11月5日(土曜日)阪神競馬場で芝1400mの2歳牝馬重賞・ファンタジーステークスが行われます。





昨年のファンタジーステークスはウォーターナビレラが優勝。






発走は15:45です。







阪神JFへ向けた前哨戦/翌年の桜花賞までを見据えた好素材の2歳牝馬による熱戦!




◎5ブトンドール


○3クインズエルサ


▲11アロマデローサ


△2ミカッテヨンデイイ


△10バレリーナ


△6レッドヒルシューズ


△9サルサハウプリティ





夏のGⅢ函館2歳ステークスを優勝、JRA2歳世代最初の重賞ウイナー・◎ブトンドール。函館芝1200mのデビュー戦は好位3番手で折り合うと、直線は押し切りを図るアネモスを交わし、ラストは流す余裕を見せて優勝。前走のGⅢ函館2歳ステークスでは好スタートから後方に下げて脚を温存、3〜4コーナーから外を回しながら追い出すと、直線に入って徐々に加速、前を行くクリダームをきっちり捕らえた。初戦、2戦目ともに異なる位置から結果を出しているように、折り合いにも不安が無く、終いはしっかり脚を使って来る。2歳馬としての完成度は高く、徐々に勢いが付いた前走の走りから1Fの距離延長も悪く無さそう。次に控えるGⅠへ向けて良いレースを期待。





母は2015年のGⅢファンタジーステークス優勝馬キャンディバローズ、母娘同一重賞制覇が懸かる○クインズエルサ。デビュー戦はアロマデローサの0秒2差2着、2戦目は半馬身差ながら同じ位置からレースを進めた2着馬より速い上がりをマークして優勝。レコード決着の前走・ききょうステークスはデビュー戦と同じくアロマデローサに敗れたが、ここでも同馬とは0秒2差の2着。前走は馬と馬の間を割って伸びたが、直線に入ってから少し進路取りに迷った場面があり、勝ち馬との着差はその時の差だろう。しっかり脚を溜めれば終いは伸びるし、折り合いに難がある馬でも無い。父はアイルランド調教馬としてGⅠクイーンアンステークス、GⅠインターナショナルステークスとマイル、10FのGⅠ優勝馬デクラレーションオブウォー。2019年より日本で種牡馬入り、先月のL萩ステークスを優勝したトップナイフなど、2歳の早い時期から産駒は活躍しており、母娘同一重賞制覇も去ることながら、クインズエルサには日本での産駒重賞初制覇の期待も懸かる。





新馬、オープン特別と連勝、3戦無敗での重賞制覇を目指す▲アロマデローサ。デビュー戦、ききょうステークスともにクインズエルサを負かしての優勝。特に前走のききょうステークスは先団直後の好位で折り合って追走、直線では上手く外に持ち出すと内から抵抗するクインズエルサを交わしてレコード勝ち。もちろん、勝ち時計は評価するべきだが、何より距離延長に対応、きっちり折り合いを付けて鞍上の仕掛けにも鋭く反応した、そのレース振りの方を高く評価するべきだろう。あまり不安らしい不安も無く、今回の外枠でも落ち着いて好位〜先団を見る位置で脚を溜めれば上位争い濃厚か。







馬券はブトンドール中心の三連単で買いたいですね。