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《中国最新情報――編集者コラム》

メールマガジン《中国最新情報》の編集者コラムを移植したものです。

 久しぶりになりました。今回は現在の中国の実情を反映しているかがわからないような古いデータを引っ張り出したものや、偉い人や学者の発言をかわるがわるくっつけ合わせてストーリーを進める記事も並べてしまい、変で済みません。ただ、中国ニュースではこういうものは多いような気がします。注意深く見ていないと、中国人は中国の現状を見失うんじゃないかとたまに思うことがあります。
 さて、メールマガジンスタンドの「めろんぱん」が9月いっぱいでサービスを終了することに伴い、今回新たに「メルモ」様からもリリースします。メルモではメールマガジン文中に改行を入れない形の原稿でリリースしていきたいと思います。皆さんの都合に合わせてメールマガジンスタンドを利用いただければと思います。(ま)
 メールマガジンスタンドの「めろんぱん」より、9月いっぱいでサービスを終了する旨のメールを受け取りました。「めろんぱん」でお読みの読者様は、「メルマ」「まぐまぐ!」を御利用ください。
 《中国最新情報》が創刊されたのが1998年、今やメールマガジンスタンドからテーマや作者を選んでメールマガジンを購読するというモデル自体がすっかり古くなりました。振り返れば、「Pubzine」「メルマガ天国」「Yahoo!メルマガ」などのサービス終了も見送りました。
 発行者の側から見れば、このような方法は強制的なコンテンツ作成の動機づけとしてはありかなと思っています。意外にメールマガジンを代替できる手法は少ないです。
 さて、ちょっとおくれましたが、これから1カ月夏休みをいただきます。次のリリースは10月6日の予定です。それまでに中国国内の景気浮揚策が出てくればいいなと思います。(ま)
 天津で爆発が起きたというので、知り合いの天津人に連絡をとってみたり、中国に関係する人たちと連絡をとって情報交換をしてみると、このことに対する直接的な心配より、直接関係を持たない今後のこと、例えば過度な取り締まりや規制や法令遵守とか、裁量、人治的なことを心配する反応が多かったことが妙に印象的でした。中国に限らず、最近は爆発とか火事とかが目立ちますが、中国は国家で風水師を雇っているのだから、今こそ何とかしないのかなと思います。
 今号は1週間おくれて出したためか集まった記事が多いので、来週も発行したいと思います。(ま)