明日、門別競馬場で牝馬限定2000mのダートグレード競走・ブリーダーズゴールドカップが行われます。












昨年のブリーダーズゴールドカップはプリンシアコメータが優勝。










発走は20:00です。



JRA5頭、地元・ホッカイドウ5頭の計10頭で争われます。














真夏の牝馬限定ダートグレード競走・ブリーダーズゴールドカップ。







ブリーダーズゴールドカップは1989年、当時としては数少ない地方競馬・中央競馬の交流競走として創設。




札幌ダート2400m→旭川ダート2300m、そして2014年より門別ダート2000m、牝馬限定競走に変更されました。




ダート牝馬最高峰、秋のJpnⅠJBCレディスクラシックを見据えた位置付けのレースで、JpnⅢブリーダーズゴールドカップ→JpnⅡレディスプレリュード→JpnⅠJBCレディスクラシックがダート牝馬路線の主要ローテーションになります。





今年は地元・ホッカイドウ所属、JRA所属合わせて10頭の少頭数になりましたが、JpnⅠJBCレディスクラシックへ向けて非常に注目される馬が出走して来ました。





特に現在のダート牝馬チャンピオンとも言えるマルシュロレーヌにとって悲願のJpnⅠJBCレディスクラシック制覇を見据えた重要なステップレースになるだけに、その走りには注目です。
















それではブリーダーズゴールドカップの予想を紹介します。



評価順で。






◎5マルシュロレーヌ


◯9メモリーコウ


▲4アッシェンプッテル


△1リネンファッション


△8レーヌブランシュ


△3ネーロルチェンテ








本命はマルシュロレーヌ。



芝でも重賞出走経験はあったが、初ダートになった昨年9月の準オープン戦を脅威の上がり35秒0の脚で突き抜けて優勝、




初のダート重賞出走になったJpnⅡレディスプレリュードは不良馬場の中、道中は中団追走から直線半ばで先頭に立つと、最後は流す感じでの3馬身差楽勝、JpnⅠJBCレディスクラシックは不可解な3着に敗れたが、今年に入ってのJpnⅢTCK女王盃、JpnⅡエンプレス杯と連勝、牡馬混合のGⅢ平安ステークスでも3着と健闘した。




前走のJpnⅠ帝王賞は結果8着に終わったが、インコースで脚を溜め、勝負どころで上手く外に出してのレース振り自体は悪い内容では無かった。




今回は主戦ジョッキーの川田騎手、前走に比べて大幅に相手関係は軽くなるし、何と言っても牝馬限定戦。




右回りの牝馬限定2000mなら力は存分に出せるはずで、秋の大一番に向けて良い走りを期待。

















対抗はメモリーコウ。



重賞勝ちは無いが、2019年11月にオープン入りしてからは昨年のL仁川ステークス以外は全て掲示板に入る活躍をしている堅実派メモリーコウ。




昨年のJpnⅢブリーダーズゴールドカップ2着、GⅡ東海ステークス、GⅢマーチステークスともに3着など、勝ち切れない面はあるが、牡馬相手の重賞で上位争い出来るのは高い能力があってこそ。




展開、馬場状態、コースを問わない馬で、門別競馬場も経験済み、今年に入っての5戦は全て牡馬との対戦で、マルシュロレーヌ同様、牝馬限定戦なら当然期待は高まる。




ある程度位置取りに融通は効くタイプだが、外目の枠なら有力どころを目標に動きやすいだろう。



















アッシェンプッテルの前走は芝の重賞で度外視、今回はダートに戻るので当然見直しが必要な馬。




牡馬とのオープン特別で2、3着があり、重賞でも昨年のJpnⅢクイーン賞2着と力は十分。




脚質的に展開はカギになるが、地方の交流重賞のペース、少頭数なら3走前のような位置からの競馬を期待。


















馬券はマルシュロレーヌ中心の三連単で買いたいですね。