いつもお立ち寄りくださいまして有難うございます。
JBM総合整体院院長の高岡です。
今日は昨日の「肩の脱臼癖が改善」のつづきです。
要するに、脱臼癖を改善するためには筋力の強化や、手術してボルトで固定することではなく、周辺の筋肉や靭帯の伸縮性の回復が必要なんです。
ではどこの筋肉の伸縮性を回復させなければいけないのかといいますと、
三角筋群
大胸筋群
広背筋群
の伸縮性です。
これらの筋肉は全て上腕骨に直接付着しておりますので、これらの筋肉が伸びない状態であれば、肩は前にも後ろにも上にも行かなくなってしまいます。
その状態で、勢いをつけて腕を前や後ろや上に動かすと、上腕骨に直接付着している筋肉は上腕骨を引っ張る形になりますので、引っ張られた上腕骨は筋肉と切り離されるか、或いは脱臼するしかないわけです。
それが脱臼のメカニズムです。
では、
三角筋群・大胸筋群・広背筋群の伸縮性を回復させるにはどうしたらいいのかというところなのですが、、、。
ここが難しいところです。
経験のある方でしたらすでにお分かりかと思いますが、それらの筋肉をマッサージしてほぐしたところで伸縮性の回復にはなりません。
柔らかくなるのと伸びるようになるのとは別物なんです。
じゃー、伸びるようにするならストレッチでしょ!
と思われる方もいらっしゃるでしょうけど、
ストレッチしたら脱臼してしまうので、それもダメなんです。
先日私の友人が腕の痛みと痺れの治療で来て下さいました。
脱臼癖もあるとのことで2回目の時にそれも含めて治療してみましたが、肩の可動域がかなり広がった感じでした。
それで、3回目に来られた時に2回目の時の脱臼癖治療の効果を伺ったところ、
「動かしても脱臼しそうな感じはない。鉄棒にぶら下がって懸垂をやってみたが大丈夫だった。」
とのことでしたので、懸垂で脱臼しなかったのであればもう大丈夫かもしれませんね。
ということで、筋肉の伸縮性を回復させるだけで脱臼癖は改善できるんです!
ただ、伸縮性を回復させる方法が複雑なんですけどね^^;
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JBM総合整体院 碧い宙(あおいそら)
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