6/15(土) ③ 過去の今日のドラマ作品だヨ(=^◇^=) | J.BO∅WYの気になる過去の今日の出来事だヨ(=^◇^=)

J.BO∅WYの気になる過去の今日の出来事だヨ(=^◇^=)

過去の今日、『太陽にほえろ!』のどのエピソードが放送されたかを後悔なく公開するブログでしたが、
2023(令和五)年2月2日(木)曜日に突然、きまぐれに気が変わってしまい変更しました土佐ヨ(=^◇^=) 
いうことでどうか④⑥③⑨お願いしますm(__)m(__)m

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 ┃ 「地獄のタクシー」翻案裁判 ┃『世にも奇妙な物語』
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 ┌─――――――――――――┐
 |1995(平成七)年10月 4日(水)|『秋の特別編』で「地獄のタクシー」放送
 |1996(平成八)年 6月15日(土)|東京地裁で(ワ)第10218号 損害賠償等請求事件として裁判開始
 |1998(平成十)年 5月18日(月)|「地獄のタクシー」翻案裁判・口頭弁論終結の日
 |1998(平成十)年 6月29日(月)|「地獄のタクシー」翻案裁判・判決全文
 └─――――――――――――┘1995年の秋の特別編に「地獄のタクシー」(1995年10月4日(水))という作品が放送された。本放送の後、漫画家の釋英勝が、自身の作品である『先生、僕ですよ』(漫画『ハッピーピープル』2巻収録作品)を無許可で翻案したものであるとして、フジテレビ・共同テレビ・脚本を担当した中村樹基に対し、朝日・毎日・読売の各新聞に謝罪広告の掲載と、慰謝料など1122万円の損害賠償を求める訴訟を提起した。しかし、東京地裁平成10年6月29日判決は、「本件著作物(漫画)の表現形式上の本質的特徴を本件番組(ドラマ)から直接感得することができるとまでいうことはできない」として、このドラマが漫画を翻案したものとは認めず、原告側の請求を棄却、確定した。
 http://yonikimo.com/
 http://www.translan.com/jucc/precedent-1998-06-29.html
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E3%81%AB%E3%82%82%E5%A5%87%E5%A6%99%E3%81%AA%E7%89%A9%E8%AA%9E#.E3.80.8C.E5.9C.B0.E7.8D.84.E3.81.AE.E3.82.BF.E3.82.AF.E3.82.B7.E3.83.BC.E3.80.8D.E7.BF.BB.E6.A1.88.E8.A3.81.E5.88.A4
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 ┃ 『週刊ストーリーランド』 ┃日本テレビ系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━┛ 19:58~20:54
 ┌─――――――――――――┐
 |2000(平成12)年 6月15日(木)|放送休止 1回目
 └─――――――――――――┘備考・・・放送回数は約2年間で56回+1回の合計57回にとどまったが、これはプロ野球の開催時期にプロ野球中継のため放送休止になることが多かったためだヨ(=^◇^=)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%B1%E5%88%8A%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89
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 ┃ 『NIGHT HEAD 1』 ┃小説版
 ┗━━━━━━━━━━┛ISBN 4-06-275415-0
 ┌─――――――――――――┐著者:飯田譲治
 |2006(平成18)年 6月15日(木)|講談社文庫 発売
 └─――――――――――――┘備考・・・『世にも奇妙な物語』の原案(派生)作品
 ┏━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『NIGHT HEAD 2』 ┃小説版
 ┗━━━━━━━━━━┛ISBN 4-06-275416-9
 ┌─――――――――――――┐著者:飯田譲治
 |2006(平成18)年 6月15日(木)|講談社文庫 発売
 └─――――――――――――┘備考・・・『世にも奇妙な物語』の原案(派生)作品
 http://ja.wikipedia.org/wiki/NIGHT_HEAD
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-28937
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 ┃ 『弁護士のくず』 ┃ TBS系列
 ┗━━━━━━━━━━┛22:00~22:54
 ┌─――――――――─―――――――――――――――――┐
 |2006(平成18)年 6月15日(木) case.10「名門大学生の犯罪」 |
 └─―――――――――─――――――――――――――――┘
  原作タイトル・・・『聖なる戦い』第3巻・Case19
     視聴率・・・12.2%
   平均視聴率・・・12.74% ビデオリサーチ・関東地区調べ
      備考・・・本作は、松田優作主演の『探偵物語』のオマージュ的な色合いが非常に強く出た作品である。主人公の九頭元人(豊川悦司)が白いスーツにソフト帽で登場し、あからさまにわかるアドリブや、カメラ目線や台詞などが多数使われていた。また、九頭が所属する弁護士事務所と同じビルの4階に「工藤興信所」が入居していたヨ(=^◇^=)
 http://aisuru-yusaku.6.ql.bz/tanteisyousai.htm
 主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=40919
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%A3%AB%E3%81%AE%E3%81%8F%E3%81%9A
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%A2%E5%81%B5%E7%89%A9%E8%AA%9E
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 ┃ 『オレたち花のバブル組』 ┃
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 ┌─――――――――――――┐
‡|2008(平成20)年 6月15日(日)|単行本〈文藝春秋〉ISBN 9784163267005
 |2010(平成22)年12月10日(金)|文庫本〈文春文庫〉ISBN 9784167728045
 |2013(平成25)年 7月22日(月)|付のオリコン“本”ランキング文庫部門で
 └─――――――――――――┘週間3万6000部を売り上げ、前週の57位から第⑤位へランクイン
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%81%9F%E3%81%A1%E8%8A%B1%E3%81%AE%E3%83%90%E3%83%96%E3%83%AB%E7%B5%84
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 ┃ 『花ざかりの君たちへ~花樣少年少女~』 ┃
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 ┌─――――――――――――┐
 |2008(平成20)年 3月 4日(火)|全20話 02:13から関西テレビにて
 |2008(平成20)年 4月 1日(火)|全20話 01:39から中京テレビにて
 |2008(平成20)年 4月 2日(水)|全20話 22:00からTOKYO MXにて
‡|2008(平成20)年 6月15日(日)|全20話 01:55から毎週土曜に熊本朝日放送にて
 |2008(平成20)年 6月25日(水)|全20話 01:50から毎週火曜にテレビユー山形にて順次吹替版が放送
 |2008(平成20)年 9月18日(木)|全21話 BS日テレで日本語字幕版が放送
 |2009(平成21)年 2月12日(木)|全21話 BS日テレで日本語字幕版が放送
 └─――――――――――――┘
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E3%81%96%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%81%AE%E5%90%9B%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%B8_(%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E)
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 ┃ 『世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・秋 ~人気作家競演編~』 ┃フジテレビ系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 21:00~23:18
