日本共産党、国民の生活が第一、みんなの党、社会民主党、新党きづな、新党改革、新党日本の野党7党・会派は7日、衆院に野田内閣不信任決議案を提出しました。参院は共産党など7会派が野田佳彦首相に対する問責決議案を提出しました。消費税増税法案の採決を阻止し、廃案に追い込むという1点で野党が共同する画期的な動きです。

 法案を審議している参院特別委員会は民主、自民、公明の賛成で8日の採決日程がいったん設定されましたが、不信任案や首相問責決議案の提出を受けて、開かれないことになり、消費税増税法案をめぐって緊迫した事態が続いています。
【2012年8月8日付しんぶん赤旗に掲載】

松下ゆたかのコメント 「不信任案」「首相問責決議案」は他の法案に先立って審議されます。また、議会には「一事不再議」というルールがあり、1つの議会で同種の法案を2度の結論を出すことは出来ません。そのため“解散カード”で野田政権をゆさぶっている自民党が激しく動揺を重ねています。共産党など7野党の不信任案が採決されると“解散カード”を使えなくなるからです。国民を裏切り談合政治をしてきた民自公3党が暗礁に乗り上げた格好です。共産党など7野党の不信任案が大義をもって力を発揮していることは画期的なことです。7野党の大同団結にあっぱれ!国民不在の談合政治をすすめてきた野田内閣と民・自・公に大喝ッ!