明日、阪神競馬場で牝馬限定重賞・京都牝馬ステークスが行われます。











2001年京都牝馬ステークス優勝馬グレイスナムラ。







父ロドリコデトリアーノ
母チャリスオブシルバー
(Graustark)



牝馬・栗毛



32戦6勝



主な成績



優勝2001年京都牝馬ステークス(GⅢ)











代表産駒



無し

(現役時代、腸捻転の為死亡)










※レース名・格付けは当時の表記です。









発走は15:35です。













春の古馬牝馬チャンピオン決定戦GⅠヴィクトリアマイルを見据えての重賞競走、今年は阪神競馬場で行われる京都牝馬ステークス。









2016年より、かつて行われていたマイルの距離から1ハロン短縮され、スプリント適性が高い牝馬の参戦も見られるようになりました。




そういう意味ではGⅠヴィクトリアマイルへはもちろん、ここからスプリントGⅠの高松宮記念に向かう牝馬も出て来るかも知れませんね。




GⅠヴィクトリアマイルへは本競走以外にもGⅢ中山牝馬ステークス、GⅢ福島牝馬ステークス、GⅡ阪神牝馬ステークスなどの前哨戦も控えています。



今のところGⅠヴィクトリアマイルを目標にしている馬ははっきりしていませんが、5戦5勝のレイパパレ、ダノンファンタジー、レシステンシアなどの出走が考えられます。




それらの有力候補に対して、ここから名乗りを挙げてくる馬がいるか注目です














それでは京都牝馬ステークスの予想を紹介します。


評価順で。






◎4イベリス

○8リリーバレロ

▲10アマルフィコースト

△9ビッククインバイオ

△16リバティハイツ

△14ブランノワール

△1カリオストロ

△12シャインガーネット

△7アイラブテーラー








本命はイベリス。


一昨年の2019年に人気薄ながらGⅢアーリントンカップで重賞制覇、それ以来の勝利を目指すイベリス。



GⅠレースでは厳しい結果に終わるも、GⅡセントウルステークス3着などがあり、近3走、特に前走のGⅡ阪神カップでは強豪相手にハナを切って6着と健闘している。



前走より続けての阪神芝1400mは良いし、過去にも今回と同舞台のGⅡフィリーズレビューで4着に入った事もあるのでコース適性も悪くない。



内のカリオストロの出方は気にはなるが、無理にハナを切らなくても競馬は出来る馬。



先行~好位からのレースになったとしても好枠で、鞍上の酒井学騎手にとっても3度目の騎乗になって更にイベリスの持ち味を引き出してくれそう。



久しぶりの牝馬限定戦なら期待は高い。














対抗はリリーバレロ。


名門・堀厩舎の所属馬で、前走を勝ってオープン入りを果たしたリリーバレロ。



デビューから素質の高さは見せてはいたが、体質が弱い為に休みがちになり、それでも掲示板を外したのは僅かに1度と非常に堅実で高い能力が窺える。



オープンに上がったばかりだが、クラブ規定で今回が引退レースになるのは非常に勿体無い感じはするが、名門厩舎が阪神まで遠征させてくるあたりはある程度の勝負気配はあるのだろう。



前走のように先行抜け出しで優勝しているように、脚質に融通が効く馬だし、ラストは確実に自分の脚は使ってくる。



初の阪神コースになるが、あまり競馬場を問わない馬と思うのでそこまで気にはならない。















アマルフィコーストは2歳時から勝ち星は無いが、京都競馬場での当レースで過去4、3着と健闘。



近走でも着差はそこまで無く、牝馬限定のGⅢあたりなら、いつ勝っても不思議ではない力はある。



いつも通りに好位からの競馬で上位争いを期待。

















非常に混戦模様のレースで、馬券はイベリス中心の三連複で相手は手広く押さえたいですね。