  ~有名人気作家×豪華キャスト夢のコラボ!奇妙の歴史が変わる!衝撃の物語全5編~
 ┌─――――――――――――┐備考・・・2010年02回目
 |2010(平成22)年10月 4日(月)|特別編放送 第49回目
‡|2011(平成23)年 6月15日(水)|DVD発売 3990円 114分
 └─――――――――――――┘特別編平均視聴率・・・16.0% ※1993年真夏の特別編から2013年秋の特別編現在
  第443話 特別編232話 「厭な扉」     視聴率・・・13.6%
  第444話 特別編233話 「はじめの一歩」
  第445話 特別編234話 「栞の恋」
  第446話 特別編235話 「殺意取扱説明書」
  第447話 特別編236話 「燔祭」
  特別な放送回・・・2010年10月4日放送回4月4日の第1弾に続き「20周年記念スペシャル」第2弾と題して、“人気作家×超豪華キャスト”による夢の競演。日本を代表する5人の人気作家の作品に、日本を代表する豪華俳優・女優陣が掛け合わる企画。「20周年記念特別企画」のフィナーレを飾ったヨ(=^◇^=)
  野球中継割り込み騒動・・・2001年10月4日(木)に秋の特別編が放送された。1本目「ドラマティックシンドローム」を順調に放送し、2本目「仇討ちショー」放送中でのこと。前半部分を放送しCMに入り、CMが明けた時放送されたのは、プロ野球の中継であった。午後9時放送開始で1本終了+前半終了という事なので、21:30 - 40頃だった。この日行われた「ヤクルトvs阪神」戦は、ヤクルトスワローズが勝てばセントラル・リーグでの優勝という大事な試合であった。中継が割り込まれた時、既に試合は9回に入っていたが、同点という状態になっていた。ヤクルトスワローズはフジテレビと業務提携を結ぶ球団であるので、ヤクルトの優勝中継は必要であり、局スタッフが「直ぐに終わるだろう」と判断した為、割り込みを決行したものと思われる。しかし、この試合は同点のまま延長に突入し、結局午後11時過ぎまで競り合った末に同点のまま試合終了という結果になってしまい、その試合で優勝を決めることができなかった。試合終了後、CMを挟む等の措置を取らずに、挨拶と共にCM明け部分からそのまま放送を再開。午後11時過ぎに終了するはずだったこの日の放送は、翌日午前1時過ぎにようやく終了した。放送終了後、「野球中継が挟まるなど聞いていない」等、視聴者から1万5千件に及ぶ苦情がフジテレビ側に届いたため、同年12月30日(日)に再放送を決定した。また後日、視聴率が発表され、中断前が14.7% ヤクルト戦13.1%とドラマを見る層をターゲットにしているにも関わらず、視聴率的にはあまり落ちていなかった。しかし当日の新聞の番組欄には、「プロ野球中継挿入あり」と掲載された
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 ┃ 「地獄のタクシー」翻案裁判 ┃『世にも奇妙な物語』
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 ┌─――――――――――――┐
 |1998(平成十)年 6月15日(月)|被告らは、原告に対し、各自金1122万円及びこれに対する
 └─――――――――――――┘平成8年6月15日から支払済に至るまで年5分の割合による金員を支払え
 http://yonikimo.com/
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E3%81%AB%E3%82%82%E5%A5%87%E5%A6%99%E3%81%AA%E7%89%A9%E8%AA%9E#.E3.80.8C.E5.9C.B0.E7.8D.84.E3.81.AE.E3.82.BF.E3.82.AF.E3.82.B7.E3.83.BC.E3.80.8D.E7.BF.BB.E6.A1.88.E8.A3.81.E5.88.A4
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E3%81%AB%E3%82%82%E5%A5%87%E5%A6%99%E3%81%AA%E7%89%A9%E8%AA%9E_20%E5%91%A8%E5%B9%B4%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%BB%E7%A7%8B_%E3%80%9C%E4%BA%BA%E6%B0%97%E4%BD%9C%E5%AE%B6%E7%AB%B6%E6%BC%94%E7%B7%A8%E3%80%9C
 ┏━━━━━━━━━━┓NHK BS-hi 07:30~07:45
 ┃ 『ゲゲゲの女房』 ┃NHK BS-2 07:45~08:00
 ┗━━━━━━━━━━┛NHK総合TV 08:00~08:15
 ┌─―――――─―――――――――――――――――――――┐
‡|2010(平成22)年 6月15日(火) 第12週 第068話「連合艦隊再建」|
 └─――――――――─――――――――――――――――――┘
  NHK連続テレビ小説・・・82作品目
          著者・・・武良布枝 ※水木しげるの妻
          脚本・・・山本むつみ
          演出・・・渡邊良雄
     週間最高視聴率・・・19.6%
       平均視聴率・・・18.6% 関東地区・ビデオリサーチ社調べ
       平均視聴率・・・15.9% 関西地区・ビデオリサーチ社調べ
          備考・・・この作品からNHK総合での放送が15分繰り上がり「8:00スタート」開始
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-42182
 主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=94247
 http://www.amazon.co.jp/dp/4408107271
 http://www.amazon.co.jp/dp/4408550493
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%81%8C%E6%88%A6%E5%A0%B4%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%97%A5
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 ┃ 『三代目明智小五郎~今日も明智が殺される~』 ┃最終話
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 ┌─―――─―――――――――――――――――――――――――┐
‡|2010(平成22)年 6月15日(火) 第10話「さらば!三代目明智小五郎」|TBS 24:55~25:25
 |2010(平成22)年 6月17日(木) 第10話「さらば!三代目明智小五郎」|MBS 24:50~25:20
 └─――――――─――――――――――――――――――――――┘
  脚本・・・福原充則
  演出・・・塚原あゆ子
    備考・・・関東広域圏 TBSテレビ 制作局、毎日放送(MBS)より2日先行放送
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E4%BB%A3%E7%9B%AE%E6%98%8E%E6%99%BA%E5%B0%8F%E4%BA%94%E9%83%8E%E3%80%9C%E4%BB%8A%E6%97%A5%E3%82%82%E6%98%8E%E6%99%BA%E3%81%8C%E6%AE%BA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%9C
 ┏━━━━━━━━━━┓
 ┃ 石原裕次郎記念館 ┃
 ┗━━━━━━━━━━┛
 ┌─――――――――――――┐
 |1991(平成三)年 6月21日(金)|開館
‡|2011(平成23)年 6月15日(水)|から『西部警察』で使用された車の展示が開始
 |2012(平成24)年 4月25日(水)| 石原プロの運営するエンターテイメント館「自分で撮る おもしろ撮影館」が
 └─――――――――――――┘当館から車で約10分、小樽市色内(小樽運河至近)にオープン。 この施設はその名の通り、自前のカメラを使い、自分自身(セルフ)で撮影する撮影館であり、シロクマやゴリラ、宇宙人などの造形物やトリックアートをバックに撮影できる。おもしろ撮影館のみの入場は大人1000円、小・中学生500円だが、石原裕次郎記念館資料室との共通チケットを購入すると大人1800円、小・中学生500円(記念館資料室入場分が小・中学生は実質無料。ちなみに記念館資料室のみの入場料は大人1500円、小・中学生300円)となる。
 http://www.ishihara-pro.co.jp/sakuhin/tv/index.html
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E5%8E%9F%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
 ┏━━━━━━━┓東海テレビ制作
 ┃ 『華の嵐』 ┃フジテレビ系列
 ┗━━━━━━━┛ 13:30~14:00
 ┌─――――――――――――┐
 |1988(昭和63)年 1月 4日(月)|第01回 放送開始
