11月13日(日曜日)阪神競馬場で秋の女王決定戦・エリザベス女王杯が行われます。
昨年のエリザベス女王杯はアカイイトが優勝。
発走は15:40です。
3歳VS古馬!秋の統一女王決定戦/雨予報の仁川、馬場を味方に栄冠を掴むのは!?
◎5マジカルラグーン
○17ウインマイティー
▲14アカイイト
△11ナミュール
△3ピンハイ
△13ウインマリリン
△10スタニングローズ
△4デアリングタクト
△12ルビーカサブランカ
エリザベス女王杯11年振りの外国馬、今年のGⅠ愛オークス馬◎マジカルラグーン。デビューから7戦3勝、2歳のGⅢフレームオブタラステークスは中団からの差し切り勝ち、3歳になってのGⅡリブルスデールステークスは直線半ばで外から交わされそうな場面になるも馬体を併せると抜かせず優勝。GⅠ愛オークスでも外から並びかけられるが、ここでも驚異的な粘り・根性で交わされること無く優勝した。前走の古馬混合GⅠヨークシャーオークスは好スタートからほとんどハナを切っているような形になり、終始後続の目標になりながらラストは瞬発力の差で敗れた印象。上位2頭もアルピニスタ、チューズデーとかなり高いメンバーレベルで、それらの相手関係を踏まえて1秒以内の5着ならそこまで悲観する内容では無いだろう。実績・能力は十分で、陣営サイドは良馬場希望も血統面からは多少馬場が渋った方が良いとは思うが、そこまで極端な馬場にはならない感じで、稍重〜重くらいなら丁度良さそう。この後はGⅠジャパンカップにも出走予定だが、愛オークス馬としてGⅠエリザベス女王杯を優勝すれば約1億円の褒賞金が得られ、関東へ輸送しての中1週、相手関係などを考えればどちらのレースが勝負掛かりなのかは明白。9日(水)阪神競馬場ダートコースでの最終追い切りの動きも良く、馬体も細くは映らず状態面は非常に良さそう。レースイメージは好位に付け、前を行く馬を目標に早めからの仕掛けで持久力勝負に持ち込む展開。スタートから1コーナーまで十分な距離があるので陣営が望む先行力を生かした好位、理想に近い位置は取れるだろう。府中に比べればまだ時計勝負になりにくい仁川なら外国馬はそこまで極端にパフォーマンスを落とさないはずだし、これまでの欧州特有の重い斤量、57〜59.5キロから今回の自身54キロは一番の魅力とも言える。脈が無ければ日本まで愛オークス馬を連れて来ないだろうし、思った以上に勝負度合いは高い。
3歳時はL忘れな草賞を優勝、GⅠ優駿牝馬・オークス3着がある○ウインマイティー。GⅠ優駿牝馬・オークス後は不振な成績が続いていたが、ブリンカーを装着するなど陣営も様々な試行を句して調整。その甲斐があって今年の春から徐々に復調気配を見せ、6月のGⅢマーメイドステークスでは前を進む2頭の直後、インコースの3番手で脚を溜めると4コーナーで上手く外に持ち出し直線はあっさり抜け出して2着マリアエレーナに0秒3差を付ける完勝。休み明けの前走GⅡ京都大賞典では牡馬相手のレースだったが、中団追走から直線は少しボッケリーニに進路を取られる場面がありながらも、ラストは渋とく伸びて3着。前走は完全復調を示した走りで、3歳時のL忘れな草賞の完勝振り、GⅠ優駿牝馬・オークスでデアリングタクトと僅差の勝負を演じた力が復活ならGⅠでも見劣りはしない。もう少し内目の枠なら言う事は無かったが、外目の枠も前走のようにインコースに入れるイメージ、スタートから1コーナーまでの距離があるので続けて手綱を取る鞍上が上手く乗ってくれるだろう。阪神コースは得意で渋った馬場も他が苦にするようなら更にチャンスは十分。
昨年のGⅠエリザベス女王杯の優勝馬で連覇が懸かる▲アカイイトは昨年の同レース以降勝利は無いが、今年はレコード決着で厳しい展開の中でGⅡ金鯱賞3着、近3走も1秒以内の結果。前走のGⅡ府中牝馬ステークスは別定重量戦で56キロ、休み明けでプラス16キロの馬体、上位は内〜真ん中の馬場を上手く立ち回った馬が独占した形で枠順的にも厳しかった。前走は明らかな叩き台で、文字通り状態は上がっているだろうし、1年を通じて連覇が懸かる最大目標に向けてメイチで挑む一戦になる。昨年のGⅠエリザベス女王杯同様、今年も外目の枠、雨で馬場のインコースが荒れてくれば外枠は歓迎材料になるし、何と言っても得意の阪神で今年もGⅠエリザベス女王杯が行われるのはこの馬にとっては嬉しい限り。リピーターレースの一面もあるGⅠエリザベス女王杯だけに今年も上位争いの期待はある。
馬券はマジカルラグーンの単勝、マジカルラグーン中心の相手を手広く押さえた三連複、上位評価4〜5頭のワイドボックスなど、オッズと相談し色々な買い方を考えたいですね。



