まるで燃え盛る太陽のようなたてがみに埋もれる目や鼻

 

じっとこっちをみている

 

今日も散歩の時間がやってきた ライオン丸はエネルギー充電120%

 

手綱を解くやいなや たてがみの重戦車は突進の唸りをあげる

 

雪の中を ライオン丸はかけまわり ライオン丸ソリは人を引っ張る

 

天上天下唯我独尊のライオン丸には他の生き物など眼中に無し!

 

それは空間を遊び尽くす やがて遊びも飽きて 家に戻る

 

手綱を元にもどすまえに なにやら 手にヌルっとした感触が

 

お~ おっ!ライオン丸は頭をフル回転させ努力して

 

一瞬のお礼と言う名の愛情を散歩主にそそいだのだ 

 

次の瞬間ライオン丸重戦車の視界には、散歩主も含め他の生物は存在していない

 

ただただ明日も突進を試みる空間が広がっている

 

そう チャウチャウの視界には突進するための おいしそうな空間がある

 

明日も突進し転げ回ることを夢みている

 

ライオン丸チャウには 突進こそがビッグバンであり原因結果であり 宇宙存在の意義なのだ