 |1988(昭和63)年 4月 8日(金)|第70回 放送終了
 |2005(平成17)年12月?日(?)|6枚組DVD-BOXジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント発売中止
 |2012(平成24)年 5月30日(水)|『華の嵐 DVD-BOX第1章』
 |2012(平成24)年 5月30日(水)|デジタルリマスター版DVDボックスセット
‡|2012(平成24)年 6月15日(金)|廃盤
 |2012(平成24)年 6月29日(金)|発売予定であった第2章発売中止
 |2012(平成24)年 7月27日(金)|発売予定であった第3章発売中止
 └─――――――――――――┘『嵐三部作(グランドロマン)』第二作&内容に関しては全くの別物『華三部作』第一作
  昭和の名作ライブラリー 第3集『華の嵐』DVD-BOX 第1章 デジタルリマスター版 
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-24159
 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1396383533
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%AF%E3%81%AE%E5%B5%90
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『日曜エンターテインメント』 ┃テレビ朝日系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 20:58~23:10
 ┌─――――――――――――┐不定期放送だヨ(=^◇^=)
 |2014(平成26)年 6月15日(日)|ドラマスペシャル『事件救命医2~IMATの奇跡~』
 └─――――――――――――┘20:58~21:00に『今夜のドラマスペシャル』も別途放送
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9B%9C%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『プラトニック“PLATONIC”』 ┃NHK-BSプレミアム
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛22:00~22:49プレミアムドラマ
 ┌─――――――――─――――――――――――――┐
 |2014(平成26)年 6月15日(日) 第04話「いつかの少女」|
 └─―――――――――─―――――――――――――┘
    キャッチコピー・・・愛したときが、彼が死ぬとき。
         演出・・・長沼誠
  オープニングソング・・・②♪HONESTY(オネスティ)♪ BILLY JOEL(ビリー・ジョエル)
  エンディングソング・・・②♪HONESTY(オネスティ)♪ BILLY JOEL(ビリー・ジョエル)
 主題歌①http://en.wikipedia.org/wiki/The_Stranger_(song)
 主題歌②http://en.wikipedia.org/wiki/Honesty_(Billy_Joel_song)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF_(%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E)

 ┏━━━━━━━━━━━━┓ MBS制作
 ┃ 『まんがこども文庫』 ┃ TBS系列
 ┗━━━━━━━━━━━━┛19:00~19:30
 ┌─―――――─―――――――――――――――――――┐
 |1979(昭和54)年 6月15日(金) 第36回 第68話「愛犬カヤ」 |
 └─――――――――─――――――――――――――――┘
  原作(作詞)・・・椋鳩十
  脚本(文芸)・・・
     演出・・・
     作画・・・
     美術・・・
 ┌─―――――─―――――――――――――――――――┐
 |1979(昭和54)年 6月15日(金) 第36回 第69話「清造と沼」 |
 └─――――――――─――――――――――――――――┘
  原作(作詞)・・・宮島資夫
  脚本(文芸)・・・
     演出・・・
     作画・・・
     美術・・・
 http://www.uta-net.com/song/27429/
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BE%E3%82%93%E3%81%8C%E3%81%93%E3%81%A9%E3%82%82%E6%96%87%E5%BA%AB

 ●梅雨時期参考おTO YOU資料●
 ┏━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『俺たちの勲章』 ┃日本テレビ系列
 ┗━━━━━━━━━━┛ 20:00~20:55
 ┌─―――――――――――――――――――┐
 |1975(昭和50)年 7月23日(水) 第13話「誘拐」|
 └─―――――――――――――――――――┘
     脚本・・・柏原寛司
     監督・・・斎藤光正
   主な舞台・・・(長野県)松本市
    ゲスト・・・若林豪、春川ますみ、久富惟晴、北原義郎、中井啓輔 
  ストーリー・・・裏づけ捜査のため松本へ飛ばされた中野と五十嵐は誘拐事件に遭遇。二人は地元信濃警察に協力することになるが、昔気質の刑事と対立
   あらすじ・・・裏付け捜査のため松本に飛ばされた中野と五十嵐は、誘拐事件に遭遇。2人は地元信濃警察に協力することになるが、昔気質の刑事・浅田(若林豪)とことごとく対立してしまう。誘拐されたのは会社社長・清水(北原義郎)の7歳になる娘で、捜査陣は誘拐犯からの指定場所を張るが・・・・
     解説・・・信州は松本へとばされた、はみだし刑事の中野と五十嵐が地元浅田刑事と張り合いながら、誘拐事件に取り組む。市のほぼ中央にある松本城で、身代金を渡すため犯人の現れるのを待つシーンが、その近くの四柱神社では、犯人逮捕の件りが撮影された。松本城での撮影は、●六月半ば梅雨の真最中とあってあいにくの雨●。急きょシナリオの設定を変え、見物に来ていた女性ファンから傘を借りて、松田優作と中村雅俊が男同士の相合傘で張り込むシーンが追加された。
 http://aisuru-yusaku.6.ql.bz/kunsyousyousai.htm
 http://memorial1989.secret.jp/film/orekun/kunsyou.html
 主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=68251 <インスト>
 挿入歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=673 <第6話から>
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%BA%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E5%8B%B2%E7%AB%A0


 事実及び理由
 第1請求
 一 被告らは、原告に対し、共同して、別紙六記載の謝罪広告を、株式会社朝日新聞社発行の朝日新聞、株式会社毎日新聞社発行の毎日新聞、株式会社読売新聞社発行の読売新聞の各全国版社会面に、縦2段抜き、横7センチメートル、見出しはゴチック体1.5倍活字、本文及び記名は明朝体1倍活字、宛名は明朝体1.5倍活字を使用して各1回掲載せよ。
 二 被告らは、原告に対し、各自金1122万円及びこれに対する
‡1998(平成十)年06月15日(月)から支払済に至るまで年5分の割合による金員を支払え。
 http://www.translan.com/jucc/precedent-1998-06-29.html

‡1973.06.15 第048話「影への挑戦」脚本・小川英、鴨井達比古 監督・土屋統吾郎
 佐藤利明(娯楽映画研究家・オトナの歌謡曲プロデューサー)の娯楽映画研究所
 https://note.com/toshiakis/n/n787c1acdf286

 1973(昭和48)年06月22日(金) 第49話 そのとき、時計は止まった
 脚本/小川英、長野洋 監督/山本迪夫
 女性がマンションの一室で殴られて死亡する。警察・鑑識は通報を受けてアパートの一室を調べると、頭部を強打されて死亡している女性の姿が有った。凶器は現場に落ちていた時計で間違いなく、鑑識によると死亡推定時刻は死後一時間程度だという。つまり午後4時前後だということ。ゴリとデンカは近隣住民に聞き込みに出かける中、なかなか周りの住民からの協力が得られないことに不満を示す。第一発見者で通報したのは、この家でお手伝いをしている中島友子だと分かる。山さんはそんな友子から話を聞こうとするが、彼女は最初に来た警察官に全ての事情は話した事を告げ証言を拒む。山さんは話しているウチに思い出すことはあるのだとしてもう一度話をして欲しいと頼む。休みで午前中は外出していたという彼女。山さんは友子に対して彼氏は居るのかと問うと、殺人と何か関係があるのかと不信に取られる。帰ってきた時間は何時か尋ねると5時ちょっと前のことだという。山さんは置き時計は普段きちんと動いていたのかと尋ねるが正確な時を刻んでいた事を語る。マカロニは山さんが友子に妙に突っかかるのが気になっていた。マスコミは現場付近に多数集まっていた。被害者の川田美雪は元女優だった為に、警察は怨恨説で捜査をしていると報道されていた。ボスたちは美雪のスケジュール帳を確認すると
