久々に線維筋痛症の患者さんを診させていただきました。
線維筋痛症って
ご存知でしょうか？
原因不明の全身痛です。
寝ても起きても常に全身に強い痛みがあります。
原因不明ですのでレントゲンでもＭＲＩでもどこにも異常を確認することが出来ず、世界中のお医者さんがお手上げ状態の病気です。
痛み止めも効果ありません。
こんな症状を治せるのか？
大丈夫です！
ただ
整体やマッサージなどの手技療法では無理です。
手技療法で治るのであれば
世界中の線維筋痛症の患者さんが困っているはずがありません。
病気や痛みは
ウイルスや細菌が原因でなければ
脳の反応によって作り出されることがあります。
脳の反応というのは
例えば大きなストレスを感じた時にも痛みや病気は発生しますよね！
でも
大きなストレスが無かったとしても脳によって痛みや病気は発生するんです。
ここで更に詳しく脳の反応について解説すると何時間かかるかわかりませんので割愛させていただきますが・・・。
簡単に言うと
脳によって作り出された痛みや病気は
脳の働きによって改善させることができるということです。
その様な脳の働きを利用した治療法が脳科学療法といいます。
線維筋痛症も結果的に言うと
脳の反応によって起こる症状のようです。
それは改善されていく過程からそう判断することができます。
だからと言って
脳が誤作動を起こしているわけではありません。
医学的にはこの様な現象を誤作動というようですが。
でも正常に作動している結果痛みや病気が起こるわけです。
脳にしてみれば
「痛みや病気を起こさなければいけない理由が発生したから、痛みや病気を発生させただけの話し！」
という言い分になるわけです。
ですから身体に起こっている異常は脳の誤作動ではありません。
今回の線維筋痛症の治療も脳科学療法を用いて改善することができました。
もちろん簡単なことではありません。
1回の治療時間も長くなりますし
大変難しい治療であることは間違いありません。
まずは原因を理解していただくところから入りますが
そこからすでに難しいです。
今回の治療回数はここには書きませんが
「えっ？」と思われるくらい少ない回数で改善できました。
繊維筋痛症は
全ての患者さんに共通する大きな問題があり
それが原因となって全身に痛みを出しております。
ですから治療はそれ一点に絞ってアプローチしていきます。
その一点が特定できて解決できれば痛みは治まります。
ということで
繊維筋痛症を改善するために必要なものは
新薬でも
新しい手技療法でもありません。
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ＪＢＭ総合整体院 碧い宙（あおいそら）