負傷離脱。
夏場のコンディション不良。
相手のスカウティングによる更なるジェフ対策。


ここから更に上を目指すならば。
チーム全体の成長と前進が必要。
それを強く感じた試合でした。



勝てなかった事は、本当に悔しい。
勝手にミスする相手を突けなかった事も悔しい。
遥也の素晴らしいゴールが、勝利につながらなかった事もとても悔しい。


この悔しさを。
必ず次につなげよう。
それをクラブ・チーム・選手に求めるし。
サポも頑張ります。


結果が出なかった時こそ。
今こそWIN BY ALLなんですよ。
今日は、根性でブログ記事書きました。
文章書くのが遅い自分は、今日かなりキツかったんですが。
自分で出来る事をやろう!
常々そう言っているので。
頑張りました。


まあ、内容は。
あんまり気にしないで下さい。
更新した事に、意義がある!
嘘です。





今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。





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今日の一言「阿道は、よい所をもっと伸ばそう!」