 1973(昭和48)年06月05日(火)にはニチメイ商事の社長と、
 1973(昭和48)年06月09日(土)にはマルナミ興業グループの橋爪功一、
‡1973(昭和48)年06月15日(金)には代議士と新橋で会食していることが分かる。そして被害に遭ったのは
 1973(昭和48)年06月16日(土)のことだった。友子の話では、美雪に特定の男性は居なかったことを聞く。ゴリたちは女優を辞めているのにパトロンもなくこんな豪華な暮らしが出来る筈は無いとして疑いを持つ。ボスはお偉方と精通している中で、弱みにつけ込んで金を強請っている可能性について言及し、彼女が亡くなったことでホッとしている人物が居るハズだという。凶器の置き時計に付着していた指紋は前科者のものではなく誰なのか分からなかった。手分けをして関係者から指紋を集めて照合するよう部下たちに語る。そんな中、ボスのデスクに電話が鳴り、マルナミグループの橋爪功一を調べろとの密告の電話が入る。山さんがマルナミグループの社長秘書をしている橋爪と面会すると、
 1973(昭和48)年06月16日(土)のアリバイについて尋ねる。橋爪は手帳を取り出すとその日は休日だったので伊豆にドライブに行った事を告げる。ゴリたちはその証言の裏付けを取ると確かに三時頃には橋爪が懇親にしている女性と奄美の展望台に行ったと言っていると女性から確認が取れたと報告が入る。密告の電話はウソだったのか。この手の情報にはガセネタが多いというが・・・
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●山さんが主役のエピソード●元女優の川田美雪か殺害された件で、捜査が開始させる。第一発見者で通報したのは家政婦をしていた友子。山さんは彼女から話を聞く中で、彼女は自分と同じような性格をしているということを掴んでいく。
●殺された現場・証拠●被害者が亡くなったのは
 1973(昭和48)年06月16日(土)の午後4時。しかし凶器に使われた時計が壊れていたのは3時だった。まず容疑者として上がったのはクリーニング店勤務の男性・米田正男だった。全国指名手配までされるのだから凄い。凶器の指紋が米田のものと一致したことと、現場から去る米田が目撃されたことが大きかった。
●密告の電話●謎の密告の電話が二度あった。一度目はボス、二度目はマカロニが電話を取った一度目は男性の声、二度目は女性の声。双方共に容疑者はマルナミ興業の橋爪が犯人だとされるもの。
●山さんは友子に拘り●今回のエピソード、諦めたらそこで全ての進化が止まるとばかりに、山さんは容疑者が捕まり自供してもまだ犯人が犯人だとするには違和感があるとしていた。友子の事情を聞くと相当幼少期は苦労しており高校にもまともに通わせてもらえなかったみたいだ。それにしても友子にラブレターを渡したのが米田だという事は良いとしても、行き場を失った米田が友子を頼るというのも不自然な流れ。一度ラブレターをもらったというだけで殺人犯の女性だとされる扱いにも良い違和感は有った。
●橋爪容疑者●知り合いのバーの女性をダイヤで買収してアリバイを工作していた橋爪。時計で殴ったことを求めるがそれでは死んでいなかったことが判明する。当時の橋爪が時計がまた動いているのに気がついたのが原因だった。
●家政婦は見た●正直家政婦が犯人なのかなと思っていた。女性は卑屈になるだけの人生を送ってきていて、人生の不条理さなんかも感じているハズだからね。しかし実際には殺したのは米田だった。二度時計で殴ったのだろうけど、二度殴れば一度目に殴打した時の血痕と階層的に血が付着しているように思うし、二度殴られた跡があるんじゃなかったろうか。
●友子は大人なのか子供なのか●演じている川口晶さんって童顔なので分からないけど、シャベルトーンは大人っぽいし見た目は幼い感じだった。現在で言う所の小野花梨ちゃんみたいな顔をした方だったな。
●不幸から脱せられない女性●最後がまた切ないものが有ったね。女性が報われず、そして山さんもまた気が晴れない感じで自分と似たような境遇にあった彼女を同情していた様だ。屋台でみんなで飲んでいたけどほのぼのとしていた。
 藤堂俊介 …… 石原裕次郎 (七曲署のボス、係長)
 山村精一 …… 露口茂 (山さん)
 石塚誠 …… 竜雷太 (ゴリさん)
 島公之 …… 小野寺昭 (殿下)
 野崎太郎 …… 下川辰平 (長さん)
 早見淳 …… 萩原健一 (マカロニ)
 内田伸子 …… 関根恵子 (シンコ)
 中島友子 …… 川口晶
 米田正男 …… 剛達人
 クリーニング屋店主 …… 里木佐甫良
 川田美雪 …… 毛利幸子
 橋爪功一 …… 宇南山宏
 雨宮和美、田中力、榛名潤一、芦沢孝子、野口元夫
 評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)
 https://itawind.web.fc2.com/1970/taiyou/taiyounihoero049.htm
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第048話 影への挑戦
脚本/小川英、鴨井達比古 監督/土屋統吾郎
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シンコは親友・高野祥子と公夫の教会での結婚式に出席する。二人のことを撮影するシンコは、その結婚式を遠くから見守っているサングラスの男を見て、ふと3年前に居なくなった祥子の兄・尾沢康彦の姿を思い出す。ベトナム戦争の報道のために現地に渡るも三年経っても消息が無くなっていたのである。康彦ではないかと思い声をかけようとすると男は車に乗って立ち去ってしまう。シンコはとりあえず車の写真を撮影する。後日シンコは署で結婚式の写真を見ていた。七曲署の仲間たちはシンコの親友が結婚した事を知り、そろそろシンコ自身も結婚を考えないと行き遅れるのではないかと告げる。ボスはシンコが持っていた車の写真を見てこれは何かと問うが関係ないものだとして誤魔化す。そんな中で七曲署には殺人事件が起きたとの知らせが入る。遺体は団地の前の公園に捨てられていた。凶器は拳銃だが、血痕から見ても殺害現場は別に有ることは明らかだった。死亡推定時刻は昨夜22時頃で、靴を履いていないことから部屋で殺害されてここに運ばれたのではないかと推察される。聞き込みしていると夕べ二人連れの男性を見たことを告げ、一人は裸足で酔っている感じで、もう一人の男性がその男を連れていたのだという。そんな中シンコは祥子が新婚旅行から帰宅するのを知る。祥子たちはこの団地の38号棟の5階に住んでいるという。シンコは祥子たちの部屋を見せてもらう。夫の公夫が聖書を持っている事を知り尋ねると、誰か匿名で結婚祝いに送ってくれたのだという。そんな中祥子はコーヒーを入れようとするが、室内の配置が変わっていることに気がつく。誰かがこの部屋に入ったのかも知れないことを指摘する中で床に赤い血痕があるのに気がつく。シンコは触れないでくれと告げ、すぐに鑑識を呼ぶことに。すると血痕であることが分かる。ボスはそれを知り、すぐに室内の指紋と血液を調べる様告げる。更にデンカはダストシュートから血痕の付いた靴を発見したと報告する。祥子たちに何か室内から盗まれたものはないかと尋ねるが現金類は何も盗まれていない事を語る。被害者は指紋照合からは前科などはなく身元が分からなかったが新聞を見た妻が夫ではないかと名乗りでた結果、被害者は北川史郎(35歳)だと判明する。妻の話では夫は自動車のセールスマンをしているとしていたが、北川は会社に所属しておらず、しかも本籍地で調べると三年前に死亡しているのだという。ライフルマークを調べるが、以前に使われた銃ではないことが分かる。しかし殺害された男は何故高野家に侵入したのか。近所で聞き込みしていた結果、不自然な男を見かけたとの証言が有った。早朝に二人組の男性が救急車で現れるが誰を運ぶこともなく立ち去ったというもの。消防庁に問い合わせるが、当時出動した形跡はないという。この事件は思っている以上に奥の深い事件かも知れない事を告げ、その男たちは死体処理班だろうと告げる。
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■シンコが主役のエピソード■シンコの親友が結婚式を行うと言うところから始まった今回のドラマ。写真に写るサングラスをかけた男性が三年前にベトナム戦争で命を落としたの戦場カメラマン・ジャーナリストの康彦ではないかというところから物語が発展していく。いきなり結論を書く様だけど、今回の康彦が取った一枚のフィルムとは比較には成らないかもしれないが、シンコの取った一枚の写真から色んな意味での糸口にしていくというところがある意味凄い引きの強さだった。どんな犯罪者であってもどんな陰謀に巻き込まれていたとしても妹の結婚式はみたいとする心理が有ったのかな。
■部下の顔色をよくうかがっているボス■上司として理想的なくらいに部下へのケアが行き届いている。普段とは違うちょっとした違いというものに気がつくところはなかなか出来るものではないよね。そして話しづらいところを聞き出すところにも長けている感じがする。
■早い段階から事件の深さを察する■ちょっと今回の事件、奥深いものがあるとみんなが語っていたけど刑事としての感なのか。まだ凄く初期の段階から今回の事件の根深さを感じ取るだけの材料としては少々物足りないものがあるような感じがする。その後二人の既に他界した人物たちが被害者で有り、加害者でもあると分かった時点では奥深さも分かるんだけどね。自分たちの知らない別の世界の事情のことを語っていたけど、一つの警察署の部署としては少々テーマは大きすぎる感じだったね。
