日本時間10月2日(日曜日)フランス・パリロンシャン競馬場で欧州芝12Fの最高峰・凱旋門賞が行われます。
昨年の凱旋門賞はトルカータータッソが優勝。
発走は日本時間23:05です。
地元・フランス7頭、イギリス5頭、日本4頭、ドイツ、アイルランド各2頭の計20頭で争われます。
最強馬バーイードは回避も、強豪が揃った欧州最高峰・凱旋門賞/歴代最多4頭出走の日本馬は今年こそ悲願達成なるか!?
◎14アルピニスタ
○1ミシュリフ
▲2トルカータータッソ
△15ヴァデニ
△11タイトルホルダー
△4シリウェイ
△20ルクセンブルク
△19ドウデュース
△12バブルギフト
昨年4月のLデイジーウォリックステークスから今年の8月のGⅠヨークシャーオークスにかけて目下7連勝、内GⅠ5連勝中の牝馬◎アルピニスタ。3歳時のGⅠヨークシャーオークスは強豪牝馬ラブに5馬身差の2着、昨年から本格化し、ドイツへ遠征したGⅠベルリン大賞でGⅠ初制覇。今年のGⅠサンクルー大賞は馬群の中団で折り合いを付けると、直線は外から長く良い脚を使って優勝。前走のGⅠヨークシャーオークスでは前を見ながら好位を追走、直線はインコースから肉薄する今年の英オークス馬チューズデーを抑え込んで優勝した。非常に長く良い脚を使える馬の印象で、馬体を併せてからの勝負根性もある。脚質に自在性があるし、ドイツでのGⅠバイエルン大賞の勝ち時計が示す通り、力の要る馬場に対しての適性は高い。懸念材料があまり見当たらないし、今の勢いならここも当然好勝負だろう。
一昨年のGⅠ仏ダービー馬で、昨年は中東に遠征してサウジカップ、GⅠドバイシーマクラシックを連勝、芝・ダートの二刀流○ミシュリフ。昨年のGⅠドバイシーマクラシックではクロノジェネシス、ラヴズオンリーユー、日本の強豪2頭をまとめて差し切って優勝、同年のGⅠ英インターナショナルステークスも優勝した。今年は勝ち星こそ無いが、欧州のトップクラスで僅差の勝負を演じ、2走前のGⅠ英インターナショナルステークスは最強馬バーイードには放されたものの、しっかり2着を確保。既に欧州トップホースの1頭である事に疑いようは無いし、馬場・コースも不問。どんな位置からでもひと脚を使える馬だし、3歳時のサウジダービー、昨年のサウジカップでダートにも高い適性がある事を証明しているので重たい馬場への懸念も無い。相手なりに走れる持ち味を生かしてここでも上位争いを期待。
昨年のGⅠ凱旋門賞は人気薄ながら見事優勝、連覇を目指すドイツの▲トルカータータッソ。3歳時からGⅠ独ダービー2着、GⅠベルリン大賞優勝と、本国ドイツでトップクラスの活躍をしていた馬で、昨年はGⅡハンザ大賞、GⅠバーデン大賞を優勝、ドイツ古馬トップホースになると欧州12F最高峰のGⅠ凱旋門賞に挑戦、得意の力の要る馬場を味方に、他の欧州強豪馬をまとめて撃破し頂点に立った。今年は始動戦こそ敗れたが、GⅡハンザ大賞で貫禄を示す圧勝で連覇、イギリスへ遠征したGⅠキングジョージでは勝ち馬に放されるも2着と、改めて力のあるところを見せた。本国に戻っての前走GⅠバーデン大賞は2着に終わったが、勝ったメンドシーノとは通った馬場の差が出た印象だし、GⅠ凱旋門賞への叩き台と考えればそこまで悲観する事は無いだろう。昨年と変わって今年は注目される1頭として出走するが、中間の雨の影響で馬場は昨年同様悪くなりそうだし、力の要る馬場状態なら持ち前の持久力が今年も生きてくる。もちろん連覇の可能性は十分。
日本馬では自分の形に持ち込んだ時のGⅠ3勝馬タイトルホルダー、前走のGⅡニエル賞は明らかな叩き台、欧州2戦目の上積みが見込める日本ダービー馬ドウデュース。
馬券はアルピニスタ中心の三連複で相手は手広く買いたいですね。
尚、凱旋門賞は10月2日(日曜日)、フジテレビ系[Mr.サンデー×S-PARK超合体SP] 22:00〜0:40内で生中継、グリーンチャンネルでも[2022凱旋門賞中継]22:00〜0:00で生中継されます。
馬券云々、とにかく日本馬4頭には力を出し切って良い走りを見せて欲しいですね!
それでは皆さん、グッドレースを!!


