2014年9月より4度の活用セミナーが開催され、話題を読んでいるスイングストレッチ。2015年度より、「スイングストレッチベーシック」としてセミナーが展開されていきます。

どんなツールでどんなエクササイズがあるのか?
どういった効果が望めるのか?
どんなクライアントに対する指導がオススメなのか?

こちらの記事で複数回にわたってお伝えします!


今さら聞けない!
スイングストレッチとは?


”スイングストレッチとは、幅33cm、長さ8.5cm、高さ14cmのエクササイズツール。底面が円になっているのが最大の特徴で、骨盤の前面を当てるようにうつ伏せで使用します。形状の特徴からスタビライゼーショントレーニングへの活用や骨盤を回旋させてのコーディネーションに活用できます。
(CCJ2014年6月号より参照)

↓これがスイングストレッチ。



開発されたのは、京都で活動されているB級講師/アドバンストトレーナーの長坂俊昌先生。
ご自身がプロゴルファーを目指された経験から、「ゴルフプレーヤーのための良いエクササイズはないか」と考えたことがスイングストレッチの原点とのことです。

うつ伏せで骨盤を下から支え、骨盤の安定性を引き出しつつ回旋をさせるというのがスイングストレッチ独特の動きです。これは、ゴルフの切り返し動作はもちろんのこと、様々なスポーツ動作などにも効果的なアプローチとなります。

↓こちらは2014年9月に開催されたスイングストレッチ活用セミナーの様子。
このように、うつ伏せのポジションで骨盤の下に置いて主に使用します。



スイングストレッチを使用することで
得られる効果


【体感効果】
では、このスイングストレッチを活用することで、具体的にどんな効果が見込めるのでしょうか?スイングストレッチを活用したエクササイズを通じて、たくさんの方に効果を体感していただいていますが、その中でも数多くいただいたお声は以下の4つのカテゴリーに分類されます。

1:動作の改善
例えば、身体が回旋しやすい・歩くときに背中が押されるような感覚、など。

2:姿勢の改善
背が伸びたような感じがする・まっすぐ立てている、など。

3:安定感の向上
足裏がべったりついている、片足立ちが安定した、など。

4:不定愁訴の改善
慢性的に感じていた身体の不調がすっきりした、など。

上記のような体感効果から、一般の方の健康で動きやすい体作りから、ランナーや回旋系スポーツをしているアスリートのパフォーマンス向上も期待できます。

そしてこれらの体感効果は、一部の人にしか得られないようなものではなく再現性があります。
アコンディショニングの行程に沿って進められていくので広く多くの方に効果を感じてもらえるようなツール&エクササイズに落とし込まれているのが大きな特徴となっているのです。


【客観的効果】
アマチュアゴルファーに対する研究では、股関節可動域・胸郭回旋可動域の向上、カウンタームーブメントジャンブの跳躍高向上、という結果が出ています。
(JCCA会員の方は会員特典としてHPより詳細な研究資料をダウンロードできます。)

その他、
 ・閉眼片足立ちテスト
 ・歩行ストライド長
 ・肩関節屈曲/伸展可動域
などで数値の向上が見られました。

ただ、これらの効果はほんの一部。

スイングストレッチは開発者・主催者も把握しきれていない可能性を多く秘めたツール&エクササイズのため、おそらくまだ見つかっていない効果やエクササイズがたくさんあるでしょう。

ぜひ現場でスイングストレッチをご活用いただき、クライアント様のお喜びの声をお教え下さい!



スイングストレッチを使用した
安全かつ効果的な指導を学びたい方


2015年4月より開催されているスイングストレッチベーシックセミナー
こちらからお申し込みいただけます!

⇒ http://goo.gl/n5r1sW

イングストレッチ解説記事第二弾では、コアコンディショニング・発育発達からスイングを紐解き、簡単なエクササイズもご紹介しています。

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【スイングセミナー解説記事】
■スイングストレッチ・大解剖!part.1(本記事)
■スイングストレッチ・大解剖!part.2
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