■公安が動いたのだろうか?■死体の処理をしている二人の男性の姿が有り、色々ともみ消すことに躍起になっていた。康彦が殺害したのに何故二人が遺体の処理をしているのかなと思っていたけどね。公夫が拉致されて監禁されて自白させられようとしている光景は何処か「トゥルーライズ」っぽいところが有ったかな。
■どうやって帰国した?■パスポートが有ってこそベトナムから帰国した訳で、帰国すれば入国記録で生存の可否は分かるハズ。妹も失踪者届けなどをしていなかったのだろうか。
■第三次世界大戦の危険性■ベトナム戦争で偶然写してしまったという四人の男性。一体何がどう写っていたのだろうか?
■シンコの恋人■シンコにもそういう相手が居たというところに驚き。久しぶりにシンコネタなので宗吉の姿も有った。
■警察の記者会見■ラストでボスが真相は分からないとしながらも国際政治に巻き込まれた被害者たちによる事件だと表現された。最後に康彦は爆死してしまったけど、フィルムは公夫が持っているのかと思った。そして最後はあっさりと負けを認めて捜査を終わらせてしまった感じにも思えるけど、まぁ七曲署だけで対処出来る様な事件では無さそうだったな。
藤堂俊介 …… 石原裕次郎 (七曲署のボス、係長)
山村精一 …… 露口茂 (山さん)
石塚誠 …… 竜雷太 (ゴリさん)
島公之 …… 小野寺昭 (殿下)
野崎太郎 …… 下川辰平 (長さん)
早見淳 …… 萩原健一 (マカロニ)
内田伸子 …… 関根恵子 (シンコ)
内田宗吉 …… ハナ肇 (シンコの父)
尾沢康彦 …… 村野武範 (ジャーナリスト、祥子の兄)
高野公夫 …… 磯村昌男 (祥子の夫)
高野祥子 …… 松井紀美江 (シンコの親友・新婚)
幸田宗丸、北川陽一郎、小野松枝、八木和子、由紀卓也、石川隆昭、門脇三郎
評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)
https://itawind.web.fc2.com/1970/taiyou/taiyounihoero048.htm
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太陽にほえろ! 第48話「影への挑戦」
2016-03-24 15:20:32 テーマ:マカロニ編
第48話「影への挑戦」
■ストーリー■
伸子は友人の高田公夫(磯村昌男さん)と高田祥子(松井紀美江さん)の結婚式に出席し、撮影していた。
伸子は結婚式を見守る尾沢康彦(村野武範さん)を発見した。
尾沢は車に乗って逃走したが、伸子は車のナンバープレートを撮影することに成功した。
伸子は尾沢が3年前(1970年頃)に死亡しているのになぜ生きているのかと疑問に思っていた。
一係室に殺人事件の通報が入った。
凶器は拳銃で、至近距離から心臓に一発撃たれており、時間は昨夜10時頃だと考えられた。
石塚は遺体が靴を履いていないために部屋の中で射殺し、遺棄したと推測した。
目撃者の団地の住人によると、酔っぱらっていた男がもう一人の男に抱き抱えられていた。
現場の団地の38号棟の5階に住んでいる高田夫妻が伸子を訪ねてきたので、伸子は高田夫妻の自宅に上がっていた。
伸子は荷物に聖書が入っていたことを公夫に尋ねたところ、高田は自分がクリスチャンだが聖書に関しては差出人不明と答えた。
祥子は家具の場所が少しずつ違うことから誰かが侵入したと推測した。
伸子は床についている血痕を発見し、一係に通報した。
高田助手(北川陽一郎さん)によると、血液に間違いなく、多量の反応が検出されていた。
島がダストシュートから一足の靴が発見されたという報告をした。
藤堂が公夫に金目の物は盗まれていないかと尋ねたが、何も取られていないと述べた。
被害者は自称北川志郎(35歳前後)、指紋照合の結果から前科は無かった。
新聞を見て名乗り出た妻の証言によると、北川は自動車会社のセールスマンをしていた。
しかし、社員にそのような人物はおらず、本籍地に照合した結果、北川は3年前に死亡していた。
山村は高田夫妻の自宅が犯行現場と推測した。犯人の指紋は検出されず、拳銃弾のライフルマークにも前科は無かった。
39号棟の1階に住んでいる老婆が、日課である午前5時の草取りをしていたところ、救急車を目撃していた。
しかし、消防庁に問い合わせたところ、救急車が発進した事実は無かった。
藤堂は救急車の連中が死体処理班であると推理し、全員に聞き込みを命じた。伸子は高田宅で一緒に結婚式のときの写真を見ていた。
高田夫妻も写真の男が高田の兄である尾沢だと確信した。
祥子は尾沢の死体が発見されなかったが、ベトナム戦争が終結したために生きていれば帰ってきていると発言した。
聞き込みの収穫は全然無かった。伸子はラウンドレンタカーからの連絡を受けて外出した。
藤堂は伸子の机の引出しから、尾沢が3年前にベトナムで失踪した記事を発見した。
伸子はレンタカー会社に赴き、車を確認した後に先週の日曜日の資料を見た。
伸子はバーにて尾沢と再会したが、少し話した後にバーを出た。
尾沢は伸子に何も話すことはない、名前さえも捨てなければならない者の顛末は誰にも分からない、警察は団地の殺人事件から手を引けと告げた。
藤堂は「宗吉」で酒を飲み、尾沢について尋ねていた。
宗吉(ハナ肇さん)は尾沢の葬式の際に伸子が朝までずっと泣いていたので、伸子が尾沢に好意があったのだろうと推測した。
藤堂は酒を飲んだら帰宅する気が無くなったとして一係室で泊まることにしていた。
藤堂は伸子に尾沢の事件を話すように要請し、なぜ尾沢を参考人として連行しなかったと注意した。
藤堂は尾沢から連絡が入ったら自分に告げるように命じた。石塚がホテルに行ったが、尾沢は既にチェックアウトしている状態だった。
山村は世界の政治や経済を動かし、時には戦争も起こす「影の世界」に踏み込んでしまったのではないかと推測した。
「影の世界」は名前も顔も国籍も捨て去った人間によって構成されており、新聞では報道されず、警察でも踏み込むこともできない世界であった。
北川や尾沢も「影の世界」に踏み込んでしまったものと推測された。
高田が聖書を調べたところ、尾沢が祥子にあてたメモとネガが入っていた。
メモには、ネガを大切に保存していてほしいと書かれていた。
高田を監視する謎の目があった。
高田は祥子が轢き逃げされたという偽の電話に引っかかり、謎の男たちに拉致されてしまった。
祥子が帰宅して数時間が経った午後8時頃、電話がかかった。
高田はしばらく帰れないこと、会社に病気で休むと連絡するように後、尾沢のことを話そうとした直後に電話を取られてしまった。
電話に出た謎の男は、高田が無事でいてほしければ警察には知らせるなと警告した。
謎の組織は高田を監禁し、尾沢が隠したネガの居場所を聞き出そうとしていた。
高田は知らないと断った。
「宗吉」で仕事中の伸子に祥子から電話が入り、伸子は高田宅に向かった。
伸子は祥子を説得して藤堂に報告した。
一係全員が団地を張り込んでいた。
石塚の報告によると、高田の向かいの39号棟に2週間前から里帰りしている一家があったが、数日前からいとこと称する男が泊まり込んでいた。
早見が39号棟の5階で不審な男を発見し、石塚と一緒に追跡したが、喫煙の痕跡があるだけであった。
尾沢は七曲署署員と偽って伸子に電話を入れた。
尾沢は聖書が必要だとして、5時に田山町の交差点で車を降りて東に向かってくれと述べた。
伸子は藤堂に報告しなかったが、山村が盗聴していた。
伸は聖書を持って現地へ向かっている最中、尾沢の車に乗った。
高田は未だに謎の組織に監禁されていた。
謎の組織は尾沢が喋ったとして高田を解放すると言ったが、高田は催眠ガスで眠らされた。
尾沢はネガに4人の男の握手が写っており、3年前に偶然撮影に成功したものであったことを話した。
尾沢は4人の名前を公表すると第3次世界大戦の危険性があるとして公表せず、報道カメラマンとして殺されても事実を歴史に残す必要性があったとして、何も知らない高田夫妻に渡したと述べた。
「影の世界」の連中は一国の政府ですら転覆させることができるのであった。
北川を殺害したのは尾沢であった。
伸子は尾沢の自首を奨めたが、尾沢は写真を撮ったときから運命が決まっていたことを告げた。
尾沢は3年前に帰国すれば伸子と結婚する予定であった。
尾沢は車で出発し、途中で伸子を強引に降ろした。
一係捜査員が尾沢を捜索していた。
石塚は5丁目の外れのビルの前で救急車を発見した。
救急車の中には眠らされた高田が入っていた。
尾沢は監視カメラが張り巡らされたビルの一室で、謎の男よりネガを映写機に入れろと指示された。
尾沢は高田が帰ってこないので不審に思ったところ、謎の男より映写機のスイッチを切れと指示された。
映写機が爆発し、尾沢は死亡した。
七曲署の部長(幸田宗丸さん)はマスコミに対し、尾沢が自殺したと誤魔化して発表した。
藤堂は尾沢を国際政治の非情な争いに巻き込まれた犠牲者として、七曲署が影すらも掴めなかったので完敗したこと、1個の生命は地球よりも重いとして目を背けてはならない、次にこのような事件が起こったら犯人を徹底的に追及すると宣言した。
■メモ■
*長さんが欠場。
*宗吉が「オシンコ刑事誕生」以来久しぶりに登場。
*「太陽」初の未解決事件。それも警察では追及できず、一つの国家ですらも転覆できる「影の組織」。「太陽」史上でもトップクラスに不気味な雰囲気が漂う回。
*「生きていた死者」というのは「死ぬなスニーカー」でも使われる。
*差出人不明のものは受け取らない方がいいのでは?
*毎回思うが、刑事がミニスカートではいかんよな…(当時の流行とはいえ…)
*伸子はバーにてブランデーを注文していたが、演じる関根氏は未成年である。
*今回のシンコは私情にかられすぎ。これでは少年課在籍の方が良かったのでは?
