昭和の日の明日、大井競馬場で南関東クラシック三冠の初戦、羽田盃が行われます。








昨年の羽田盃はミューチャリーが優勝。






羽田盃の歴代優勝馬にはキャニオンロマン、オリオンザサンクス、トーシンブリザード、プリンシパルリバー、ナイキアディライト、シーチャリオット、トップサバトン、ハッピースプリントなどがいます。







発走は20:10です。


地元・大井4頭、川崎3頭、船橋、浦和各2頭の計11頭で争われます。









南関東クラシック三冠の一冠目である羽田盃。


羽田盃→東京ダービー→JpnⅠジャパンダートダービーが南関東クラシック三冠になるんですが、各馬の目標は恐らく次に控える東京ダービーとは思うんですが、ダービーは更にレベルが高いメンバーが揃うと思われますし、ジャパンダートダービーに至ってはJRA勢との戦いになります。



そういう意味では今回の羽田盃がメイチの馬もいそうですよね。



まあ、前哨戦の京浜盃で昨年のJpnⅠ全日本2歳優駿を制したヴァケーションが5着と案外な結果に終わり、絶対的な存在と言える馬はいない感じですね。


北海道競馬や中央1勝クラスの転入馬も南関東クラシックを狙って羽田盃、東京ダービーに向けて仕上げて来るでしょうし、ひと叩きされた昨年のNAR最優秀2歳牡馬ヴァケーションにとっては真価が問われて来るレースになりそうです。









それでは羽田盃の予想を紹介します。

評価順で。





◎5コバルトウィング
○4ヴァケーション
▲8グリーンロード
△7ゴールドホイヤー
△2ブラヴール
△11ティーズダンク







本命はコバルトウィング。


JRA在籍時は中山ダート1800mの未勝利戦を楽勝、1勝クラスに上がっても2戦続けて僅差の勝負をしていたようにチャンスがあればオープンに上がれる力はあったであろうコバルトウィング。


デビュー戦、呉竹賞での勝ち馬セランは今年のUAEダービーで3着に健闘した馬で、そのセランと僅差だった事を考えるとハイレベルなJRA3歳ダート戦線の中でも水準のレベルにはある馬だろう。


南関東クラシックを狙っての大井移籍初戦の京浜盃は1番人気に支持されての2着だったが、転入初戦で大井コースは問題無くこなした内容。


転入2戦目の上積み、前走から少しでも距離が伸びるのはこの馬にとってはプラスに働きそう。













対抗はヴァケーション。


昨年はJpnⅠ全日本2歳優駿を勝ち、NAR最優秀2歳牡馬に輝いた川崎のヴァケーション。


一時はアメリカ・ケンタッキーダービー挑戦も期待されたが、南関東クラシックに照準を合わせてきての前走・京浜盃は良い位置に付けたが直線では案外な走りで5着に敗退。


それでも明らかに羽田盃、東京ダービーへの叩きと考えれば悲観するほどの内容では無く、文字通りに今回は状態が上がってのレースとなる。


脚質はある程度融通が効くタイプだが、全日本2歳優駿の走りからは、前半あまり位置を取りに行かずに脚を溜めた方が持ち味が生きて来そうな印象。


次の東京ダービーが目標のレースとは思うが、JpnⅠホースとしては、2戦連続で不甲斐ない競馬は出来ない立場で、一度叩いて本領発揮を期待。













グリーンロードは楽勝続きの4連勝で挑んだ前走のクラウンカップで5着に敗退。

スタート直後に隣の馬に軽く接触、更に外からの馬にインコースに寄られて持ち味の先行力を生かせなかった。


番手からでも競馬は出来なくもないが、現状はハナを切った方が力をフルに発揮出来そうな馬で、今回のメンバー的には楽に主導権を取れそう。


前走度外視でもう一度見直したい。














馬券はコバルトウィング中心の三連単フォーメーションで買いたいですね。