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こんにちは。いよいよ、今年最後の月となってしまいました。師走ですね。
大田区田園調布にて大改修工事が始まっております。
最初は改修前の御家から・・・
とても大きなお家でした・・・。一部、中の方もご覧ください。
私事ですが、床の間という言葉は知っていますが一体何か?は知らないので調べました。
一般に、掛け軸や生け花を”装飾する”ところみたいな印象ですね。
ところが調べてみると・・・”床”が正しく”床の間”は俗称だと言われている。”床”とは”座する場””寝る場所”という意味であり奈良時代には身分の高い貴族が座る場所を一段高くしていたことが始まり・・・ということが記載されておりました。
また、”とこしえ(永久)”という意味もありその家の繁栄を象徴するものであり和室の一番良い場所に位置するということです。
茶会の席でも床の間にかけた軸を第一の道具として茶席で最も尊ばれます。
御台所といった風情です。 ↑障子付の和室
玄関、ガラスタイル造り、友人宅と同じです。タイル貼りの浴室(ちょっと寒い・・)2階踊り場の洗面台。
懐かしい気持ちになるのは何故だろう・・・ 年齢がわかってしまいますね。
↑ ↗ ↑
2階のベランダ、今で言うバルコニ-。広い、さすが大田区! 1階にはタイル貼りの庭?バルコニ-?
こちらの家屋、解体作業が始まります。
どんどん、どんどん・・・と作業は進みます。
骨組みが見えてきました。鉄骨と屋根だけになりました。こちらの建築構造は軽量鉄骨軸組工法
でした。この日はお天気のせいか寂しい印象となりますね。
リフォ-ムがスタ-トです。
鉄骨軸組工法・・・土台・柱・梁などに軽量鉄骨を使用し、筋交いなどの替わりに鉄骨ブレースを軸組みに挿入した構造です。
土間が終了しました。つか石が使われています。 しっかりとした1階の基礎が
出来上がると安心です。
Reform
変化形 : reforms , reforming , reformed
【自動】
- 〔人が〕改心{かいしん}する、生活{せいかつ}を改める
【他動】
- 〔組織{そしき}などを〕改革{かいかく}する、刷新{さっしん}する
- 〔誤りなどを〕正す、修正{しゅうせい}する
- 〔人を〕矯正{きょうせい}する、改心{かいしん}させる
・He reformed himself. : 彼は改心しました。 - 〔石油{せきゆ}などを〕改質{かいしつ}する
日本語で「リフォーム」と言えば、家の一部を新しくすることを意味しますが、英語の"reform"はそうではありません。大体の意味は「法や仕組みや組織などを変えることで、それをより公平になったり効果的になったりする」ことです。日本語訳としては「革命する」や「改善する」となります。
英語で表現するには”remodel”となります。対外国人と話すときは気をつけましょっ。
2階 バルコニ-側
施主様にはお子様がいらっしゃるそうです。たっぷりと陽射しを受けられますね。
改修後も3つ窓ですが雨戸がないですね。そして大きくなったような・・?
間取りは4LDK、楽しみ感が満載です。
天井には、軒桁が新たに組まれています。 (↗ダブルの鉄骨筋かいがよく見えています。)
軒桁とは・・・建物の長手方向の外周の柱の上部を連結した水平材。屋根を支える小屋梁や垂木(たるき)を受ける役割を持つ。
筋かい・・・地震力や風圧力などの水平荷重による軸組の変形を防ぐために対角線方向に入れる部材で、建物全体を強固にするために必ず入れます。釣り合いをよく配置し、ねじれを生じないようにします。
これからどんどん生まれ変わって行く家屋が楽しみです。
施主様、御協力いただきありがとうございます。
最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
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