2/8(木) ③ 過去の今日のドラマ作品だヨ(=^◇^=) | J.BO∅WYの気になる過去の今日の出来事だヨ(=^◇^=)

J.BO∅WYの気になる過去の今日の出来事だヨ(=^◇^=)

過去の今日、『太陽にほえろ!』のどのエピソードが放送されたかを後悔なく公開するブログでしたが、
2023(令和五)年2月2日(木)曜日に突然、きまぐれに気が変わってしまい変更しました土佐ヨ(=^◇^=) 
いうことでどうか④⑥③⑨お願いしますm(__)m(__)m

◆映像◆♪いっそセレナーデ♪

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『キツイ奴ら KITSUIYATSURA』 ┃ TBS系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛21:00~21:54
 ┌─―――――─――――――――――――――――――┐
 |1989(平成元)年 2月 8日(水) 第06話「裏切ってゴメン」|第26回ギャラクシー奨励賞受賞作品
 └─――――――――─―――――――――――――――┘
  主題歌・・・玉置浩二 ♪キ・ツ・イ♪ 作詞:松井“お月様”五郎&作曲:玉置“流れ星”浩二
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-25003
 主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=1508
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%84%E3%82%A4%E5%A5%B4%E3%82%89
 http://matome.naver.jp/odai/2136241503427524901/2136242080528077503
 ┏━━━━━━━━┓
 ┃ 『刑事貴族』 ┃日本テレビ系列
 ┗━━━━━━━━┛ 20:00~20:54
 ┌─――――――――─―――――――――――――――――┐
 |1991(平成三)年 2月 8日(金) 第31話「刑事たちの忙しい夜」|
 └─―――――――――─――――――――――――――――┘
   脚本・・・市川森一 山田正弘
   監督・・・村田忍
  ゲスト・・・鷲生功、深水三章、天本英世、森下哲夫、水原ゆう紀、三田村賢二
  視聴率・・・9.9% 
   備考・・・第31話 原作『太陽にほえろ!』「危険な約束」(脚本:市川森一+山田正弘)
   備考・・・相沢より子(安永亜衣)出演 <第23.29.31.35話>
 http://en.wikipedia.org/wiki/Mil_M%C3%A1scaras
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%91%E4%BA%8B%E8%B2%B4%E6%97%8F
 ED前http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=23053
 ED後http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=4527
 ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『ふぞろいの林檎たちⅢ』 ┃ TBS系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━┛22:00~22:54
 ┌─――――――――─――――――――――――――――――――┐
 |1991(平成三)年 2月 8日(金) 第05話「チャンスを掴みましたか?」|
 └─―――――――――─―――――――――――――――――――┘
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B5%E3%81%9E%E3%82%8D%E3%81%84%E3%81%AE%E6%9E%97%E6%AA%8E%E3%81%9F%E3%81%A1
 主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=702
 ┏━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『巡査・今泉慎太郎』 ┃フジテレビ系列
 ┗━━━━━━━━━━━━┛ 01:10~01:20
 ┌─――――――――─―――――――――――――――――┐
 |1996(平成八)年 2月 8日(木) 第05話「慎太郎危機一髪の巻」|演出・・・河野圭太
 └─―――――――――─――――――――――――――――┘http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-31196
 ┏━━━━━━━━┓ 『木曜劇場』     1996年
 ┃ 『白線流し』 ┃フジテレビ系列 日本民間放送連盟賞
 ┗━━━━━━━━┛ 22:00~22:54         優秀賞受賞作品
 ┌─―――――――――――――――――――――――――――┐
  |1996(平成八)年 2月 8日(木) 第05話「泡雪の様な恋の始まり」|
 └─―――――――――――――――――――――――――――┘
     脚本・・・信本敬子(脚本担当連続5回で最後)
     演出・・・木村達昭
    視聴率・・・12.4%
  平均視聴率・・・10.9% 視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ
     協力・・・松本市、長野放、松商学園高等学校、アルピコグループ、クア・アンド・ホテル信州健康ランド、ホテル飯田屋、東日本旅客鉄道、柳澤工機、カラオケハウスメロディ、松本市教育文化センター、ジャンプ、インナップ
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-31200
 主題歌 http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=5344
 挿入歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=11530
 挿入歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=8487
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E7%B7%9A%E6%B5%81%E3%81%97
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓読売テレビ制作
 ┃ 『ボーダー 犯罪心理捜査ファイル』 ┃日本テレビ系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 22:00~22:54
 ┌─――――――――─――――――――――――――――┐
 |1999(平成11)年 2月 8日(月) 第5話「恐怖のフェチスト」|
 └─―――――――――─―――――――――――――――┘
     脚本・・・江頭美知智
     監督・・・上川伸生 
    視聴率・・・10.2%
  平均視聴率・・・11.1% 関東地区・ビデオリサーチ社調べ
    ゲスト・・・野村宏伸(メインゲスト) 
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-33288
 OPhttp://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=10826
 EDhttp://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=10800
 http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/7601/border.html
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC_%E7%8A%AF%E7%BD%AA%E5%BF%83%E7%90%86%E6%8D%9C%E6%9F%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB
 ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『週刊ストーリーランド』 ┃日本テレビ系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━┛ 19:58~20:54
 ┌─――――――――――――――――┐第136話 「水鉄砲殺人事件」
 |2001(平成13)年 2月 8日(木) 第43回 |第137話 「へんてこ博物館 ~幸せの毒薬~」
 └─――――――――――――――――┘第138話 「鈴森なんでも相談所 ~外灯~」
                    第139話 「出題タクシー」
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%B1%E5%88%8A%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓土曜ワイド劇場
 ┃ 『森村誠一の終着駅シリーズ』第15回 ┃テレビ朝日系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 21:00~22:51
 ┌─―――――─――――――┐砂漠の駅・死体すりかえ殺人事件・
 |2003(平成15)年 2月 8日(土)|殺した男の死体が女の死体になっていた!
