今週の中央競馬は3日間開催。


明日金曜日、中山競馬場では3歳牝馬による重賞競走、フラワーカップが行われます。










2010年のフラワーカップはオウケンサクラが優勝。






オウケンサクラは父バゴ、母ランフォザドリームという血統の牝馬。






オウケンサクラは2009年11月にデビュー。

2010年1月に初勝利を上げると、続く500万特別(現1勝クラス)も優勝。


2連勝で桜花賞トライアル・GⅢチューリップ賞に2番人気で出走するが、僅差の4着に敗れGⅠ桜花賞の出走権を逃してしまう。


しかし、中1週で出走したGⅢフラワーカップで先行策から抜け出して優勝、賞金加算に成功し、GⅠ桜花賞に駒を進める。


GⅠ桜花賞では3番人気の高い支持を受け、果敢にハナを切る競馬でゴール前まで粘り込み、最後は半馬身アパパネに差されるが2着と力を見せる。


しかし、GⅠオークスは5着、秋のGⅠ秋華賞11着と敗れるが、中1週で出走したGⅠ天皇賞・秋では17番人気ながら2番手から粘り、4着と大健闘した。


GⅠ天皇賞・秋の結果から、今後の活躍が改めて期待されたが、勝ち星に恵まれず、2013年2月の洛陽ステークス6着を最後に引退しました。











31戦3勝。主な勝ち鞍、GⅢフラワーカップ、GⅠ桜花賞2着。






発走は15:45です。










トライアルが全て終わり、GⅠ桜花賞へ向けての最終切符が懸かるとも言えるフラワーカップ。


GⅠオークス向きの馬も居そうですが、このフラワーカップで桜花賞出走を狙っていそうな馬も結構見受けられますね。


それに今年の3歳牝馬戦線は故障馬もほぼおらず、特に桜花賞へ出走するボーダーラインがかなり厳しい状況。


フラワーカップは例年に比べて厳しい戦いになりそうです。








それではフラワーカップの予想を紹介します。

評価順で。






◎10ポレンティア
○11クリスティ
▲9ミアマンテ
△3チェスナットドレス
△5ナリノクリスティー
△12シーズンズギフト
△14レッドルレーヴ
△7ショウナンハレルヤ







本命はポレンティア。


昨年夏の札幌競馬場でデビュー勝ち、久々の出走だった今年のGⅢフェアリーステークスでは絶好枠からスタートを決めて逃げたスマイルカナ、末脚が切れたチェーンオブラブには敗れたが、3着に健闘。


キャリア2戦目ながら、内容が非常に良く、これからの活躍を期待させる馬だが、桜花賞へ進む為には今回のフラワーカップで最低でも2着以内に入る必要がある。


父はハーツクライで1800mの距離延長に対する不安は無く、メンバー中重賞で上位争いした実績を持つのはポレンティアただ1頭。


ここは勝負を掛けたレースになる。












対抗はクリスティ。


未勝利戦1着後に出走したLアイビーステークスでは牡馬が相手だったが2着と早くから能力の高さを見せているクリスティ。


アイビーステークスの優勝馬ワーケアはその後、GⅠホープフルステークス3着、GⅡ弥生賞ディープインパクト記念2着とクラシックの有力馬の1頭で、3馬身放されたが、そのワーケアの2着は今回のメンバーなら十分に威張れる実績。


GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズは少し馬体が重かったのか、良いポジションに付けながら案外な8着に敗れたが、馬体が絞れた前走の自己条件はキッチリと優勝した。


素質は高い馬だが、ポレンティア同様にGⅠ桜花賞に出走する為には賞金加算が絶対条件になる。












2戦2勝のミアマンテはルメール騎手が絶賛する素質を秘めた馬。


良馬場の経験は無いが、素質の高さからそこまで気にする程の不安では無く、乗替わりでチャンスが舞い込んで来た丸山元気騎手の騎乗振りには注目したい。












馬券はポレンティア、クリスティ中心の三連複で買いたいですね。