天文館我愛人の鹿児島郷土料理 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

たとえ観光客だなと言われようが、その地方の本物の郷土料理を私は食べたい。
鹿児島郷土料理なら熊襲亭か吾愛人だろう。


今回は吾愛人を訪れてみた。


まずは、紫芋の焼き芋焼酎鬼火を注文した。


そして、鹿児島名物とんこつが届く。
とんこつは豚の角煮のような料理で豚の三枚肉を焼酎と醤油と黒糖で長時間炊いたものである。
ただの角煮ではなく旨みと深みがしっかりと感じられる?


そして、鹿児島といえば、きびなごの刺身であろう。
全く変な臭みや苦味はなく、すこぶる美味しい。
この美味しさは東京では予想できない。


最後は名物薩摩おでん三種盛りだ。
黒っぽく炊かれた牛すじ、六白黒豚三枚身、地玉子が香り高い。


この色の濃い九州のおでんは私は好きだ。
どの料理も焼酎にとてもよく合う。
鹿児島では、日本酒を飲む気にはなれなかったのである。