 └─――――――――─―――┘新宿~秋田男鹿半島、入道崎に消えた女
   原作・・・森村誠一『砂漠の駅(ステーション)』
   脚本・・・岡本克己(脚本連続担当15回目)最後の脚本担当
   監督・・・池広一夫(監督連続担当15回目)
  視聴率・・・20.5%
   出演・・・片岡鶴太郎(第5作から出演) 岡江久美子(第7作から出演)
   備考・・・2003(平成15)年 第1回放送
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-36470
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%82%E7%9D%80%E9%A7%85%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA
 ┏━━━━━━━┓
 ┃ 『砂の器』 ┃ TBS系列「日曜劇場」
 ┗━━━━━━━┛21:00~21:54
 ┌─―――――─―――――――――――――――┐
‡|2004(平成16)年2月 8日(日) 第04話「亀嵩の謎」 |
 └─――――――――─――――――――――――┘
      演出・・・金子文紀
     視聴率・・・16.7%
   平均視聴率・・・19.6% 関東地区・ビデオリサーチ社調べ
   テレビ放送・・・『砂の器』TV放送第四回目
 テレビドラマ化・・・TBS系列第2回目
 https://www.uta-net.com/song/18650
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%82%E3%81%AE%E5%99%A8
 https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B01MCY0TFI
 https://ja.wikipedia.org/wiki/Sand_Castle
 ┏━━━━━━━━━━┓
①┃ 『相棒』seasonⅣ ┃テレビ朝日系列
 ┗━━━━━━━━━━┛ 21:00~21:54
 ┌─――――――――――――――――――――――――――┐
 |2006(平成18)年 2月 8日(水) No.071 第16話「天才の系譜」 |
 └─――――――――――――――――――――――――――┘
  杉下右京(水谷豊)の階級・・・警視庁特命係 係長・警部
  杉下右京(水谷豊)の相棒・・・警視庁特命係 巡査部長 亀山 薫(寺脇康文) ※初代相棒
          ゲスト・・・原沙知絵 櫻庭博道 奈良﨑まどか 不破万作
           脚本・・・古沢良太 
           監督・・・和泉聖治
          視聴率・・・16.2%
        平均視聴率・・・14.8%『AIBOU: THE MOVIE 3』パンフレットP.40より
        平均視聴率・・・14.7% 視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ
           備考・・・『season4』『season5』放送時の公式HPの表記は『seasonⅣ』『seasonV』であるヨ(=^◇^=)
           備考・・・『season4』発表前までは、『season1』は『First season』、『season2』は『Second season』、『season3』は『3rd season』と表記・呼称されていたヨ(=^◇^=)
         season4・・・これまで別々に登場していた長門裕之、津川雅彦兄弟がついに共演。また現在、花の里の女将となっている月本幸子(鈴木杏樹)が犯人として右京と対峙するエピソードで初登場する。このシーズンから元日SPがスタートし、16.1%の高視聴率を記録した。『AIBOU: THE MOVIE 3 DOCUMENT FILE』(パンフ)P.40
  備考・・・◎season4以降、曜日に関係なく元日に2時間もしくは2時間30分のスペシャルとして放送。◎本作から、メロディは変わらないが、リアレンジしたオープニングテーマに変更され、season6までこのアレンジを使用。
 ┏━━━━━━━━━━━━━┓
②┃ 『相棒ten』season10  ┃テレビ朝日系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━┛ 21:00~21:54
 ┌─―――――――――――――――――――――――――┐
 |2012(平成24)年 2月 8日(水) No.186 第15話「アンテナ」 |
 └─―――――――――――――――――――――――――┘
  杉下右京(水谷豊)の階級・・・警視庁特命係 係長・警部    ㊦↓最後のseason、最終話で昇格異動
  杉下右京(水谷豊)の相棒・・・警視庁特命係 警部補<元:警視> 神戸 尊(及川光博) ※二代目相棒
          ゲスト・・・萩原聖人
           脚本・・・櫻井武晴 
           監督・・・和泉聖治 
          視聴率・・・15.1%
        平均視聴率・・・16.6%『AIBOU: THE MOVIE 3』パンフレットP.41より
        平均視聴率・・・16.6% 視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ
           備考・・・『season10』はseason表記ではなく、『相棒ten』といった数字を英語表記となったヨ(=^◇^=)
        season10・・・初回SPで、花の里の女将・宮部たまき(益戸育江)が店をたたむことになり、後に月本幸子(鈴木杏樹)が店を継ぐことに。さらにはシーズン放送中に神戸の卒業を発表。クローン人間をテーマとした最終回SPで、生命の倫理観を巡り右京と意見が対立した神戸が警察庁に戻る形で特命係を去ることに。『AIBOU: THE MOVIE 3 DOCUMENT FILE』(パンフ)P.41
 http://aibou.main.jp/
①http://www.tv-asahi.co.jp/aibou_04/
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E6%A3%92#Season4
②http://www.tv-asahi.co.jp/aibou_10/story/0015/
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E6%A3%92#Season10
 http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=6876 HEY!HEY!相棒(=^◇^=)
 http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=105566 2010
 ┏━━━━━━━━━┓著者:桐野夏生
 ┃ 『だから荒野』 ┃NHK-BSP
 ┗━━━━━━━━━┛ 22:00~22:49
 ┌─――――――――――――――――――――――┐
 |2013(平成25)年10月 8日(火) 発行日       |
 |2015(平成27)年 2月 8日(日) 第5回 「息子の家出」|
 └─――――――――――――――――――――――┘
 http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-57270
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A0%E3%81%8B%E3%82%89%E8%8D%92%E9%87%8E
 http://www.uta-net.com/song/1297
 http://www.uta-net.com/song/44472
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 ┃ 『熟年離婚』 ┃テレビ朝日系列
 ┗━━━━━━━━┛テレビ朝日系列がない鳥取・島根県では山陰放送で月~金の15:55~16:49で、約3ヶ月遅れの2006(平成18)年2月8日(水)から放送。初回は7分早く放送している。