*尾沢が死亡してしまったが、高田が生存したのは不幸中の幸いともいえる。
*土屋監督の「太陽」最終作。
■キャスト、スタッフ■敬称略
藤堂俊介:石原裕次郎
早見淳:萩原健一
内田伸子:関根恵子(現:高橋惠子)
島公之:小野寺昭
内田宗吉:ハナ肇
尾沢康彦:村野武範
高田公夫:磯村昌男、高田祥子:松井紀美江、七曲署部長:幸田宗丸
高田助手:北川陽一郎、小野松枝、八木和子、由紀卓也、石川隆昭、門脇三郎
石塚誠:竜雷太
山村精一:露口茂
脚本:小川英、鴨井達比古
監督:土屋統吾郎
#太陽にほえろ#シンコ主役編
https://ameblo.jp/chitei-gogogo/entry-12142639142.html
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太陽にほえろ! 第359話「ジョギングコース」
2021-03-04 22:11:46 テーマ:ボン&ロッキー編
第359話「ジョギングコース」通算第569回目
■ストーリー■
石塚は出勤で急いでいる時、藤沢かおる(岸本加世子さん)という女性とぶつかった。
かおるは石塚に、付近で紺地に袖の赤線に白い星模様が付いたトレーニングウェアを着ていた男を目撃しなかったかを尋ねた。
石塚は分からず、そのまま出勤した。
一係室に、新明神社で変死体が発見されたという通報が入り、捜査員が急行した。
死体の身元の藤沢鉄男(北川陽一郎さん)は、かおるが石塚に伝えたトレーニングウェアを着用していた。
山田鑑識課員(三上剛さん)によると、藤沢の死亡時刻は午前6時頃で、死因は頭蓋骨陥没であり、石段に血液が付着しているため、上から転落したものと考えられた。
藤沢は矢追3丁目の会社員で、中学生であるかおるの父親だった。
かおるは警察官に連れ添われ、現場を訪れたが、藤沢の死に号泣した。
石塚はかおるに、今朝にかおるが藤沢を心配して探していたことに気付かず、そのまま出勤してしまったことを謝罪した。
かおるは藤沢と二人きりで住んでいた。
藤沢は毎朝ジョギングをする習慣があり、午前6時に自宅を出発し、矢追公園まで行き、午前6時30分に自宅に戻る習慣があった。
かおるは藤沢がジョギングをしている間に朝食を作っていた。
新明神社は矢追公園とは方向がかなり違った。
かおるは藤沢が新明神社に行った理由に心当たりがなく、藤沢が滑って転落死したものであると思い込んでいた。
石塚は藤沢が非常に慎重な性格といわれていたことから、事故死したことに疑惑を抱いていた。
藤沢は会社の評判が非常に良かったが、途中入社の身であったため、上役や部下にもなるべく波風を立てないようにしていた。
島と岩城は今朝、新明神社の付近で、白い上着の男が黄色いワーゲンゴルフに乗り、走り去ったのを目撃したという証言を入手した。
目撃者はワーゲンゴルフのナンバーを下2桁までしか見ていなかった。
石塚と田口と岩城は焼鳥屋を訪れ、酒を飲んでいた。
田口と岩城は藤沢の死が事故死で、ワーゲンゴルフも無関係であると考えていた。
石塚はかおるについて、年頃にしては素直ではないと直感していた。
石塚は焼鳥屋に常連客(大木史朗さん)が入ったことから、藤沢にジョギングの仲間がいたのではないかということを思い付き、かおるに質問した。
かおるは石塚に、藤沢の死が事故死であると強調し、調査の必要がないと抗議し、狂乱した。
かおるのおば(富山真沙子さん)が石塚の前に現れ、謝罪した。
石塚は午前5時20分に起床し、午前6時から藤沢が通っていたコースでジョギングを開始し、新明神社に向かった。
牛乳配達員は石塚から藤沢の写真を見せられ、藤沢がジョギングから戻ってくる午前6時30分に藤沢宅の前を通るが、かおるが掃除しながら藤沢を迎え、すごく楽しそうだったために記憶していることを話した。
石塚は午前6時35分に藤沢宅に到着した。
かおるは石塚の姿を見るとすぐに自宅の中に入っていた。
明朝、石塚は矢追公園のコースをジョギングすることにした。
石塚はジョギング中、藤沢のジョギング仲間で、矢追公園のジョギングコースを20年間走り続けている中年の男(前沢迪雄さん)と会った。
ジョギング仲間は藤沢が元々、左折して矢追公園に行くコースを走っていたが、約3ヶ月前からこのコースを変更したで見かけなくなったことを証言した。
藤沢が3ヶ月前に矢追公園で何かがあった可能性が浮上した。
島の捜査で、黄色いワーゲンゴルフの所有者が、新宿区矢本町の「岡本写真」主人の岡本幸成(32歳)であることが判明した。
石塚と島は岡本(山本紀彦さん)と対面した。
岡本は新明神社に行ったことを否認し、他人にも愛車を貸していないと述べた。
岡本は昨晩からワーゲンゴルフを曙町の高速道路の下に駐車していたが、付近の派出所の警察官に駐車違反で怒られたことを打ち明けた。
曙派出所の警察官も、午前6時には岡本のワーゲンゴルフが駐車していたと断言していた。
岡本は白いジャンバーを着用しており、目撃者の証言と一致していた。
石塚は朝のジョギングを続行していた。
石塚は焼鳥屋で田口と岩城に、かおるが何かを恐れ、藤沢の死が事故であると必死に思い込もうとしているのではないかと思っていることを伝えた。
岡本は事件の昨晩、曙町の飲み屋で酒を飲んだ後、酔いを覚ますために車内で寝込んでいた。
島は駐車違反の通報者が、なぜ警察に文句を言う前に岡本に文句を言わなかったのかを疑問に思っていた。
島は矢追公園の付近のアパート「矢追荘」に、岡本の恋人の瀬戸敏子が住んでいることを突き止めていた。
瀬戸は新宿駅前の書店に勤務していた。
岡本は頻繁にワーゲンゴルフで矢追荘に乗りつけ、瀬戸宅に遊びに行っていた。
藤沢と岡本が何らかの形で接触した可能性が出てきた。
藤堂は石塚と田口と岩城に藤沢と岡本の関係性の捜査を、他の捜査員に曙町に駐車していた自動車の確認を命令した。
派出所の警察官(松田茂樹さん)は野崎と島に、通報の時間が午前6時48分で、その一度であること、通報者が女性だったことを伝えた。
通報者は名前を名乗らずに電話を切ったため、身元が不明だった。
実際に通報通りに一晩中、ワーゲンゴルフが駐車していたかも確認されていなかった。
警察官は通報通りに岡本が認めていたため、間違いないと判断してしまった。
警察官は通報後に直行し、車内で眠っていた岡本を注意したこと、岡本が非常に恐縮してすぐに立ち去ったことを説明した。
山村は矢追荘の瀬戸の隣人の主婦に、瀬戸が6月8日の夜から明朝にかけての行動を質問した。
主婦は岡本がその日に来ていなかったこと、隣の音が筒抜けだったことにより、瀬戸が3ヶ月前に岡本と結婚する予定だったのに、岡本の都合で延期してしまったことを伝えた。
藤堂は石塚達に、3ヶ月前に絞り、ジョギングコース全体の徹底的な調査を命じた。
かおるはおばと一緒に自宅の引っ越しの手伝いをしていたが、石塚の顔を見た途端に自宅に逃げ込んでしまった。
かおるは自宅を離れたがらなかったが、おばの自宅に引っ越しすることを承諾していた。
かおるのおばは藤沢の死因が事故死であるため、石塚にかおるをそっとしてあげてほしいと頼んだ。
かおるは母親を亡くして10年間、父の藤沢と二人きりで暮らしており、藤沢を尊敬し、信じ切っていた。
城北署管内にある八百屋の主人夫妻(大村千吉さん、岸井あや子さん)は田口に、早朝に近辺にいた男がヤクザに絡まれ、負傷したという事件を証言した。
瀬戸は野崎に結婚式の延期の理由を質問されたが、警察を信用しておらず、答えなかった。
石塚と田口は城北署で過去の事件を調査し、3ヶ月前の3月4日の早朝に傷害事件が発生し、その事件の被害者が岡本であることを突き止めた。
岡本は当時、事件の加害者が新宿駅前のパチンコ屋で頻繁に目撃するチンピラ風の男の武藤であると主張していたが、武藤に否定されていた。
武藤は事件時刻、仲間と麻雀をしていたというアリバイがあり、アリバイ工作の疑惑もあったが、決定的な証拠の不足で逮捕に至らなかった。
岡本は、藤沢と思われるジョギング中の男が事件を目撃していると話していた。
岡本は石塚に藤沢の写真を見せられたが、ジョギング中に喧嘩を目撃したのが藤沢であることを否定し、藤沢が事件時刻にジョギングのコースを通らなかったと証言していたことを伝えた。
岡本は藤沢を横顔しか見ておらず、目撃者が藤沢だったのかということについての自信を無くしていた。
島と田口はパチンコ屋で武藤(堀礼文さん)と接触した。
武藤は藤沢の写真を見せられると、傷害事件で警察に通報した男であることを記憶していた。
3月8日、岡本は瀬戸宅から朝帰りする途中、武藤を誤って轢きそうになってしまった。
武藤は岡本の謝罪に納得せず、殴る蹴るの暴行を加えていた。
