本日の園田ユースカップに続いて明日も園田競馬場で重賞競走が組まれています。


木曜日の明日は兵庫所属馬限定、古馬1400mの重賞競走、園田ウインターカップが行われます。








昨年の園田ウインターカップはナチュラリーが優勝。




園田ウインターカップは2017年に兵庫短距離路線の充実を図られ創設。



過去3年の優勝馬は2017年トウケイタイガー、2018年ドリームコンサート、2019年ナチュラリー。


第1回2017年の優勝馬トウケイタイガーはその後、名古屋・JpnⅢかきつばた記念を制してダートグレードホースに輝きました。







発走は16:05です。







今年で第4回目ながら格付けは重賞Ⅰ(あまり知られていない兵庫重賞の格付けでⅠとⅡがあります)の園田ウインターカップ。



兵庫所属馬限定1400mチャンピオン決定戦の意味合いが強いレースで、ここを制した馬はトウケイタイガーのようにJRAも含め、他地区への遠征を期待したいところですね。


ダートグレード競走では、3月に高知・JpnⅢ黒船賞や5月の名古屋・JpnⅢかきつばた記念などが今回と同じコーナー4つの小回り1400m戦で控えていますし、そこへ挑戦して行くような馬が登場するのか楽しみですね。









それでは園田ウインターカップの予想を紹介します。

評価順で。






◎3エイシンエンジョイ
○2セセリ
▲7イルティモーネ
△10ブラゾンドゥリス
△1ナチュラリー
△4エイシンミコノス






本命はエイシンエンジョイ。


南関東から兵庫に転入した昨年は重賞2勝を含む5勝をマーク、今年初戦の笠松・白銀争覇を優勝し、重賞3勝目を飾った。


昨年11月の笠松グランプリ以外は安定した先行力で堅実に走っている馬で、重賞勝ちは3つとも1400mで、前走に引き続き今回もベストと言える距離。


スピード自慢が集まったレースなので、どの馬がハナを切るかだが、他馬が無理にでも先手を主張するならエイシンエンジョイ自身は2、3番手からでも競馬が出来るので、展開面での不安は無い。


3戦3勝の園田1400mなら、4つ目の重賞タイトル奪取の期待は高い。









対抗はセセリ。


昨年JRAから転入、JRAではダート戦1勝を含め3勝を上げていた馬で、兵庫にはオープン馬として編入。


兵庫初戦のオープン特別は中々の好メンバーが揃ったレースだった事もあり、あまり評価は高く無かったが、好位から直線で前に居る馬を一気に差し切る強い競馬で優勝。


今年は取消後での出走となった前走の姫路戦は逃げたナリタミニスターを捕らえ切れ無かったが、上がり最速の脚で半馬身差まで迫る2着と改めて力を証明した。


9歳馬だが、兵庫の水は合っていそうだし、ラストは確実に脚を使って来そう。










イルティモーネは前走のJpnⅢ兵庫ゴールドトロフィーは52キロだったとはいえ、JRAや地方他地区の強豪を押さえての2着入線は非常に価値があるレースだった。


ただ、少し展開がはまった感はあったので、今回は大本命にするかと言われると不安なところはある。


元々相手なりには走って来た馬なので大きく崩れはしない感じだが、きっちり勝ち切る感じもあまりしない。











馬券はエイシンエンジョイ中心の三連単で買いたいですね。