モーニング娘。が登場した時に、阿久悠はピンクレディーについて後悔したと言う。

どういうことかと言うと...

 

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どうしてピンクレディーを数人のグループにしておかなかったのか、ということだった。

 

モーニング娘。は、日本で初めて新陳代謝・世代交代方式(既存メンバーの卒業、オーディションによる新規メンバーの加入)というメンバー構成を取った。

これは、洋楽評論家の福田一郎がつんく♂に提案したと言われている。福田の頭の中で想定していたのは、MENUDO(メヌード)やYes(イエス)、The Doobie Brothers(ドゥ―ビーブラザーズ)だったと思われる。メンバーチェンジを繰り返しながら、グループは存続し続ける。

 

ピンクレディーの二人は、寝る時間も無く歌い踊り続け、若かったとは言え体力・気力両面で消耗してしまい、4年少しで引退してしまった。5人くらいのグループだったなら、今でも続いていたかもしれない。