4年振りみたいです!
今日も勝手に振り返ります!
2015J2リーグ第2節
フクダ電子アリーナ 3/15 16:00kickoff
ジェフユナイテッド千葉 2 ー 0 水戸ホーリーホック
(前半 2 ー 0 )
(後半 0 ー 0 )
前節 位 → 位
勝点 3 → 6
得点 1 → 3
失点 0 → 0
完封 2
スタメン・選手交代
GK 高木 駿
DF 中村 太亮
DF 大岩 一貴
DF キム・ヒョヌン
DF 金井 貢史
MF パウリーニョ
MF 佐藤 勇人
MF 谷澤 達也(90+4分 → 佐藤 健太郎)
MF 井出 遥也(73分 → 田中 佑昌)
MF ネイツ・ペチュニク
FW 森本 貴幸(89分 → オナイウ 阿道)
ベンチメンバー
GK 岡本 昌弘
DF 田代 真一
DF 北爪 健吾
MF 田中 佑昌(73分 ← 井出 遥也)
MF 佐藤 健太郎(90+4分 ← 谷澤 達也)
MF 水野 晃樹
FW オナイウ 阿道(89分 ← 森本 貴幸)
得点
29分 ネイツ・ペチュニク①
36分 金井 貢史①
警告/退場
8分 金井 貢史①
83分 高木 駿①
スタメン・フォーメーション

スタッツ
シュート:10-12
GK:10-5
CK:3-3
直接FK:12-20
間接FK:2-1
オフサイド:2-1
PK:0-0
今季得点
井出 遥也①
ネイツ・ペチュニク①
金井 貢史①
今季警告/退場
谷澤 達也①/0
金井 貢史①/0
高木 駿①/0
今季フクアリ開幕戦。
スタジアムには13,544人の観客が集いました。
黄色に染まったフクアリ、久し振りに見た気がします。
前半に2ゴール決まり、雰囲気もよかったですね。
今日初めてフクアリに来た人も久し振りに来た人も、楽しんでいただけたのではないでしょうか。
やはり12,000人以上入ると、雰囲気もずいぶん違いますね。
この観客数と雰囲気を今後も続けていきたいですね。
開幕2連勝は、2011年以来みたいです。
今日の印象も、前節と同じ。
ハードワークする選手と、手堅い戦い方。
選手全員から勝利への執念と気迫を感じました。
これが関塚さんの目指すfootballなのだと思います。
選手全員が走り、ボールに厳しくアタックする。
今日は前節長崎戦よりも、選手皆が走れていた。
コンディションがより上がってきている印象です。
前線の選手が、とにかくプレスに走る。
前の4人(森本・谷澤・遥也・ペチュニク)は気合い入っていましたね。
前の4人のディフェンスへの意識が高い事が、攻守の切り替えの速さにつながっています。
前の選手のプレーがあるからこそ、勇人とパウリーニョの出足のよさも活きる。
ディフェンスラインを高く保つ事も出来る。
奪ったボールをタテに速く展開する事も出来る。
攻守の切り替えの速さ。
これが今のチームの大きなポイントと思います。
J2降格以降のジェフは。
ボールをキープし主導権を握るfootballを狙ってきた。
ボールをキープする事、パスを回す事が目的になってしまう事が多々あった。
必然的に、攻守の切り替えが遅く、タテへの速さに欠けていた。
しっかり守ってカウンターを狙うクラブが多いJ2。
そういったクラブを、理想のfootballで完全に仕留める事が出来なかった。
シュート20本以上打ってゴール0とか、本当に多かった。
ここを関塚さん、今季は本格的に変えてきた。
昨季はシーズン中の監督就任だったので、完全に自らの考えるfootballは出来なかったのかなと感じます。
攻守の切り替えを速くする。
その為に必要なプレーを、全員が意識する。
攻守に走り、ボールに厳しく詰める。
ボールを奪えば、まずタテへの速い展開を考える。
昨季までとの一番の違いはこの“意識の変化”と思います。
今日はちょっと疲れて眠いので、ここからは今日気付いた事を簡単に書きます。
ペチュニクはやはり技術もあるし視野が広い。
もう少し周りと呼吸が合えば、もっと輝くと思います。
ロングボールの受け手になれるし、パスも散らせる。
パスの出し手にも受け手にもなれる。
遥也→佑昌の交代後は、トップ下にポジション。
相手ペナルティーエリア付近で、前にも遠いサイドにも展開出来る。
Jに慣れれば、もっと個人でも仕掛けてくると思っています。
森本と2トップ組んでもよさそうです。
森本と息が合ってくれば、ジェフはゴール量産出来ると思います!
