6月23日(木曜日)園田競馬場でスーパースプリントシリーズ、820mの四国・近畿地区交流重賞・園田FCスプリントが行われます。





昨年の園田FCスプリントはダノングッドが優勝。






発走は16:00です。


地元・兵庫10頭、高知2頭の計12頭で争われます。









スーパースプリントシリーズ四国・近畿地区対抗戦!/地元勢は昨年1、3着の高知勢を抑える事が出来るか!?



園田FCスプリントの前身に当たる競走は2003年~2010年まで行われていた「園田フレンドリーカップ」。


2011年より〝FC〟(フレンドリーカップ)の名称を引き継ぎ、新たに第1回「園田FCスプリント」が創設されました。


園田FCスプリントは同年に創設された「地方競馬スーパースプリントシリーズ」対象競走で、かつては九州・中国地区の所属馬にも出走資格がありましたが、新たに九州地区にシリーズ対象競走が創設、更に荒尾競馬・福山競馬の廃止などに伴い、2019年からは四国・近畿地区の交流競走となっています。


歴代優勝馬にはエプソムアーロン、エスワンプリンス、サクラシャイニー、ランドクイーン、マルトクスパート、カイロス・エイシンテキサス(同着)など。



園田FCスプリントは「地方競馬スーパースプリントシリーズ」、その決勝である船橋・習志野きらっとスプリントへ向けた四国・近畿地区の予選競走。


これまで出走していた九州・中国地区を含めた第1回~第11回までの優勝馬所属内訳は兵庫6勝、高知4勝、佐賀2勝。

※2018年は1着同着。


今年の遠征馬は昨年の1、3着、高知所属の2頭。


昨年は、その高知所属ダノングッドが優勝、6馬身差を付けたレース振りは圧巻でした。


もう1頭のダノンジャスティスも2着馬と0秒1差の3着。


そんな高知の強力な2頭に対する地元勢は、ダートグレード競走2連勝中のイグナイターは不在、昨年2着のブランオラージュ、兵庫再転入初戦の前走820m戦を58キロで優勝したメイプルグレイトあたりが有力になりそう。



ただ、レースはワンターンの超短距離戦。


舞台適性を生かした格下馬の食い込みは十分に警戒したいところです。





◎11メイプルグレイト


◯2ブランオラージュ


▲6ダノングッド


△3ワシヅカミ


△12ブレイクフリー


△7イズジョードリーム


△8トゥリパ





昨年は兵庫所属馬として1230m~1700mで4連勝、重賞でも2度2着に入った◎メイプルグレイト。


(2021年 摂津盃出走時)

1番人気に支持された昨年夏の摂津盃はトップハンデ57キロを背負い、ハナを切ってゴール前まで渋とく粘り、惜しくも半馬身差の2着、続く取消明けの1230m戦・兵庫ゴールドカップではコパノフィーリングには放されたが、好位からレースを進めて2着を確保した。
南関在籍時も持ち前の先行力を生かした競馬で上位争い、今年2月の船橋1200m戦では2着馬に0秒5差を付ける完勝。兵庫再転入初戦となった前走820m戦は5頭立て、内3頭が54キロ、1頭が52キロ、自身は58キロと斤量の開きはあったが、先団を見る位置から徐々に前へ進出、4コーナーでは馬と馬の間を割って抜け出し、逃げるブレイクフリーを捕らえて優勝。前走は初距離・斤量を苦にせず着差以上に余裕があった完勝で、今回は遠征馬2頭との力関係はあるが、前走より多くなった頭数さえ上手く捌ければ当然首位争いに加わって来るだろう。




昨年の園田FCスプリントはダノングッドには放されたが、並み居る強豪を抑えて2着に入った◯ブランオラージュ。

(2021年 兵庫ゴールドカップ出走時)

園田FCスプリント2着後は、スーパースプリントシリーズ決勝の船橋・習志野きらっとスプリントに出走、ここでは8着に敗れたが、前走でちぎられたダノングッドには先着した。昨年11月のレースから休養を挟み、復帰戦の1230m戦は休み明けを感じさせる内容で7着に終わったが、前走の820m戦は叩かれた上積みもあり、久々にこの馬らしい走りが見られ、復調気配を感じさせた。園田820mは3戦して(1・1・1・0)と、全て3着以内に入っている得意な舞台で、休み明けから3走目での園田FCスプリントは陣営が逆算していたローテーションだろう。状態は前走以上と思われ、叩いて3走目で、より先行力も発揮出来そうな今回は、メイプルグレイトとの差をどこまで縮めれるか楽しみ。




昨年の園田FCスプリントは衝撃的な6馬身差の楽勝、連覇を狙う高知の▲ダノングッド。


(2021年 園田チャレンジカップ出走時)

これまで各地に遠征し、積み重ねた重賞タイトルは6勝、今年は地元の大一番・JpnⅢ黒船賞でも勝ち馬から0秒2差の3着と奮闘、実績は今回のメンバーの中では断然と言える存在。近2走はJpnⅢ黒船賞激走の反動か、これまでの強さを考えると案外な結果に終わっているが、昨年のパフォーマンスから、距離短縮で変わり身を見せて来る可能性は十分。遠征競馬に強く、園田コースも過去3戦し、(1・2・0・0)と得意としている。スタートを決めて上手く好位で流れに乗れれば連覇は十分に狙えるだろう。








馬券はメイプルグレイト中心の馬単、三連複で買いたいですね。