 主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=31677
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%9F%E5%B9%B4%E9%9B%A2%E5%A9%9A

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 ┃『太陽にほえろ!』放映リスト┃
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 日本テレビ系列/金曜日 夜8:00~8:54
 七曲署捜査記録~ジーパン編 全59話+1話
‡30 082.1974.02.08 最後の標的 北村和夫
【出演者】石原裕次郎、松田優作、関根恵子、露口茂、竜雷太、小野寺昭、下川辰平、青木英美、北村和夫、西川敬三郎、池田生二、松下達夫、吉田静司、府川房代、戸島一実、清水石明美、国井正広、折尾哲郎、佐藤勝貴、森下明【監督】高瀬昌弘【脚本】長野洋【音楽】大野克夫(音楽)、井上尭之バンド(演奏)【原作】魔久平
【あらすじ&ジーパン心の叫び】集団で喧嘩をする若者達。その中の女性を捕まえてみると何とあの町田和子(戸島一実)であった。ジーパンは彼女から「人殺し」という言葉を浴びせられる。署で少ししょげ返るジーパン。そんな彼にボスはゴリと一緒に新しい標的が出来た射撃場へ行くことを命じる。二人で射撃をやっているとそこに左足を引きずった根来新平(北村和夫)という男が現れる。親しそうに声を掛けるゴリ。根来は現在、本庁の庶務課にいるが元は一係の部屋長でその前は警察学校の射撃担当教官で"拳銃の神様"と言われたほどの人物だった。ゴリが射撃に自信を持てたのは根来の教えに寄るところが多かったと自分で語る。だが、今日限りで警察を辞めるという。その根来はジーパンにプロと呼ばれる殺し屋と対峙するためには一発で仕留めなければならないと教えるがジーパンは反発を覚える。その実力の違いにゴリは「ヘーシンクと生まれたての赤ん坊」という表現さえする。その夜、マンションの入り口で愛人・須藤エミ(府川房代)と一緒にいた脇田(西川敬三郎)という悪徳金融ブローカーが殺される。彼は28mもの距離からルガーオートマチック9ミリという拳銃で心臓を一発で撃ち抜かれたのだった。これはプロの仕業に違いないという見込みをした七曲署の面々。チョウさん、ジーパン、シンコは恨みの線からデンカはエミという女性の線からゴリは拳銃の出所、ヤマさんはプロの殺し屋を当たった。確かに脇田はあくどいことでかなりの人間から恨まれたりしていた。その上、借金の形に店や工場を取られて自殺した人間さえいた。その最中に第二の犯行が起きた。矢野健太郎(池田生二)という観光会社々長がゴルフ場の13番ホールで殺された。彼の前身は不動産業を営んでいた。これも脇田と同様、何と30mの距離から心臓を一発でやられていたのだ。それは脇田の弾丸と一致する。一方、殺し屋の線からも容疑者は浮かばなかった。もう一人、網に漏れたがルガーを好んで使うピカ一の腕の持ち主で岩井(松下達夫)という男がいた。ジーパンはボスからプロの殺し屋の捜査という局面からも拳銃を所持するように指示を受けた。そんな彼は病院の前で根来にバッタリ出くわす。ジーパンが「素手で十分ですよ」という隙をついて根来は彼の懐に手を入れる。そして「射撃の練習をしたくなったらいつでもしてやる」と言い残した。その頃、ヤマさんにタレ込みがある。「岩井を内藤町で見た」というものだった。直ぐにその捜査をしていたジーパンの目前で岩井も撃ち殺されてしまう。また、心臓を一発。ボスはこの件である事をヤマさんに調べさせる。一方、自分の前で有力容疑者を撃ち殺されたジーパンは事の重要性からか?根来と一緒に射撃練習場にいた。拳銃を温め、細かい指示をジーパンに送る根来。その中でもジーパンは「犯人を殺したくない」という自分の信念は貫いていた。その後、根来の自宅で手料理をごちそうになるジーパン。お茶を入れようとする根来には少し目眩が来ていた。そのために上着のポケットから薬を取るジーパンは同時にある紙片も手に入れていた。ボスは根来の目眩の訳を駒ヶ嶺病院というところで聞き込んでいた。その理由は癌だった。少々目眩から快復した根来はそこにある写真から拳銃の想い出を語っていた。ジーパンはその中で威力は弱いが命中率は抜群というSWミリタリーポリス22口径という拳銃に興味を示す。それから署に出るために帰る時には根来が甥に買ったという山歩きのためのトレッキングシューズにも目がいった。根来の家を出るとその理由が明らかになる。手に入れた紙片は「マイ・セカンド・ハウス産業開発公団総裁・富山平太郎氏とその令嬢」という週刊誌の記事だった。ヤマさんの調査で脇田、矢野は根来が一係時代に起訴出来なかった人物だし、岩井は彼の足を撃った人間らしいと分かった。ルガーの出所からも根来の人物像が浮かび上がる。もう犯人は絞られていた。ボスは緊急手配を掛ける。その頃、ジーパンは既に警視庁の銃器室からSWミリタリーポリス22口径を持ち出し、根来を逮捕するために富山の別荘に向かっていたのだが...。
 ジーパン心の叫び 「町田和子・・・俺が殺した犯人の妹です」「俺は根来さんとは違うんですよ」「俺はあんたを病院に連れて行く」
 http://yusaku.from.tv/t82.html

 FBに舘ひろしの『太陽にほえろ!』なんか似合わないと…
 2021(令和三)年09月25日(土) 08:16:00 テーマ:ブログ
 来年の2022年に、あの伝説の刑事ドラマ『太陽にほえろ』が50周年迎えますが、『太陽にほえろ』と言ったら勿論、石原裕次郎さんなんですが…「PART2」含め最終回から約十年位に経ってからは舘ひろしさんが七曲署の舞台にする平成版の『太陽にほえろ?』がありましたが近年、Facebookのコミュニティグループに「舘ひろしの『太陽にほえろ?』なんか似合わないよ」と投稿がありました!!びっくり これが、そのDVDCDです やっぱり『太陽にほえろ』のドラマの顔と言ったら石原裕次郎さんくらいだと視聴者が思っています!!ひらめき電球 後番組『太陽にほえろPART2』というのもありましたが、これは石原裕次郎さんじゃなく奈良岡朋子さん主演でボスが警視庁へ去っていった七曲署の物語でしたDASH!1992年にバップビデオからVHSが発売開始され翌1993年に借りて見た事がありました銃 それを16歳だった私が母親に「『太陽にほえろPART3』やって欲しいなぁ~」と言わせた事があっても母親が「でも石原裕次郎が死んだんだから『太陽にほえろ』はもう作れないのよ?」と言われた事がありましたあせる一方、『太陽にほえろ』(「PART2」含めて)の時代が終わった1987年に『太陽にほえろ』と同じ東宝テレビ部製作による『ジャングル』という刑事ドラマがありました!!こちらは『太陽にほえろ』とは異なるリアルの描写として『踊る大捜査線』に近いような職業ドラマのようなスタイルだった翌1988年『NEWジャングル』では『太陽にほえろ』の台本を3本リメイクした事がありました1990年にも同じ東宝テレビ部製作による『刑事貴族』シリーズだって『太陽にほえろ』にオマージュした刑事ドラマで特にシリーズ一作目の17話から郷ひろみさんが加入してから『太陽にほえろ?』の台本を3本リメイクしていた刑事課長の宮本謙役の松方弘樹さんも『太陽にほえろ』のボス的キャラで全作共通として主演扱いになっていました1997年に『太陽にほえろ?』の復活版として製作されたのが舘ひろしさん主演で『七曲署捜査一係』でしたが…当時プロデューサーだった岡田晋吉さんが書いた本『青春ドラマ夢伝説 あるプロデューサーのテレビ青春日誌』(2003年、日テレ出版)にて当初は「太陽にほえろ'97」というタイトルにするべきだったが、「太陽にほえろ」というタイトルは、やはり石原裕次郎さんが出てた番組なので石原裕次郎さんがいないと嫌だったから実際に『七曲署捜査一係』というタイトルに但し連続ドラマとしてではなく2時間ドラマでオンエアされましたアップアップのちに『七曲署捜査一係'98』や『七曲署捜査一係'99』もありました!!特に『太陽にほえろ2001』にて最初
 2001(平成13)年11月30日(金)にオンエアしてましたが、一時間後に天皇家の雅子様の妊娠を報じられた為に途中で打ち切り、完全放送は