岡本は肋骨にひびが入り、全治2ヶ月の入院生活を送ることとなり、持ったばかりの自分の店を開店できず、借金を背負うこととなってしまった。
岡本は武藤に慰謝料を請求したが、とぼけられ、再び暴行を加えられた。
そこにジョギング中の藤沢が通りかかったが、武藤の威圧に屈服し、岡本の助けを求める声を無視して、逃げ去ってしまい、証言も拒否していた。
岡本が事件の証人になってくれた藤沢を恨んで殺害したのではないかという推理ができた。
武藤は事件の関与を否認し、藤沢が死亡した日には大阪に行っていたことが確認されていた。
事件の容疑者は岡本に絞られた。
石塚はかおるが、暴力事件を見逃した藤沢への臆病で卑怯な行動を直感的に感じ取っていることを察知しつつ、かおるにこの話をするのを避けようとしていた。
事件の突破口は、曙町の高架下に駐車していた岡本のワーゲンゴルフのアリバイを崩すしか手段がなかった。
石塚は6月9日の午前6時頃、救急車が曙町の高架下を通ったという情報を得た。
石塚は岡本を任意同行し、山村と一緒に取り調べた。
岡本は藤沢を殺害した前日の晩、殺害現場付近で目撃者が出るのを恐れ、飲み屋の近所にワーゲンゴルフを駐車させていた。
岡本は恋人の瀬戸に、曙町の派出所に「昨夜から駐車されて迷惑している」という電話をかけさせていた。
6月9日の午前6時、岡本がワーゲンゴルフを駐車させていた場所から20m先の民家で急病人が発生し、通報によって救急車が午前6時10分にその道を通過していた。
救急車の運転手は、あの道に自動車が駐車していなかったとはっきり証言していた。
岡本は救急車の曖昧な証言一つで自分が殺人犯として扱われること、警察の記録がいい加減であることに激しく抗議し、職権乱用と人権蹂躙で告訴しようとしていた。
石塚は岡本の、暴力事件で証言を翻された悔しさに同情しつつも、殺人に対しては激しい怒りを向けた。
岡本は警察の記録を逆手に取り、否認し続けた。
石塚は八百屋から帰る途中のかおると会い、藤沢を殺害した犯人が判明したこと、その犯人が藤沢に暴力事件の証言を拒否され、恨んでいたことを告げた。
かおるは石塚の話を頑固に聞こうとしなかった。
石塚はかおるに、真実から逃げてはいけないと説得した。
かおるは藤沢が自宅付近で、武藤に真実を証言しないように脅迫されていたことを正直に告白した。
かおるは脅迫された時の藤沢の表情に失望し、忘れたほうがいいと思っていた。
石塚はかおるに感謝した。
石塚は武藤を叩きのめし、岡本を殴ったことを認めさせた。
石塚と田口は岡本写真に赴き、岡本に、武藤が事件の目撃者が藤沢であると自白したことを告げた。
七曲署の刑事が瀬戸に会いに行っていた。
岡本は藤沢を殺害する気がなかったが、藤沢が事件を目撃していないと突っぱねたため、殺害してしまった。
一係室にかおるから石塚宛に、花と手紙が届けられていた。
かおるは石塚に感謝した。
■メモ■
*かおるの中学生という設定には無理があるような。(岸本氏は当時18歳)
*ゴリさんのトレーニングウェア姿。
*人間の弱い面や臆病な面云々のところは「嘘」や「傷だらけの勲章」を思わせる。
*非常にやるせなさの残る事件。岡本は可哀そうすぎるが、かといって藤沢を殺害してはいけなかった。武藤の悪辣さが際立つ。
■キャスト、スタッフ■敬称略
藤堂俊介:石原裕次郎
田口良:宮内淳
岩城創:木之元亮
野崎太郎:下川辰平
松原直子:友直子
藤沢かおる:岸本加世子、岡本幸成:山本紀彦
かおるのおば:富山真沙子、武藤:堀礼文、藤沢のジョギング仲間:前沢迪雄、藤沢鉄男:北川陽一郎
山田鑑識課員:三上剛(後の三上剛仙)、曙派出所の警察官:松田茂樹、高橋信子、八百屋主人の妻:岸井あや子、八百屋主人:大村千吉
武田良史、榊原良子、柿沢邦彦、焼鳥屋主人:永谷悟一、焼鳥屋の常連客:大木史朗
石塚誠:竜雷太
島公之:小野寺昭
山村精一:露口茂
脚本:渡辺由自、小川英
監督:竹林進
#太陽にほえろ#ゴリさん主役編
https://ameblo.jp/chitei-gogogo/entry-12660394937.html
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太陽にほえろ! 第605話「離婚」
2017-11-24 19:09:16 テーマ:ラガー&ブルース編
第605話「離婚」通算第299回目
■ストーリー■
森直道(稲垣昭三さん)は喫茶店に入り、紅茶を注文し、フランコ・モノーレス(ロベルト・アギューラさん)を張り込んでいた。
喫茶店にモノーレス宛の電話が入ったが、電話の主の坂口(片岡弘貴さん)は「アディオス、フランコ」と言って電話を切った。
電話が切れた直後、電話機の机の傍の椅子の下に置かれていた紙袋が大爆発を起こした。
井川は別の喫茶店にて、由利(山本直子さん)と会話していた。
由利は井川に卓球部の入部申込書を見せ、押印してもらった。
由利は井川との同居を望んでいた。
井川は山村から事件の連絡を受けた。
現場から時限装置の一部が発見されたため、計画的な爆弾事件と推測された。
事件の被害状況は即死者が2名、重軽傷者が7,8名の状態であり、令子が日本医科大学第二病院で被害者の事情聴取にあたっていたため、井川も急行した。
軽傷の被害者は爆発のショックで何が起こったか理解していなかったが、即死者1人の身元が、喫茶店の従業員の水野徹(19歳)であることが判明した。
モノーレスの身元は外国人であることしか判明していなかった。
井川は重体の被害者の1人で、ICUに搬送される森を発見した。
森は元河南署捜査一係部長刑事で、井川の先輩であった。
爆薬はピクリン酸であり、被害者から有力な証言が得られず、周囲の聞き込みでも不審な人物の目撃者がいなかった。
喫茶店の経営者に他人に恨まれる覚えが無かった。
本庁の公安関係の捜査でも、過激派の線が出ず、爆弾マニアによる通り魔的犯行という可能性が浮上した。
森は2年前(1982年頃)に刑事を退職しており、今回の事件と無関係と思われた。
モノーレスの指紋照合の結果、モノーレスが、3年前(1981年頃)に香港にて発生した偽ドル事件で国際手配を受けていた人物であることが判明した。
偽ドル事件は裏に国際的な偽札偽造組織が絡んでいると騒がれていた。
モノーレスはスペイン系アメリカ人でブラックマネー市場のブローカーだった。
藤堂は井川に生存者の事情聴取を、その他の捜査員にモノーレスの行動の捜査を命じた。
井川は森の夫人の森孝子(谷口香さん)と会い、森の存命を祈っていた。
井川は孝子に、森のかつての捜査の話題を持ち掛けたが、孝子に断られた。
孝子は森がコーヒーを飲まない、矢追町に知人がいないにも関わらずに喫茶店を訪れていた理由が分からなかった。
孝子は森の靴の汚れ方や減り方が刑事時代と一緒だったことから、森が夜の守衛の仕事以外に、碁会所に行くと誤魔化して、昼間も出歩いていたことを見破っていた。
被害者の一人が、モノーレスにかかってきた電話の直後に爆発が起こったことを記憶していた。
山村は電話がモノーレスを確実に殺害するためのものと推理した。
井川は一係室に帰還したが、森は意識不明の重体のまま、一進一退を繰り返していた。
山村と令子は井川に病院に戻るように勧めたが、井川は山村に森の捜査を上申し、許可を貰った。
森が碁会所に最後に来たのは10日前だった。
森は10日前から、西矢追ビルの守衛の仕事を欠勤していた。
井川は西矢追ビルを去る寸前、森の同僚の守衛の沢田(織本順吉さん)から話しかけられた。
沢田は森が、西矢追ビルの3階にある東神海運にて発生した事件を調査していたのではないかと思っていた。
2週間前、沢田は持病のリウマチが痛み、巡回を森と交代していた。
森は東神海運の社長室を巡回中、金庫が開けられているのを発見したが、何者かに背後から後頭部を殴られてしまい、犯人を逃がしてしまった。
森は犯人の自動車のナンバー「横浜56 わ 16-25」を記憶していた。
森は犯人の荒らし方がただのビル荒らしではなく、別の目的を持って探し回った跡であると考察していたが、東神海運の社員は何も盗まれていないと言っていた。
井川は東神海運の社長の滝田茂(柄沢英二さん)と、滝田の秘書の坂口の姿を見た。
モノーレスの日本に潜入した時期、目的と行動が一切不明だったため、藤堂は公開捜査に踏み切っていた。
森は未だに意識を回復していなかった。
孝子は森と結婚して30年間、事件が起こるといつ帰宅するか分からない森を、ただ無事に帰ってくれればいいと祈り、ずっと待たされたことを語った。
孝子は2年前に森が刑事生活を終了させたとき、待つことから解放されたと安心していた。
