所沢正吉で天丼と小海老かき揚げを | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

去年くらいまでは、所沢西武百貨店の地下に正吉の天丼を食べるスペースがあったのだが、いつまにかそのスペースがなくなってしまった。
昼だけ提供する正吉の天丼を食べるのが楽しみだったのだが、それも叶わなくなってしまった。
そんな折、所沢で店を構える正吉本店が移転してファルマン通りの交差点近くに新しくできたと聞いた。



昼にランチをやっていて天丼も食べられると聞いたので、早速日曜の昼に訪れた。



店は新しく綺麗だ。

私は躊躇なく天丼を注文した。

それも普通の天丼に小海老のかき揚げをトッピングしたのである。



相変わらず天丼の蓋から海老の尻尾が飛び出していた。



蓋を開けると物凄い量の天ぷらが鎮座している。



トッピングした小海老のかき揚げは埋もれていて一切見えない。



シシトウとヤングコーンとサツマイモとサツマイモと海老とイカのそれぞれの天つゆが沁みた天ぷらを食べ終えてやっと、キスとかき揚げが顔を出してきた。



最後は結構立派なかき揚げをいただく。




天ぷらの数と量が多過ぎて、ご飯などとっくになくなってしまった。



この普通の天丼が980円なのである。

単品で小海老のかき揚げをトッピングしてもらっても全てで1,501円なのだ。



行列は凄いが、油っこくて胃がもたれる浅草吉原大門近くの土手の伊勢屋の天丼は3,000円くらいするし、お茶の水の天ぷらと和食山の上の天丼の並が4,000円以上する。

専門店において今時この価格での天丼の提供は銀座天米に並び奇跡的だと言えるのではないだろうか。