‡2002(平成14)年02月08日(金)だったが…『青春ドラマ夢伝説』に書いてる事ですが、「もう一度『太陽にほえろ?』をやりましょうか!?」と言われ岡田さんは「1994年に亡くなった小川英さんがいないと『太陽にほえろ』は作れない」という事なので、これで平成版の『太陽にほえろ?』は終わってしまいました!!ガーンあせる
 #石原裕次郎#石原裕次郎さん#刑事ドラマ#七曲署#リメイク#舘ひろし#PART2#舞台#東宝
 https://ameblo.jp/0jt0594772641f/entry-12699969913.html

‡1974.02.08 第082話「最後の標的」脚本・長野洋 監督・高瀬昌弘
 佐藤利明(娯楽映画研究家・オトナの歌謡曲プロデューサー)の娯楽映画研究所
 https://note.com/toshiakis/n/nfed04acdb27c

第636話「ラガー倒れる」より
610系ブルーバード4ドアセダン、T100系コロナ4ドアセダン、初代カリーナクーペ、E20系カローラ4ドアセダン、T80系コロナ4ドアセダンの破壊シーン。身代金を奪った誘拐犯がバイクで逃走する。追っ手を撒くために、スクラップ置き場の車(先頭から、ブルーバード、100系コロナ、カリーナ、カローラ、80系コロナ)の上をバイクで乗り越えていく。廃車という設定ですが、こういう場合でも、大抵は動く車が使用されていることがほとんどです。カリーナ、カローラなんか、程度が良さそうですが・・・
http://stunt.car.coocan.jp/taiyounihoero-2/taiyounihoero(636).html
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第082話 最後の標的
脚本/長野洋 監督/高瀬昌弘
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公園で若者たちの乱闘騒ぎが有り通報を受けた一係は総出でそれを止めに入る。ジーパンがその内の一人を捕まえるとそこにはかつてジーパンが射殺した犯人の妹・町田和子の姿が有った。町田の姿を見てジーパンの脳裏には"兄ちゃん"と叫ぶ和子の姿が思い浮かぶ。ジーパンが落ち込む中、ボスはゴリに対してジーパンを射撃場に連れて行くよう告げる。射撃場にいくと、ゴリとジーパンは練習するが、後ろから声をかけてくる老人の姿が有った。ジーパンは見知らぬ人物だったが、ゴリは彼のことを根来さんと呼ぶ。現在本庁の庶務課に勤務しているが、その前は一係の室長をしていたという。元射撃学校の教官であり、銃の神様だと言われた人だと聞かされる。ゴリも警察学校時代に教わったことで、銃について少しは自信がついたのだと語る。ジーパンに対して根来は質問する。警察は何の為に銃を持っていると思うのかということ。プロと対決する際に君のように肩口だけを狙うやり方で勝てると思うのかと問われる。君自身が的になりたくなければ相手を一発で仕留めるのだという。根来は庶務担当は外回りをしてきた刑事にとって事務職は退屈だとして今日限りでジムは止めることにしたのだという。銃とも今日限りで終わりだということ。ジーパンに対して射撃の訓練に付き合ってみないかと誘う。銃の撃ち方を学びながら標的に向けて二人は発砲する。「横ばかりみて歩くな」「スピードがまだ遅いが狙いは良い」しかし右の肩口を何故ねらうのかと問うと、ジーパンは俺たちが射撃訓練をしているのは人殺しのためではないという。そんな甘い考えで敵を倒せると思っているのかと問われ平行線に終わる。一方マンションに入ろうとしていた男女のウチ、男性が銃弾で撃たれて亡くなる。警察はすぐにかけつけるが、女性は涙でパニック状態。長さんもジーパンも女性から話を聞き出そうとするがまるで手が付けられなかった。デンカがやってきたので頼むと、デンカには口を開く女性の姿が有った。彼女の名前は須藤エミ。一緒に居たのは脇田さんだという。暗がりの中から撃たれたので犯人のことは何一つ見ていないとのこと。心臓を一発で打たれていることが分かる。
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公園での若者たちの乱闘騒ぎの通報を受けて検挙にいくとジーパンはそこで捕まえた女性が町田和子だと知る。ジーパンは当時医療従事者を殺害する被疑者で逃走を繰り返していた町田勇一に対して投降を呼びかけるも反抗てしきた為に射殺していたことが有った。例えどんな命であれ、人の命を奪った重みを感じて居たジーパンは落ち込む中、ゴリと共にボス命令で訪れた射撃場で、銃の神様だと言われる、銃に心血を注いできた引退間近の刑事と出会う。ジーパンと根来という対象的関係の存在。銃を使う限りは一発で相手を仕留めなければこっちが殺されるとする根来に対して、ジーパンはあくまで銃は命を奪うモノではなく肩口を狙うという姿勢を貫くモノがあった。次々と繰り返し犯罪が起きて、銃の名手が犯人だとする流れを見れば明らかにその犯人が根来であることは分かるものが有るんだよね。それが一係のメンバーに分かるまでに、どれだけ多くのことをジーパンに対して伝えられるものがあるのかというところに繋がって居るエピソードでは有った。殺された脇田(金融ブローカー)、矢野ケンタロウ(不動産業)岩井(殺し屋でルガーを好んで使う)が殺されていくが、それに共通するものは一体何なのか。捜査中にもジーパンは岩井を捕まえる際には、自分の撃った銃弾はかすりもせず、根来からの指導を受ける。更に食事まで呼ばれることになり、そこで初めて、根来が犯行を繰り返していることを知る。そして次なるターゲットもセカンドハウスで住んでいる産業開発公団の富山平太郎と、娘のアキ子。ジーパンとしては38口径での命中精度では勝つことは出来ないし殺傷能力から考えて、彼が昔使っていたS&W ミリタリー&ポリスの22口径であり、威力が弱いが精度の良い銃だという事を聞く。元々は射撃競技のものだとしていたけど、今のジーパンにとっては人を殺さずに敵意を失わせる事の出来るこの銃が似合っているのかもしれない。銃の是非については過去にも書いたけど、このドラマの刑事ならば誰でも一度は悩む問題だよね。ドラマとして興味深いのは、ジーパンが犯人に気が付いたのは勿論のこと、それ以外の捜査官が何処で容疑者に気が付いたのかというところだろうね。最近久美ちゃんがちょっぴり感情的対応をして、うっかり不謹慎な発言をしてしまうというシーンも出てきたな。
藤堂俊介 …… 石原裕次郎 (七曲署・一係のボス、係長)
山村精一 …… 露口茂 (山さん)
石塚誠 …… 竜雷太 (ゴリさん)
島公之 …… 小野寺昭 (殿下)
野崎太郎 …… 下川辰平 (長さん)
早見淳 …… 萩原健一 (マカロニ)
内田伸子 …… 関根恵子 (シンコ)
柴田純 …… 松田優作 (ジーパン)
永井久美 …… 青木英美 (七曲署の庶務係)
柴田たき …… 菅井きん (ジーパンの母、夫は殉職)
西山隆行 …… 平田昭彦 (署長)
柏木麻江 …… 有吉ひとみ (デンカの恋人)
根来新平 …… 北村和夫 (元刑事、銃の神様、末期がん)
町田和子 …… 北原一実 (町田勇一の妹、#76で殺される)
西川敬三郎、池田生二、松下達夫、吉田静司、府川房代
清水石明美、国井正広、折尾哲郎、佐藤勝貫、森下明
http://itawind.web.fc2.com/1970/taiyou/taiyounihoero082.htm
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太陽にほえろ! 第82話「最後の標的」
2016-07-02 10:28:33 テーマ:ジーパン編
第82話「最後の標的」
■ストーリー■
野崎と柴田は公園で発生した乱闘事件を鎮静に来ていた。
柴田は一人の女を取り押さえたが、その女はかつて柴田が射殺した町田の妹である町田和子(戸島一実さん)であった。
和子は柴田を人殺しと糾弾した。
藤堂は石塚に、柴田を射撃訓練させるように命じた。
石塚と柴田が射撃訓練をしている最中、現在は本庁の庶務課に勤務している根来新平(48歳)(北村和夫さん)と会った。
根来は元捜査一係長で、元警察学校の射撃担当の教官であり、「拳銃の神様」と呼ばれていた。
石塚が射撃に多少自信を持つようになったのは、警察学校時代に根来に仕込まれたためであった。