井川は病院を散策中、河南署捜査一係長の坂崎勇作(石田太郎さん)と再会した。
坂崎は森の見舞いに病院を訪れており、森が1週間前に河南署を訪れたことを伝えた。
森は坂崎にある車のナンバーの持ち主を教えるように依頼し、坂崎に現職刑事でないことを理由に断られ、詳細が判明したら報告すると言って去っていた。
その車は横浜営業所のレンタカーだった。
井川は1週間前、森がトヨタレンタカー山下町営業所に行っていたことを突き止めた。
レンタカーの借主はモノーレスであり、ジョン・スチュアートという偽名と、偽造した国際免許証でレンタカーを借りていた。
森とモノーレスが結びつき、森が喫茶店を訪れたのが偶然ではないという可能性が出た。
森はモノーレスのアジトが近辺にあると予測し、聞き込みを開始していた。
捜査員の捜査により、モノーレスが本牧の外国人バーを2,3回訪れていたこと、ホテルを2週間前に引き払っていること、外国人相手のコールガールを利用した形跡がないことが判明した。
東京入国管理局横浜港出張所にはモノーレスも偽名もないため、モノーレスが密入国者であると断定された。
井川はモノーレスが利用していた別のレンタカー営業所を見つけ出し、モノーレスが近辺に潜伏していたことを掴んだ。
森が死亡し、井川は森の病室に直行した。
孝子は森が死亡する日がいつか来ると、何十年も恐れて暮らしすぎたせいで、森の死を嘘と思い、涙が出なかった。
孝子は森が、刑事という仕事でどうしても嫌なのが、被害者の遺族の顔を見ることであると頻繁に言っていたことを語った。
孝子は森に今の自分の顔を見せてやりたいと言いつけ、号泣した。
井川は帰宅して日本酒を飲んだ後、圭子(吉野由樹子さん)からの手紙を読んだ。
手紙には、浩史(圓山淳也さん)が井川から贈られたグローブを使っていることへの感謝、圭子と子供の別居から半年が経過し、迷惑をかけたことへの謝罪が書かれていた。
圭子は昔の知人の世話で、東京で就職できることになり、東京に戻ることには浩史も賛成していたが、どうしても「待たされる生活」に戻る気になれなかった。
井川は孝子や坂崎と一緒に、森の葬式に参列していた。
坂崎は井川に、今朝、河南署に投函された、森からの報告書を渡した。
報告書は東神海運の封筒の中に入っており、爆弾事件の直前に投函されたものだった。
封筒の中には1万円の偽札が入っていたが、一般の人間では見分けがつかないほど精巧に出来ているものだった。
爆弾事件の裏には偽札偽造組織が絡んでおり、モノーレスの来日の目的は偽札だった。
坂崎は爆弾事件が七曲署の管轄であることから、捜査を託した。
西條はモノーレスのアジトを発見したが、室内は既に家宅捜査をしたように荒らされており、3日前に森らしき男がアジトを訪ねていた。
偽札から発見された指紋照合の結果、モノーレスの指紋と森の指紋が一致した。
森がモノーレスのアジトを捜索し、偽札を発見したことが確定した。
井川は東神海運の窃盗未遂事件の犯人がモノーレスではないかと踏んでいた。
井川と令子は沢田の手引きで東神海運に入ったが、書類が処分された形跡があった。
沢田は直前に坂口と会っていた。
2ヶ月前、船舶ジャーナルという業界紙の印刷所「坪内印刷」の職人が引き抜かれていたことが判明した。
西條は公安警察に問い合わせ、1ヶ月前、東神海運所属の貨物船がマニラに向かう途中、謎の爆発事故で沈没していることを掴んだ。
貨物船の積荷は紙パックと雑貨類だけだったが、2週間前にモノーレスが貨物船の積荷を係員に問い詰めていた。
事件の概要は
*モノーレスが日本円の偽造を計画し、東神海運に原版の製作と紙幣用の紙の調達を準備させた。
*東神海運が独占を目的に、原版と紙を積んでいない貨物船を沈没させた。
*事実に気付いたモノーレスが日本に潜入して密かに調査を開始し、東神海運の事務所から証拠の1万円札の試作品を強奪し、東神海運から分け前を要求したが、消された。
と推理されたが、問題の偽札を押収しない限り、証拠は無かった。
井川は坂口の愛人のマンション「?レジデンス」を張り込んでいた。
令子は井川に滝田と坂口の写真を渡した。
滝田は以前にも東南アジアで発生した密輸事件で当局の取調べを受けていた。
滝田と坂口がレジデンスに到着し、滝田はレジデンスに入り、坂口は車で去った。
井川は令子に滝田の張り込みを任せ、坂口の運転する車を尾行した。
坂口は厚木方面に向かっていた。
坂口は車を停車させて偽札の印刷工場に入り、井川も坂口の後を追って入った。
坂口は偽札の印刷機を破壊しようと、床にガソリンを撒き、時限爆弾を仕掛けた。
井川は坂口に拳銃を突きつけ、偽札の居場所を自白するよう迫ったが、坂口から時限爆弾が5分後に爆発することを知らされた。
坂口は時限爆弾のタイムスイッチを止めた後に偽札の場所を自白すると約束したが、井川に押さえ込まれた。
西條と竹本と澤村も偽札工場に到着した。
坂口はタイムスイッチの解除に30秒かかると告げたが、それでも井川は手を離さなかった。
坂口は時限爆弾のタイマーが30秒を切った後、偽札の場所が芝浜埠頭の第3海運丸であると自白した。
井川と坂口は印刷工場から急いで逃走したが、爆風に巻き込まれて重傷を負ってしまった。
西條と竹本と澤村は第3海運丸を通貨偽造容疑で捜索し、船員を蹴散らし、木箱の中身から大量の偽札を押収した。
山村は滝田を、通貨偽造並びに殺人容疑で逮捕した。
井川の病室に圭子が駆けつけた。
井川の手術は成功し、体内に刺さった破片物も摘出された。
井川は意識を取り戻し、圭子の顔を確認し、圭子に謝罪した。
井川は今度の事件で、森と同じように、死亡するまで刑事であることを辞められないことを痛感し、家族に我儘を言ったことを自覚し、離婚を決意した。
井川は圭子に感謝した。
■メモ■
*「井川刑事着任!」から、トシさんと家族のすれ違いが加速し、「父と子の写真」にて別居することになったが、遂に今回で離婚してしまう。
*由利が卓球部に入部。
*由利がトシさんと同居したいと話すが、この件は「妻への疑惑」で実現している。
*七曲署の食堂のメニューには、豚カツ定食、カレーライス、味噌ラーメン、七曲ランチ、七曲大盛りうどんがあるようだ。
*ラガーの半分しか食べていない定食を強制的に下膳するブルース。
*トシさんの元上司の坂崎は、トシさんを「トシ」と呼ぶ数少ない人物。しかし、石田氏の実年齢は地井氏より2歳下(当時40歳)。
*石田氏は「太陽」内では実年齢より老けた人物を多く演じている。
*無事に刑事を退職したのにもかかわらず、刑事根性が抜けなかったことで絶命してしまった森。
*長年、刑事の妻を務め上げ、2年前にその生活から解放されて安心していたら、結局逆戻りし、森に死なれてしまった孝子。孝子の一言は谷口氏の演技もあり非常に重い。
*圭子の妻の実家は福島県福島市にあるようだ。
*今回の浩史の呼び方は「ヒロフミ」。
*森の名前は、葬式に花と一緒に飾られている板では「光一郎」、封筒では「直道」となっている。
*まだ「聖徳太子の1万円札」。今回放送(1984年6月15日)の直後(6月25日)に「福澤諭吉の1万円札」が発行されている。
*トシさんが時限爆弾を止めようとする坂口を押さえ込むのは「600秒の賭け」を思わせる。「爆弾の怖さを犯人に思い込めさせる」という目的が一緒であり、偶然にも犯人の名前も同じ。(ただし、実質的には「300秒の賭け」)
*「一係皆殺し!」に引き続き、爆弾で負傷して入院するトシさん。この直後の「ヘッドハンター」でも入院し、トシさんは入院率が高い。
*柄沢氏の珍しい悪役。一言も台詞が無い。
*トシさんの家族関連のテーマはボギーのテーマが使われている。
*トシさんの栄養管理を担当することになったボス。
*偽札というテーマは「危険を盗んだ女」や「ニセモノ・ほんもの」でも使われている。
■キャスト、スタッフ■敬称略
藤堂俊介:石原裕次郎
竹本淳二:渡辺徹
澤村誠:又野誠治
岩城令子:長谷直美
森孝子:谷口香
沢田:織本順吉、坂口秘書:片岡弘貴(現:片岡弘鳳)、坂崎勇作:石田太郎、井川圭子:吉野由樹子(現:吉野由志子)
森直道:稲垣昭三、滝田茂:柄沢英二、碁会所主人:河合絃司、日本医科大学第二病院医師:村上幹夫、トヨタレンタカー山下町営業所店員:吉田太門、井川由利:山本直子
大山尚雄、千葉茂、金野恵子、フランコ・モノーレス:ロベルト・アギューラ、井川浩史:圓山淳也
西條昭:神田正輝
井川利三:地井武男
山村精一:露口茂
脚本:金子裕
監督:木下亮
#太陽にほえろ#トシさん主役編
https://ameblo.jp/chitei-gogogo/entry-12331039610.html