プロのレシピから⑧ 栗原はるみさんのナムルを瓶詰もやしで | フランス人の彼との結婚までの道のりとその後のふたり

フランス人の彼との結婚までの道のりとその後のふたり

2012年11月に日本で結婚、2013年2月からフランスに住んでいます。
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2日前にラーメンに使った瓶詰もやしが半分だけ残っていて、そろそろ賞味期限が危なくなってきたので(開栓後は4度以下で保存し、48時間以内に消費することと書かれています)、もやしのナムルを作ってみることにしました。^^

 

 

これまで作ったときには、フランスでクックパッド(24) もやしのナムルフランスでクックパッド(35) もやしのナムル2のブログでも書いたことがありますが、生のもやしを使っていました。

 

この生のもやしで、スーパーのものは、販売のある時とない時を比べると、ない時のほうが多いので、この頃見かけるようになった瓶詰もやしが便利でいいかなと思っています。

 

 

今回は、きょうの料理レシピ:栗原はるみさんのもやしのナムルを参考にして、家にあるもので作ってみました。^^

 

 

 

材料

 

●瓶詰もやし…175g入りの半分くらい

●巨大きゅうり…10cm分ほど

★鶏のフォン(顆粒)…小さじ2 (MAGGI Fond de Volailleを使用)

★ガーリックパウダー…2振りほど

★シンガポール産の焙煎ごま油…適当

★黒胡椒…多め

★ミル式の塩…1回ほど

★いりごま…適当

 

 

もやしの量が少なかったので、きゅうりも投入してみました。^^

 

 

わたしはもはや、本来のナムルの味がどうだったかというのも忘れている感じですので、今回の割合でいいのかどうかもわからない状態ですが、とりあえずこれまでの作り方よりも簡単でおいしかったです!

 

 

ただ、「顆粒チキンスープの素(中国風)小さじ1」の代わりに使ったMAGGIの鶏のフォン(顆粒)が、小さじ1では味が弱い気がしたので、小さじ2ほど使ってしまったのですが、これだと塩分などが多すぎかなと心配になりました。

 

 

わたしは料理をしないくせに香辛料が好きなので、このMAGGI(日本ではマギーですが、フランスではマジーと呼びます^^)のフォンとフュメ(フランス料理のダシです)は鶏・仔牛・魚の3種類を持っていて、今度はきのこ風味も買おうかと思っているところなんですが(持っているだけで満足するタイプ^^)、実際はまだ上手に使いこなせていません。。

 

 

それで、市販のフランスの鶏のフォン(顆粒)と、日本の鶏がらスープの素の原材料をちょっと比べてみようと思います。^^

 

 

 

【フランスのMAGGIの鶏のフォン】

 

Ingrédients: Fécule de pomme de terre, sel, sirop de glucose, volaille 8,2% : extrait de poulet 6%, viande de poulet, graisse de poule, sucre, farine de BLE, extrait de levure, arômes (BLE, CELERI), oignon 3,2%, huile de tournesol, poivre. 

 

原材料:ジャガイモデンプン、塩、グルコースシロップ、家禽8.2%(チキンエキス6%、鶏肉、鶏脂)、砂糖、小麦粉、酵母エキス、香料(小麦、セロリ)、タマネギ3.2%、ひまわり油、胡椒。

 

塩分:100g中16.9g。(2.5g中0.43g)

 

 

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【味の素の丸鶏がらスープ】

 

原材料:食塩、デキストリン、チキンエキス、鶏油、野菜エキス、こしょう、たん白加水分解物、酵母エキス/調味料(アミノ酸等)、pH調整剤、セルロース、乳化剤。

 

塩分:2.5g中1.2g。(100g中48g。)

 

ちなみにAJINOMOTOのサイトによると、主な原料の産地 :チキンエキス(フランス、日本) と書かれています。もしかしたら、MAGGIのチキンエキスと同じかもしれませんね。^^

 

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ところで、以前から思っていたのですが、顆粒のフォンと鶏がらスープの素は、ダシ汁と食べ物として完成しているスープの違いがありますね。

 

なので、食べ物として完成している鶏がらスープの素は、味の素の丸鶏がらスープは、約半分の48%が塩分なので、顆粒のフォンを鶏がらスープの素と同じ分量で使うと味が薄くなってしまいますね。

 

 

AJINOMOTOのサイトでは、味の素の丸鶏がらスープのスープ1杯分の分量(湯150ml) は、小さじ1(2.5g)とあります。

 

仮にMAGGIのほうの重さも、小さじ1を2.5gとすると、その塩分は0.43gほどで、小さじ2だと0.86gほどになります。

 

 

大雑把な計算ですが、今回のもやしナムルに使った小さじ2の鶏のフォンは、そこまで塩分多めではなかったとわかって、少し安心しました。^^

 

とはいえ、どちらも化学調味料は入っていますし、使わないことにこしたことはないのですが。。涙

 

 

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ところで、こちらの、きょうの料理レシピ:土井善晴さんの丸鶏スープでは、鶏肉まるごとを使ったスープの作り方が説明されていて、調理時間は75分以上と結構長いですが、フランスのスーパーで売られている、焼けばいいだけの丸鶏を使ったら、もしかしたら割と簡単にできるかも?と思ったりしています。

 

今のところ、煮干しなどの和風のだしの材料が入手困難だし、丸鶏スープを作る根性もないのですが、このスープを使った丸鶏スープのラーメンがかなり気になっています。^^