根来はプロの殺し屋と対決するときに一瞬の抜き打ちで決まることがあると言って、肩を撃つやり方を批判し、腕を磨いて一発で仕留めることだと告げた。
根来は本庁の庶務課を退屈だと思い、今日で辞職することにしていた。
柴田は根来の射撃訓練を受けることにした。
柴田は1回的の心臓を撃ち抜いて根来に褒められたが、柴田は射撃訓練の目的が殺人でないと返した。
根来は撃つ以上は急所を狙え、甘い考えは通用しないと怒った。
脇田という男が心臓を一発で撃ち抜かれる事件が発生した。
一緒にいた須藤絵美という女性は泣いているばかりで何も言わなかったが、島の説得で何もかも言うことにした。
須藤は向こうの暗がりから撃たれたと証言した。
柴田は20m先で銃弾を拾った。
銃弾から犯人の拳銃は、藤堂と同じ型の拳銃であるルガー オートマチック口径9mmであることが判明した。
実測の結果、犯人は28mの距離から一発で脇田の心臓を撃っていることが判明した。
山村によると、ルガーは命中率も威力も高いが、使いこなすには相当の技が必要であった。
被害者の脇田は街の金融ブローカーで風評の悪さが際立っているため、恨みを持つものが多いと推測された。
脇田は借りた金を肩に店や工場を取り上げる行為を行っており、被害者には気が狂ったり自殺したりする者もいる状態だった。
脇田は一度刺されそうになっていたが、逆に相手を刺していた。
目撃者が全て脇田の正当防衛を主張していたため、裏で脅迫されたか金で買収された可能性があった。
矢野憲太郎という観光会社の社長が脇田殺害に使われた拳銃と同じで射殺される事件が発生した。
矢野はゴルフ場やホテルを経営したが、元は不動産屋であくどい行為を多数しており、脇田と共通していた。
矢野は10年前(1964年頃)、殺人容疑でマークされたことがあった。
13番のティーグラウンドで撃った直後に殺害されていたが、全員打球に目を奪われており、30m以上離れていた。
山村がプロの殺し屋のリストを提出した。捜査一係は拳銃を所持した殺し屋を次々に逮捕して取り調べたが、全員白であった。
山村はルガーを好んで使う殺し屋でも1,2を争う岩井に目を付けた。藤堂は柴田に、通常の聞き込みでも拳銃を携帯するよう命令した。
柴田は駒ヶ嶺病院で根来と再会した。
根来は神経痛の治療で来ていたと述べた後、出勤前の朝に射撃訓練に付き合うと言ったが、柴田は素手で充分と伝えた。
根来は腕力に自信があってもいきなり拳銃を突きつけられたらどうすると指摘した。
山村は情報屋(池田生二さん)から、内藤町辺りで岩井を目撃されたという情報を得た。
柴田は石塚と別行動で岩井を捜索していたが、道中で岩井と遭遇した。
岩井は発砲し、柴田は木材の山が崩れて身動きが取れなくなってしまった。岩井は逃走中に射殺されてしまった。
岩井が殺害されたのも同じルガーの銃弾であった。一係は未だに犯人の動機が掴めなかったが、山村は本庁の資料を確かめに行った。
翌朝、柴田は根来と射撃場で会っていた。柴田は射撃訓練を開始し、根来は徹底的に柴田を指導した。
根来は心臓を狙わない柴田を厳しく叱咤した。柴田は根来の自宅に上がり、食事をしていた。
根来は3年前(1971年頃)に妻を亡くして以来、一人暮らしであった。根来は茶を入れる途中、立っていられなくなった。
柴田は根来の指示で根来の上着のポケットから薬を渡した。藤堂は駒ヶ嶺病院から根来のカルテを貰っていた。
根来は寝室で横になることにした。寝室には根来が拳銃を握っている写真が多数飾られていた。
根来は軍隊時代から数え切れない種類の拳銃を使ったこと、拳銃の手ごたえが今でも手に残っていると述べた。
根来はルガーを使ったことがあった。柴田はS&W ミリタリーポリス 22口径の写真を見た。
22口径は威力こそ弱いが命中精度は抜群であり、本庁の銃器室に保管されていた。
根来は22口径が元々競技用の拳銃であるため、実際にはあまり役に立たないと警告した。
柴田は帰り際に、玄関から登山用具を発見した。根来は甥のために買ったと言った。
柴田は根来のコートに入っていた紙を確認したが、その中には産業開発公団総裁の富山平太郎(松下達夫さん)と富山の令嬢が写っていた。
根来は押し入れの中からルガーを取り出した。
山村の調査により、脇田と矢野が一課時代の根来が起訴できなかった相手だということ、根来の足を撃ったのが岩井であることが判明した。
ルガーを買った男の特徴が根来と一致した。柴田は本庁の銃器室に立ち寄り、S&W ミリタリーポリス 22口径を確認した。
柴田は弾を入手した後、署員(西川敬三郎さん)に使用許可証を見せずに持ち去った。
柴田は富山の自宅に向かっていた。柴田が乗ったタクシーの運転手から、柴田の居場所が藤堂たちにも判明した。
根来は富山の自宅近くの林に潜伏し、助言しながらも柴田に発砲してきた。柴田は根来に富山を襲撃する理由を尋ねた。
根来は確実に富山を射殺すること、邪魔をすれば先に柴田を射殺すること、富山邸の電話線が切れていることを告げた。
藤堂は根来が癌であること、根来は命があるうちに法律で裁けなかった者たちを粛清するために警察を辞めたと推測した。
根来は富山を襲う理由を説明した。
富山は役人時代に汚職で逮捕される寸前、直属の部下である課長補佐を殺害していたが、手を下したのが自分でなかったために証拠が無かった。根来はのうのうと暮らす富山を許さなかった。柴田は根来に密かに接近し、右腕を撃ったが、根来は拳銃を左腕でも撃つことができた。
柴田は根来を殺すつもりが無いことを告げた。柴田は根来が富山の自宅に入る寸前に根来を仕留めた。
根来は負けを認め、自分を射殺するように言ったが、柴田は応じなかった。
後日、根来は癌で亡くなった。根来はベッドの上で倒れるのを喜んでいた。
ミリタリーポリスの使用許可が下りたが、藤堂は柴田に始末書の提出を命じた。
■メモ■
*「おふくろ」でジーパンに射殺された町田の妹が不良と化して再登場。
*初期の射撃訓練場は野外の採石場のような場所である。
*遂にジーパンが愛用の拳銃であるS&W ミリタリーポリス 22口径を所持するようになった。
*今回ゴリさんが食事をしていたのは「立ち喰いニコニコうどん」という、いかにもゴリさんが好きそうな店。
*ジーパンの射撃訓練のシーンで、いきなりジーパンの服が変わるシーンがある。
*初期では珍しく、拳銃に関する知識やマニアックな拳銃が登場。
*ジーパンは今回で拳銃の腕を大きく磨き、拳銃のプロに勝てるような実力を得るようになった。
*根来は大正14年(1927年)2月21日生まれ(48歳だが老けていて48歳に見えない)
*左手でも正確に拳銃を撃つことができる犯人は非常に珍しい。(「13日金曜日 ボン最期の日」の犯人くらい)
■キャスト、スタッフ■敬称略
藤堂俊介:石原裕次郎
柴田純:松田優作
内田伸子:関根恵子(現:高橋惠子)
島公之:小野寺昭
野崎太郎:下川辰平
永井久美:青木英美
根来新平:北村和夫
本庁署員:西川敬三郎、情報屋:池田生二、富山平太郎:松下達夫
吉田静司、府川房代、町田和子:戸島一実(北原和美)、清水石明美
国井正広、折尾哲郎、佐藤勝貫、森下明
石塚誠:竜雷太
山村精一:露口茂
脚本:長野洋
監督:高瀬昌弘
#太陽にほえろ#ジーパン主役編
https://ameblo.jp/chitei-gogogo/entry-12176477345.html
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2021-10-05 01:10:42
公式ジャンル記事ランキング:映画レビュー341位
第393話「密偵」通算第603回目
1980/2/8 テーマ:ロッキー&スニーカー編
■ストーリー■
本庁と花園署の捜査員は合同して、響組の手入れを敢行した。
その結果、猟銃1丁、改造拳銃3丁、日本刀2折り、短刀及びナイフ類12本が押収され、9名が逮捕されていた。
藤堂と山村は本庁に召集され、岡島警視(稲葉義男さん)から響組の手入れの件について、話を聞いていた。
今回の手入れは響組が大量の麻薬を隠匿しているという情報を得て実施していたが、その麻薬が全く発見されていなかった。
岡島は内通者がいると断定し、藤堂と山村に、事前に手入れがあることを知っている人物のリストを見せた。
本庁関係は内偵を進めていたが、花園署のほうはまだだった。
岡島は規則違反を覚悟で、藤堂と山村に内通者の捜査を依頼し、警察の威信と面目を委ねようとしていた。
