本日、新潟競馬場でサマーマイルシリーズの重賞競走・関屋記念が行われます。












2009年関屋記念優勝馬スマイルジャック






父タニノギムレット
母シーセモア
(サンデーサイレンス)



黒鹿毛・牡馬



58戦5勝



主な成績



優勝2008年スプリングステークス(GⅡ)
優勝2009年関屋記念(GⅢ)
優勝2011年東京新聞杯(GⅢ)
2着2008年東京優駿・日本ダービー(GⅠ)
2着2008年きさらぎ賞(GⅢ)
2着2012年京成杯オータムハンデ(GⅢ)







代表産駒



ブラーミスト



優勝2020年C2-7組(佐賀)









※レース名・格付けは当時の表記です。








発走は15:45です。


16番プールヴィルは出走取消です。














サマーマイルシリーズ第3戦・関屋記念。







GⅢ関屋記念は1966年にハンデの重賞競走として創設。


1973年は別定重量戦、翌1974年~1982年は再びハンデ戦と、施行条件は変えられ、現在は別定重量戦として落ち着きました。




秋のGⅠマイルチャンピオンシップを目指すマイラーの出走はもちろん、3歳馬と古馬との対戦にも注目したい夏の貴重なマイル重賞。




そこまで多くの3歳馬はあまり出走はして来ませんが、過去10年馬券内に入った3歳馬は2018年プリモシーン(1着)、2015年ヤングマンパワー(3着)、2011年サトノフローラ(3着)と僅か3頭。



それでも今年出走して来た唯一の3歳馬、GⅠ2着の実績があるソングラインには注目が集まりますね。



もちろん、サマーマイルシリーズで現在ポイント首位タイの2頭にとってはシリーズ制覇も懸かってくるので、その行方も気になるところ。



見所が多い今年のGⅢ関屋記念ですが、馬券を占う意味ではやはり前日からの馬場状態が重要になりそうですね。













それでは関屋記念の予想を紹介します。


評価順で。





◎11ソングライン

◯6ロータスランド

▲3シャドウディーヴァ

△8アンドラステ

△1グランデマーレ

△12サトノアーサー

△10ブランノワール






本命はソングライン。


唯一の3歳馬でGⅠNHKマイルカップ2着の実績馬ソングライン。



未勝利、L紅梅ステークスと連勝して挑んだGⅠ桜花賞は不利があっての大敗も、前走のGⅠNHKマイルカップではシュネルマイスターにタイム差無しに迫る2着。



今回は初の古馬相手になるが、前走の優勝馬シュネルマイスターは同じく古馬相手のGⅠ安田記念で0秒1差の3着と接戦を演じ、その結果からソングラインも高いレベルの3歳馬として古馬相手でも通用する計算が成り立つ。



道悪は懸念材料になるが、新潟の天候から馬場は回復して来そうだし、稍重くらいなら力は発揮出来る。



若い3歳馬で前走より更に成長しているだろうし、何と言っても3歳牝馬の恩恵である51キロは大きな魅力になる。
















対抗はロータスランド。


デビューから9戦、大きく崩れたのは2歳時のGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ12着のみ、非常に安定した走りを見せているロータスランド。



今年に入ってからはまだ1勝クラスだったが、休み明けを一度叩かれての2戦目から格上挑戦になったL米子ステークスまで3連勝、GⅠに出走していたように元々高い素質はあった馬だが、ここに来てより充実。



前走のGⅢ中京記念は高速馬場に加え、ワンターンの競馬しか経験が無かった事が出てしまった印象で、それでも着差0秒4差5着なら全く悲観する内容ではない。



今回は得意のワンターンコースでマイルに距離短縮と大きく条件は好転、馬場は他が苦にするようなら回復して欲しくないが、極端に速い時計にならなければ問題ないだろう。



アンドラステにも言える事だが、ここで優勝すればサマーマイルシリーズ優勝が懸かるだけに勝負気配は高い。















シャドウディーヴァはGⅠヴィクトリアマイル回避明けの前走GⅢマーメイドステークスで3着に好走。



2年連続でGⅢ東京新聞杯でも好走しているようにマイルにも実績があり、何より得意の左回りに替わるのは魅力で、道悪も全く問題無い。
















馬券はソングライン中心の三連単、三連複で買いたいですね。