JURASSIC WORLD : DOMINION 2022公開
【監督】
コリン・トレボロウ
【出演】
クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ローラ・ダーン、イザベラ・サーモン、サム・ニール、ディワンダ・ワイズ、マムドゥ・アチー、オマール・シー、B・D・ウォン、ジェフ・ゴールドブラム
【物語】
恐竜たちが解き放たれて4年。人類と恐竜が混在する世界。その恐竜を捕獲し商品として売る欲望に満ちた人間も少なくない。
そうした現状を打破すべく、バイオシン社は恐竜の取引に関する独占権を得て、イタリアの山脈に恐竜の保護区を作った。こうすることによって、他の一切は違法取引となり、摘発されることになったのだ。
その頃、オーウェン(クリス)は、クレア(ブライス)、メイジー(イザベラ)と3人で、人里離れた森で独自の活動を行っていた。未だ絶えない恐竜の密売組織を相手に、密売の証拠を掴んで通報し、恐竜を守っているのだ。
4年前に保護したメイジーも、もう14歳。「橋の向こうの里には行ってはいけない」という言いつけを破り、自由を求める年頃となった。
しかし、そんなメイジーの姿を、陰で見つめる怪しい者たち。そして、メイジーは連れ去られた。オーウェンは昔のつてを頼り、犯人を追い求めると、バイオシン社が誘拐の主犯ではないかと嗅ぎつけた。
また、世界では新たな問題が持ち上がった。それは古生代のDNAをもつ巨大イナゴの大量発生だ。このままでは穀物が食べ尽くされ、人類は飢餓に見舞われてしまう。
この事態を重く見たエリー博士(ローラ)は、現地調査を始めた。すると、なぜか巨大イナゴはバイオシン社の種を使った畑は襲わないことに違和感を覚えた。
そこで、エリーは旧知のアラン博士(サム)を訪ねた。そして、巨大イナゴに関わる証拠を見つけるため、バイオシン社に乗り込むことにした。
こうして、それぞれの思惑を胸に、バイオシン社に旅立った者たち。果たして、バイオシン社の目的とは…
【オビ☆ワン チェック】
遂に完結、ジュラシックシリーズ。私としては、前作が最終話で、今作は後日談のような印象を受けました。
完結に相応しく、“パーク”世代の主要キャラが勢揃い。ノスタルジーな気分になります。
また、前作のロックウッド卿の孫娘が成長し、主要メンバーとして活躍したり、運び屋のお姉ちゃんがイカしてたり、新たなキャラも活躍しました。
片手を上げて「待て」のポーズで恐竜が止まってくれるお約束も、継承されております(^▽^)
本作の恐竜は、まず人気のヴェラキラプトルのブルーに子供ができたということで、楽しめます。この子供の誕生に関わる秘密が物語の核の一つとなっています。他には、爪が超長いテリジノサウルス、体表が鳥化したピロラプトルが目立っていました。一番強い設定は、最大級の肉食恐竜ギガノトサウルスでしたが、私は爪長恐竜が一番カッコ良く感じました。とまあ、恐竜好きであれば、その種類の豊富さで満足を覚える作品となっていました。
ラストは、いい感じにナレーションが言ってましたが、それは今になって?4年前からそういう感じじゃないの?と思ったので、私は前作が最終話だと感じた次第です。
恐竜の違和感ない映像は、相変わらず見事。いろいろツッコミどころはありますが、娯楽映画として楽しむのが良いと思います☆