岡島は藤堂に、この件が極秘捜査であるため、他の捜査員には内密にするように厳命した。
藤堂は秘密漏洩を恐れる岡島に対し、山村が依頼を承諾したとしても、全てを一人で調査するのは不可能であること、部下に全幅の信頼を置いていること、他の捜査員が信用できないのであれば、この依頼を断ると主張した。
藤堂と山村は帰り際、この捜査がうまくいったところで、内部からも外部からも非難されることを恐れていたが、誰かがこの仕事を引き受けなければならないとして、岡島の依頼を受理した。
野崎と石塚と島と五代は、山村が同じ警察官の罪を暴くという、とてもつらい任務を引き受けたことに同情していた。
山村が花園署に乗り込む名目は、特別手配されていたが、先週に花園署に逮捕された怪盗103号こと佐川(堀礼文さん)を取り調べるというものだった。
佐川は七曲署管内でも何件か強盗事件を犯していた。
山村は岩城を引き連れ、警視庁花園署を訪れた。
藤堂は野崎と石塚と島と五代に、響組の表立ったところを監視するように命令し、極秘捜査であることを強調した。
山村と岩城は花園署捜査課の捜査室に入り、捜査課長の川上一彦(高原駿雄さん)に佐川の取り調べのことを話した。
捜査係長の立野義次(小野武彦さん)が捜査室に入り、川上に本庁捜査係長の中田哲朗(伊藤孝雄さん)を紹介した。
立野は川上から山村と岩城を紹介されたが、佐川の取り調べがまだ終わっていないのに、他署の山村に取り調べを任せられることに激しい不満を抱いた。
立野は川上から、佐川の拘留期限が迫っており、一つでも自白させなければ拘留延長を却下され、釈放されてしまうと説得されたが、佐川の取り調べが進まなかったのは響組の一件が忙しかったからと反論された。
中田は山村に佐川の取り調べを任せ、立野に響組の手入れに注力してほしいという考えだった。
山村と岩城と、花園署の大島刑事(剛たつひとさん)が佐川の取り調べを開始した。
佐川は去年(1979年)の12月7日、矢追町3丁目のマルサンビルのサラリーマン金融会社の金庫を破っていた。
佐川はそれに続き、12月13日に矢追総合病院の経理室、12月24日に桜マンション802号室及び832号室の金庫を破っていたが、黙秘を貫いていた。
山村は佐川にタバコを与え、取り調べを中断した。
大島は山村の取り調べについて、手ぬるい上に甘やかしてばかり、このままでは佐川が自白しないと罵った。
川上は山村の手にかかって自白しなかった犯人がいないことを知っており、山村の腕前を評価していた。
山村は川上に、佐川の犯行に関する捜査資料を要求し、大島から手渡された。
立野は捜査上の秘密の話がしづらいことを理由に、山村に反抗的な態度をとったが、川上と中田に説得された。
立野は花園署を離れ、電話ボックスからどこかに電話した。
石塚は響組組員の松尾を尾行し、松尾が立野と密かに接触しているところを目撃した。
石塚は立野と何度か射撃大会で顔を合わせたことがあった。
島は松尾を見張っていたが、その松尾が自動車に轢かれ、死亡した。
山村は島と合流した。
島は松尾から距離を置いていたため、松尾を轢いた自動車が分からなかった。
松尾は立野の情報提供者、いわば専属の密偵だった。
立野は松尾を通じて響組に情報を漏洩させていたのではなく、逆に松尾から情報を得ていた。
松尾はそれを響組に知られ、殺害されたものと思われた。
藤堂のもとに、本庁関係者が全員、情報漏洩の犯人ではないという電話が入った。
残る容疑者は川上だった。
山村は佐川の取り調べを再開し、タバコを与えていた。
藤堂は岡島から招集されていた。
岡島は内通者が川上と確定したようなものであることから、藤堂に佐川の取り調べを打ち切り、捜査員に川上の証拠固めをするように伝えるように命令した。
藤堂は岡島に、山村には山村のやり方があり、岡島自身が山村に全てを任せると発言したではないかと反論した。
山村は佐川に食事を差し入れていた。
佐川は鰻を食べたがっていた。
大島が川上と立野と中田に、山村が佐川の、去年の12月5日に銀座で鰻を食べたという話から、アリバイを突き崩し、全面的に自白したことを告げた。
立野は情報屋の松尾を消され、苦労して逮捕した佐川を山村に落とされたことで、激しく落胆していた。
山村は花園署に岩城を残し、裏付け捜査のために出発した。
山村は外で立野と会っていた。
立野は負けを認め、山村に佐川を自白させたことを見事と評価した。
山村は、佐川を逮捕したのが花園署であり、花園署が逮捕しなければ自供させられなかったとして、立野を励ました。
山村は大島と酒を飲んでいた。
大島は山村の取り調べに感銘を受け、山村を讃頌した。
大島は山村から川上の性格について質問され、太っ腹であり、ほとんど暴力団関係一筋で歩いてきたため、一度怒鳴ったら相当腹の据わった相手でも縮み上がることを教えた。
川上は去年の夏に夫人を亡くしてから、サラリーマン金融に多額の借金があり、かなり私生活が荒れ、立野に心配されていた。
五代は響組の大幹部の竹下(木原正二郎さん)を張り込み中、岩城と合流していた。
竹下はバーに入り、同じバーで豪遊している川上と接触していた。
川上は竹下に対し、手入れでよくも恥をかかせてくれたと激怒したが、勤務中でないことを理由に怒りを鎮めた。
石塚は覆面車に山村を乗せた。
去年の秋、響組の若い組員が強盗に入り、本庁の上野刑事(二家本辰巳さん)と銃撃戦になり、二人とも死亡する事件が発生したが、両方の撃った銃弾が何発か発見されないまま、事件が解決していた。
石塚はその事件以降から、響組に情報が漏洩され始めていることを不審に思い、山村に伝えた。
山村は覆面車を降り、「麻雀東風」に入り、竹下と組員の麻雀に参加した。
五代は藤堂に、山村が竹下と3時間以上、麻雀をしていることを報告したが、藤堂からそのまま張り込むように指示された。
野崎は竹下が響組の中でも切れ者で通っている人物であることから、山村の意図を見抜くのではないかと危惧した。
藤堂は山村の麻雀の目的が、竹下に自分を襲わせることではないかと考えた。
山村は竹下がどこかに電話するのを見逃さなかった。
山村は竹下と組員に、矢追陸橋の下を歩いて帰ることを伝え、竹下と別れた。
山村が矢追陸橋の下を歩いている途中、白い乗用車が猛スピードで山村に向かって突進してきた。
山村は間一髪、乗用車の突進を回避し、ナンバーが「品川52 ひ 48-91」であるのを確認した。
山村は乗用車が再度、自分に向かって突進してきたため、とっさにボンネットに飛び乗ったが、振り落とされ、手を負傷した。
乗用車は逃走し、石塚が山村のもとに駆けつけた。
山村は乗用車の運転手の顔を見たが、誰かは分からなかった。
山村を襲撃した乗用車が発見されたが、盗難車だった。
山村は一係室に戻った。
藤堂は山村がわざと襲撃されるように仕向けたという意図を見抜いており、内通者が山村の取り調べの手口を見て脅威を感じ、他の人間を騙せても、山村を騙せないと思ったのではないかと推理した。
岩城は藤堂と山村に、川上が酒を飲み歩いていたが、その間に電話を含め、誰とも連絡を取った形跡がないことを報告した。
川上も情報を漏洩した犯人ではなかった。
藤堂は岡島と面会し、岡島に内通者が本庁関係者であると断定し、山村が本庁関係者の再捜査を開始していることを告げた。
山村は石塚の話を思い出し、上野が殉職した事件のファイルを読んでいた。
殉職事件では、捜査係長の中田が、事件現場から少し離れたところで銃撃戦の音を聞き、走り込んで強盗犯に対し、1発発射し、結局に上野と強盗犯が相撃ちになったことを証言していた。
岡島は山村の捜査に難色を示し、断固許さなかったが、藤堂に内通者を放っておいてもいいのかと反論された。
岡島は本庁関係者を捜査した者の面目がないことを心配した。
岡島は藤堂から、個人の面目と警察内部の腐敗のどっちが大切なのかと突きつけられ、捜査を許可したが、本庁関係者が漏洩した犯人でなかった場合に、山村を辞職させると忠告した。
藤堂は自分の辞職も覚悟の上だった。
中田の夫人は、城北署の元婦警である沢村由起子(森田はるかさん)だった。
山村は中田宅を訪れ、由起子と対面した。
由起子は山村に対し、沈着冷静で落としの名人、頼りになる性格であると思っており、城北署の婦警が山村に憧れていたことを話した。
由起子は山村に、中田が自分に山村がどんな人物であるかを尋ねたこと、自分があまりにも山村のことを褒めるので、中田が気分を悪くしたことを述べた。
由起子は中田と結婚したものの、中田が一度事件に関わると昼も夜も無いこと、自宅に時々、不審な電話がかかってくることを話題に出した。