相手クラブにとって、ペチュニクがサイドに張っているのって物凄く嫌な事だと思います。
谷澤と、意味は違いますが同じかそれ以上のレベルで。
金井とペチュニクによって、左右のバランスは劇的によくなりました。
金井もとてもよかったです。
今日は激しいプレーで警告もらったりゴール決めたり。
大いに目立ちましたが。
スペースの消し方とか地味に利いている。
前にボールが収まると、いつの間にかいいポジションでボール呼んでいる。
攻守に地味に利いてる印象です。
相手は右にも左にも絞れない。
長崎戦ではディフェンス面での課題が目立った太亮ですが、今日は攻守に利いていました。
左右のSBが、攻守にハードにプレーが出来る。
それぞれ前には、谷澤とペチュニクというボールの収まるチャンスメイカーがいる。
相手にとっては、とても嫌な状況を作れている。
選手個々の役割を限定せず、全員で走り戦えている結果だと感じます。
左を活かす為に、右は守りバランスの取れる選手。
昨季は、特にシーズン終盤に顕著でした。
今季は前後左右バランスがよい。
どこからでも攻められるし守れる。
そんな印象です。
20代半ばの選手を中心にチームを作る。
クラブの狙いが、いい方向に向いている。
全員練習から走って、よい競争をしている。
試合終盤に前線までチェックにいく勇人。
痺れました。
ベテランも中堅も若手も、競争を勝ち抜いて試合に出ているから意識が高い。
よい競争が出来ていると感じたのは。
ペチュニクや金井がゴールを決めた後の選手の振る舞いや、試合終了後の選手の喜び方。
チームが一つにまとまっているのだと思う。
全員で守って攻める。
全員が戦う。
今季のジェフは簡単には負けないと思うし、辛抱強く勝ち点を拾っていけると感じてます。
今季のジェフは、かなり期待出来ると思っています!
大岩とキムのCBコンビ。
今日も安心して見ていました。
大岩からは、ラインコントロールと攻撃の第一歩になる意識をとても感じます。
キムは身体の使い方が本当によくなったし、前に出るプレーで相手に競り勝てていました。
二人共、山口智から学んだ事を、ピッチで実践出来ています。
もっともっと高いレベルに達してほしいし、智を越えるディフェンダーになってほしいです。
もちろん出来ると思っています。
今日気が付いたのは。
今季は、ジェフ攻撃時のセットプレーで、大岩が最後尾に構えるんですね。
勇人の後ろに。
ペチュニクやパウリーニョが加入して、高さが増したからなのか。
攻守の切り替えという意味でなのか。
両方なのかな。
今日感じた課題は。
2点リードで(おそらく)守りに入った後半半ば以降。
CBやボランチがサイドに引っ張られた時のマークの受け渡しや、そのセカンドボールに対する対応。
人数は足りているのにマークが曖昧で、シュートを打たれる場面が見られました。
これは、ずいぶん前のチームからの課題です。
まずディフェンスから入る戦い方をミラーさん退任以降していなかったからなのか。
ここは早急に対応したい。
先制点を奪って守り切る戦い方をしている今のジェフ。
どんな相手でも、負けていれば捨て身で攻めて来る。
これを凌げなければ、過去と変わらない。
ただ、運もあるし相手のミスに助けられてもいるけれど。
2試合続けて失点0で終えられている事は、大きな前進と思う。
過去どれだけ泣いてきたか。
それを考えれば、今はいい方向に転がっている。
これを運ではなく実力に変えなければ!
最後に。
勇人とパウリーニョのボランチコンビ。
今日も勝利の一番の立役者でした。
パウリーニョは技術のあるブラジル人なのに、日本人の様な献身的なプレーをする。
ハートも強い。
素晴らしい選手と思う。
そして、勇人は猟犬の様なプレーが戻ってきた。
阿部勇樹とコンビを組んでいた頃のプレーを取り戻してきたと思う。
勇人には、ジェフ復帰以来色々背負わせてきてしまったと感じている。
巻もそうだったけれど、本来のプレー以外の所に期待や重圧を掛け過ぎた。
キャプテンに就任したパウリーニョとのコンビで、勇人本来のプレーに専念出来ている印象です。
二人が今のプレーを続ければ、ジェフは簡単には崩れないと強く感じています。
勇人と阿部のダブルボランチは、当時Jで最強と思っていました。
勇人とパウリーニョも、同じくらいのコンビと思います。
勇人、ジェフに帰ってきて、そしてずっと共に戦ってくれてありがとう。
パウリーニョ、ジェフを選んでくれて本当にありがとう。
今日二人のプレーをフクアリで見て、ちょっとうるっとしてました。
2015シーズンは、最高のスタートを切れました。
アウェー・ホーム共に開幕戦クリーンシートで勝利。
ゴール裏には“ロマンティック2015”ですが、ジェフは過去10年で最も現実的なfootballを目指している。
ミラージェフ以上に。
過去10年という事は、フクアリが出来てからって事です。
今日はお互いにファイトする、見応えのある試合でした。
選手は全員、全力で戦っていました。
水戸も全力で向かってきましたし、ジェフもそれに全力で対抗した。
いいゲームだったと思います。
華麗さや相手を圧倒する展開を期待したら、多分面白くない試合が多いシーズンになると思います。
勝利を、自動昇格とJ2優勝を掴み取る為には。
何が必要か。
過去5年達成出来なかった事を、今季成し遂げる為には。
選手・クラブだけではなく、サポだって変わらないと。
私は、この2試合を見て、改めてそう感じました。
一番華麗なfootballをしているクラブではなく、最後に勝つクラブが一番強いクラブ。
それを関塚さんに教わっているジェフは、本当に強くなれると思う。
今季も必ず、いい時も悪い時もある。
常に前を向いて、勝利を目指したい。
選手・クラブだけでなく、サポも同様です!
今日のフクアリを、シーズン通して続けたい。
皆で勝利に向かっていきましょう!
もっともっと思った事感じた事があるのですが、今日は眠くてキツいので終わりにします。
※最初の方の順位は、まだ2節なのであえて書いていません。
2連勝は3クラブだけみたいですから、現状は一先ず3位以内なのかな。
忘れたんじゃないですよ!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
いつもポチっと本当にありがとうございます!
今日も是非ポチっとご協力お願いします!

ジェフユナイテッド千葉 ブログランキングへ
今日の一言「勇人とパウリーニョがJ1に連れていってくれるよ!」