マダムヒサダ本店(チーズ王国)のフロマージュデジュネ | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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フランスに何店も店を構えるチーズ専門店マダムヒサダの本店となるチーズ王国が立川にある。



昼だけ食事を提供しているようなので、意を決して訪れてみた。



店内には数多くのチーズが並び、ワインも販売されていた。


ランチはチーズランチとチーズたっぷりのピザランチの2種類が用意されていた。
チーズランチはお任せで癖があり濃厚なタイプのものとクリーミーなあっさりタイプのものに分かれていたので、私は濃厚なタイプのものを選んでみた。
そのランチに赤ワインもつけてもらった。
まずは温かい田舎風の野菜スープと温められたバゲットが届けられた。


バゲットはお代わり自由だが、表面がカリッとしているが硬すぎることはなくとても美味しい。


野菜スープもフランスの田舎を連想させるような素朴な味わいでとてもいい。


その後に、たっぷりの新鮮な野菜と3種類のチーズが盛られたプレートが運ばれた。


フロマージュ・アシェットは、山羊のゴルゴンゾーラ、ヴェルダルベピカンテとウォッシュのダングルとコンテの24ヶ月だった。
流石にどれも上物で熟成状態もよく美味しい。
そして、量もたっぷりなのでバゲットがすぐになくなってしまう。


用意された赤ワインとチーズがよく合う。



やはり突き詰めると最後は美味しいチーズとパンとワインにかなうものはないのだなと感じてしまった。


天井が高く、見渡す限りフランス臭い店内の空間はいるだけで楽しい。


何気ない小皿に各地方の名物チーズが描かれているのも微笑ましい。


食後はプティデセールも出された。


余韻を味わいながら、



熟成しきったイタリアのウォッシュや


マダムヒサダのオリジナルだろうか表面にカルヴァドスを施したブリーを購入し、


家路についたのである。