電話は由起子が出ると切れてしまった。
中田は由起子に、事件関係者の嫌がらせだろうから、気にしないようにと言っていた。
山村は鑑識課員から、強盗事件の銃撃戦の現場である、堀川沿いの廃工場の詳細図を見せてもらい、説明を受けた。
上野と強盗犯は南北に向かい合う形で倒れており、その前に場所を移動しながら撃ち合ったとしても、上野の体を貫通した銃弾は北側に飛んでいるはずだった。
上野は不運にも、1発の貫通銃創で即死してしまった。
しかし、現場は広大な廃工場で、土砂と水溜りが多く、銃弾が水面を跳ねていた場合、捜索するのは困難だった。
中田が発砲した1発の銃弾も行方不明で、3人が合計9発を発砲したうち、発見されたのは6発だった。
事件が合ったのは夕方で、鑑識課員が現場に到着した時も、まだ西日が差し込んでいた。
山村は響組組員が自分を尾行していること気付いた。
組員は電話ボックスからどこかに電話をした。
山村は銃撃戦の現場の廃工場に赴き、実地検証をしていた。
謎の男が電話を受け、捜査室を出た。
山村は中田が走り込んできた位置が逆光であることから、中田が強盗犯と間違えて上野を銃撃してしまったのではないかと考えた。
謎の男が廃工場に現れた。
山村は現場のコンクリートに銃弾がのめり込んでいた痕跡を発見した。
中田は上野の死を確認した後、急いでコンクリートに命中した銃弾を回収したが、響組に見られてしまっていた。
山村は中田が廃工場に潜伏していることに気付いた。
中田は山村に向かって発砲してきた。
藤堂は島と岩城に廃工場への急行を、石塚に響組を押さえるように命令した。
野崎と石塚と五代は響組組員(柿木恵至さん他)の身柄を押さえた。
山村は中田の銃撃を走って回避し、砂山に隠れた。
山村は中田に、中田の拳銃の残りの弾が1発であることを言い、中田を動揺させた隙に、拳銃を撃ち落とした。
中田は刑事を天職と考えていたが、強盗犯の仲間であった響組の組員に、銃弾を取り出すところを目撃されてしまった。
中田は山村に、自分を射殺するように懇願したが、刑事の最後の仕事として、響組の麻薬の隠し場所を自白するように迫られた。
響組に再び手入れが行われ、大量の麻薬が押収された。
山村は柏木拘置所に向かう途中、面会を終えて拘置所から出てきた由起子と会った。
由起子は無言で一礼し、去って行った。
午後1時20分、山村は一係室に帰った。
近々、本庁で大きな人事異動が執り行われることになった。
山村は何人もの人間を不幸にしたと嘆いたが、藤堂に誰かがやらなくてはならない仕事だったと励ました。
■メモ■
*後の「山村刑事報酬なき戦い」の原型ともいえる作品。
*ゲストが豪華絢爛。誰が真犯人か予想しづらいキャスティング。
*ボスの、「自分の部下に全幅の信頼を置いている」という発言がかっこよすぎ。
*麻薬のイメージカットの写真が怖い。
*伊藤氏は「狼の挽歌」でも悪徳刑事を演じている。
*剛氏はチンピラ役が多いが、今回は刑事役。
*ゴリさんが立野を知っている理由が「射撃大会」というのが、ゴリさんのキャラクターを生かしていて面白い。
*山さんの麻雀シーンはこれが最後かな。
*山さんは沢村婦警に好意があったようだ。城北署の婦警の憧れの的だった山さん。
*ラスト、ボスと山さんが2人でタバコを吸うカットが渋い。
■キャスト、スタッフ■敬称略
藤堂俊介:石原裕次郎
岩城創:木之元亮
五代潤:山下真司
野崎太郎:下川辰平
松原直子:友直子
中田哲朗:伊藤孝雄
立野義次:小野武彦、大島刑事:剛たつひと
岡島警視:稲葉義男、川上一彦:高原駿雄、竹下:木原正二郎、中田(沢村)由起子:森田はるか(後の森田遙)
佐川:堀礼文、沖恂一郎、上野刑事:二家本辰巳、藤岡一也、藤田康之
ノンクレジット 響組組員:柿木恵至
石塚誠:竜雷太
島公之:小野寺昭
山村精一:露口茂
脚本:長野洋
監督:竹林進
#太陽にほえろ#山さん主役編
https://ameblo.jp/chitei-gogogo/entry-12701895215.html
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太陽にほえろ! 第636話「ラガー倒れる」
2018-01-19 17:39:06 テーマ:マイコン登場編
第636話「ラガー倒れる」通算第330回目
■ストーリー■
橘町2丁目コスモビル2階のレストラン「レティシア」にて、健司(村田雄浩さん)という無銭飲食のチンピラが暴れていた。
店主(石田和彦さん)が一係室に通報し、澤村と水木が「レティシア」に急行した。
店主は店内に残っていた客の永田幸三(60歳)(藤岡重慶さん)に、事件の証人になるように頼んだが、永田は被害金額を立て替え、店主に健司を許すように伝えた。
健司は永田に腹を立てたが、永田に叱咤され、帰宅を強要された。
澤村と水木は「レティシア」に到着し、店主から永田が被害金額を立て替えたことを聞かされた。
永田は名前を名乗らずに店を立ち去ろうとしたが、水木から報告の必要性があると言われ、高見沢と名乗り、勝手に去っていった。
健司は永田を富豪と勘違いし、帰宅しようとする永田に掴みかかった。
健司は刑務所内であれば無料で食事が出来ると思い込み、暴れて逮捕され、約1年刑務所に収監されるつもりだったため、永田が被害金を立て替えたことに激怒していた。
健司は永田の財布を強引に抜き取ったが、大金を持っていないことに怒った。
一係室に作家の高見沢政彦(内田朝雄さん)から、脅迫という内容の電話が入り、井川と竹本と澤村が作業員を装って高見沢の邸宅に駆けつけた。
脅迫状には、「高見沢が大作家として活躍していられるのは、私を踏み台にして名声を得たおかげであることを忘れてはならない。正当な報酬として、2月8日正午までに、城西銀行矢追支店の『赤い牙』という口座に1億円振り込め。要求が受け入れられない場合には、都内のどこかのビルを正午に爆破し、全ての責任が高見沢にあることを公表する」という内容が活字で切り貼りされていた。
脅迫状が高見沢邸に投函されたのは3日前で、高見沢は内密で解決しようとしていた。
高見沢は犯人が、資料集めや雑用を依頼していた永田ではないかと推測していたが、正当な報酬については言いがかりであると考えていた。
永田は戦時中、帝国陸軍の特殊部隊に配属し、特殊爆弾製造班に所属しており、爆弾の作成を簡単にできた。
澤村は永田の写真を見て、「レティシア」の被害金額を立て替えた、高見沢と名乗る紳士風の男のことを思い出した。
永田の現住所は不明だが、矢追2丁目に夫人と子供が住んでいた。
竹本と澤村は「レティシア」に向かい、井川は高見沢の話を聞くことにした。
永田が被害金額を立て替えたのは、事件になって自分の身元を追究されるのは恐れたためだった。
藤堂は西條と令子と水木に、永田の行方の捜索を命じた。
午前、「レティシア」に健司と思われる男から、永田の身元を教えるようにという電話が入っていた。
九州料理店を経営している永田夫人(福田公子さん)は永田と1年前(1984年頃)に離婚しており、永田との関係性を否定した。
永田の息子は運送会社の寮に入っていたが、永田夫人と同じく永田には一切関知していないと主張した。
午後3時、竹本は「レティシア」に、健司から問い合わせがあった場合、永田の息子の電話番号と称した自分の電話番号を教えるように頼んでいた。
藤堂は本庁に、高見沢関係のビルを調査するように協力を要請しており、捜査員に永田の行方の捜査を指示した。
爆破まであと45時間となっていた。
永田は大正13年(1924年)9月5日生まれだった。
竹本は自宅のみどり荘の階段を駆け上った際、足に痛みを感じた。
竹本宅に、竹本を永田の息子と勘違いしている健司から電話が入った。
健司は竹本に、永田を誘拐しているとして、2000万円の支払いを強要し、強要を無視すると永田の生命を保障しない、明日に連絡すると宣告し、電話を切った。
健司は永田を富豪と勘違いし、誘拐していた。
午前6時10分頃、水木は健司に永田の正体を教えるように進言したが、井川に健司が逆上して永田に危害を加える可能性があると却下された。
永田夫人と永田の息子は、七曲署捜査一係の対応に冷淡で、永田を逮捕してもかまわないという調子だった。
永田の目的はビルの爆破ではなかったが、七曲署捜査一係が明日の正午までに永田を救出し、解放しないかぎり、爆弾が爆発してしまう危険性があった。
藤堂は令子を永田の夫人を演じさせ、捜査員を竹本の部屋に急行させた。
爆破まであと29時間50分となった。
午前10時10分、健司は竹本の部屋に電話をかけ、令子に午後3時までに2000万円を用意するように脅迫し、永田の生存を知らせずに電話を切った。
逆探知は失敗に終わり、爆破まであと25時間50分となった。
健司は廃工場の一室に永田を監禁していた。
永田は健司から夫人が2000万円を用意すること、息子が自分の行方を探し回っていることに疑問を持った。
健司は2000万円を公園で受け取る公算をとっていたが、永田は2000万円を惜しまずに早く解放されるため、健司に金の受け取りを成功させるため、自分が作戦を立てると提案した。
高見沢は2000万円が惜しくなかったが、永田に屈服し、主張を認めるのを嫌がり、支払おうとしなかった。
健司の似顔絵写真が作成されたが、健司には前科がなく、名前も身元も不明だった。
竹本宅に健司から、厚さ約40cmの新聞紙と赤色のチラシの束を作るようにという内容の電話が入った。
西條は健司の手口から知能犯ではないかと推理し、竹本達に合流した。
健司は令子に、新聞紙の中を繰り抜いて2000万円を入れ、新聞の束を目印になるように赤いチラシで包むように要求した。
健司は令子に永田の無事を伝え、新聞の束を竹本に持たせ、矢追2丁目のレストラン「神戸屋」に30分以内に直行させるように指示した。
指示が入ったのは午後2時50分で、爆破まであと21時間10分となった。
竹本は赤いチラシと新聞紙で包まれた2000万円を抱え、「神戸屋」内で待機していたが、午後3時30分頃、健司から永田の息子を指名する電話が入った。
健司は竹本に、すぐに店を出て、2000万円を、店の前を通行する北野商会のちり紙交換車に渡すように要請した。
竹本はちり紙交換業者に2000万円を渡した。
西條と澤村、井川と水木、竹本はちり紙交換車を追跡した。
健司はちり紙交換車の通行経路付近の工事現場の誘導員に成り済まし、車両通行止めの看板を置き、竹本の追跡を妨害させた。
ちり紙交換車は奥にある別の工事現場で行き止まりに遭ったが、健司は交換車が停車している隙に、荷台から2000万円を奪い取った。
健司はオートバイで逃走し、竹本は車を降り、通行人のオートバイを拝借して健司を追跡した。
午後4時5分、藤堂は井川に、ちり紙交換車の運転手と道路工事関係者を捜査するように命じた。
爆破まであと19時間55分となり、早急な永田の逮捕が必要となった。
健司は逃走中、通行人の自転車で衝突して横転し、オートバイを降り、2000万円を抱えて逃走を続行した。
竹本は膝の痛みで健司を見失ってしまった。
健司は新聞紙を開け、2000万円が入っていないことを知り、激情した。
竹本は健司と格闘になり、鉄パイプで膝を強打して劣勢となったが、なんとか健司を取り押さえた。
健司は永田の居場所を自白しようとせず、手を離すように頼んだ。
竹本は資材置き場に拳銃を隠した。
健司は、竹本に永田と会わせると約束したが、油断した竹本を袋叩きにした。
ちり紙交換車の運転手と工事関係者は健司と無関係で、健司は土地勘があった。
竹本は緑町公園の看板の下に警察手帳を、緑町第三踏切付近に手錠を置いた。
健司は竹本を連れ、永田の監禁されている廃工場の一室に戻った。
健司は永田にナイフを突きつけて竹本を脅迫し、竹本の足を捕縛した。
竹本は永田に、自分が永田の息子の友達であると偽り、永田の身代わりを引き受けたという嘘を伝えた。
健司は北野商会に赴き、新聞紙に金が入っていないことを知って激怒した。
午後10時50分、健司は竹本宅への電話で、再度騙した場合、永田も竹本も殺害すると脅迫し、金額を5000万円に増額し、翌朝に電話すると告げて電話を切った。
爆破が13時間10分に迫っていた。
時限爆弾は東伸出版ビルの地下室に隠されていた。
竹本は永田に監禁室からの脱出を呼び掛けたが、刑事であることを見破られてしまった。
永田は息子が自分のために行動しないと思い、警察に通報したのが高見沢であることも感知していた。
竹本は永田から爆弾の場所を聞き出そうとしていた。
永田は30年間、「赤い牙」のゴーストライターが自分であることを誰にも言わず、夫人や息子に無能と馬鹿にされても、高見沢を信じて辛抱していた。
竹本は永田に堂々と主張し、罪のない人々を大量爆殺させないように説得した。
健司は新聞紙に金が入っていなかったことを知り、竹本の足を執拗に痛め付けた。
午前3時30分頃、井川と水木は資材置き場に置かれていた竹本の拳銃を発見した。
爆破まであと8時間30分となった。
竹本は午前7時頃に目を醒まし、就寝中の健司を起こした。
竹本は永田が高血圧症であると偽り、自宅に電話して薬品を取りに行かせるように発言した。
健司は竹本の発言を信用せず、自分で電話することにした。
竹本の伝言は「13番の緑色の薬を金と一緒に渡してくれ」というものだった。
午前9時10分、健司は令子に、要求に従わない場合、永田と息子を殺害すると強調した。
爆破まであと2時間50分となった。
山村は「13番の緑色の薬」が、国道13号と緑町公園を指していることに閃いた。
午前11時頃、井川と澤村と水木は緑町公園にて、竹本の警察手帳を発見した。
爆破まであと1時間となった。
健司は踏切を通った際、京北線の緑町第三踏切を通った際、「緑色の薬」の意味に気付き、手錠を発見してしまった。
永田は夫人も息子も高見沢も自分を無視していること、この後刑務所に収監されることから、爆弾が爆発しても構わないと思うようになり、死を覚悟していた。
竹本は永田に説得を試みたが、永田は既に手遅れと感じていた。
健司は竹本が刑事であることに気付き、竹本を殺害しようとしたが、竹本の蹴りで転倒させられた。
竹本は永田に縄を解き、脱出するように告げたが、健司に足を痛めつけられた。
永田は健司をコンクリートブロックで殴り、気絶させた。
永田は竹本の、自分の生命を捨てて見知らぬ他人の生命を救助しようとする信念に恥ずかしさを感じ、竹本を救出し、時限爆弾を東伸出版の機械室に置いたことを自白した。
澤村と水木は竹本を発見した。
井川と機動隊員は東伸出版の機械室を捜索し、時限爆弾を発見し、爆破5分前に停止させた。
山村は北里研究所病院に入院した竹本を見舞いし、称賛した。
竹本は膝に激痛を感じていた。
竹本は外傷性の骨肉腫であり、しばらく放射線治療を続け、場合によっては手術を受けなくてはならなくなった。
■メモ■
*コンピューターの麻雀ゲームを遊ぶブルースだが、麻雀の腕前は下手なようで、結果は「振り込み」だった。
*今回のゲストは、「太陽」には9年ぶりの出演となる内田氏、10年ぶりの出演となる藤岡氏、まだ有名になる前の村田氏と豪華。
*村田氏演じるチンピラの役名は劇中では未呼称。「健司」という名前は「太陽にほえろ! 名場面集」から。
*店主が台詞を噛んでいる。
*脅迫犯人が誘拐されるという混沌とした事件となった。
*既に成人した息子がいる60歳の永田の夫人が、28歳の令子には違和感があるが、再婚した妻なら違和感なし?
*今回も「ラガーの青春」が流れている。ラガーには「ラガー刑事のテーマ」よりこの曲の方が似合っている。
*「赤い牙」のゴーストライターである永田。大胆不敵な手口に加え、健司の仕事と得意な分野を身代金受け渡しの手口に利用する頭の良さを見せる。
*健司は「緑色の薬」の意味に気付いており、実は頭のいい部分もある?
*ラガーは骨肉腫を発症。これは渡辺氏が当時、文学座公演の舞台「マリウス」に出演するためであり、次回の「模擬訓練」から「走れブルース」までは病床での出演となる。捜査一係への復帰は「七曲署全員出動・狙われたコンピューター」。
*ラガーの入院により、捜査一係は一時的に7人体制となる。
*ラガーの骨肉腫全快を信じていたボスだが、「ラガーよ、俺たちはおまえがなぜ死んだか知っている」では、骨肉腫が再発してしまう…
■キャスト、スタッフ■敬称略
藤堂俊介:石原裕次郎
竹本淳二:渡辺徹
澤村誠:又野誠治
水木悠:石原良純
岩城令子:長谷直美
高見沢政彦:内田朝雄
永田幸三:藤岡重慶
健司:村田雄浩
久保忠郎、「レティシア」店主:石田和彦、永田夫人:福田公子、藤岡洋右、武田みえ子
西條昭:神田正輝
井川利三:地井武男
山村精一:露口茂
脚本:大川俊道、小川英
監督:澤田幸弘
#太陽にほえろ#ラガー主役編
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