明日、船橋競馬場で牝馬限定の交流重賞、クイーン賞が行われます。








昨年のクイーン賞はアイアンテーラーが優勝。





クイーン賞は1955年創設、1997年に中央・地方全国交流重賞になりました。


主な歴代優勝馬には1997年マキバサイレント(船橋)、1999年ファストフレンド、2000年プリエミネンス、2004年、2006年2回優勝のレマーズガール、2005年グラッブユアハート、2009年ユキチャン、2010年ミラクルレジェンド、2011年クラーベセクレタ(船橋)、2014年、2016年2回優勝のトロワボヌールなどがいます。





発走は20:05です。

ハンデ戦です。


JRA4頭、大井、浦和2頭、地元・船橋、笠松、兵庫、北海道各1頭の計12頭で争われます。







今年最後の牝馬限定ダートグレード重賞。

今年の牝馬ダート最高峰JBCレディスクラシックが短距離寄りの浦和1400mで行われました。


その為、中距離志向の牝馬にとってはここが事実上のJBCレディスクラシックになる感じですね。


JpnⅢ戦なので少し大げさ(笑)かも知れませんが、とりあえず今年のダート牝馬戦線(中距離)の総決算になりますね。







それではクイーン賞の予想を紹介します。

評価順で。





◎10プリンシアコメータ
○11トーセンガーネット
▲3アンデスクイーン
△4オルキスリアン
△8アルティマウェポン
△7ラインカリーナ






本命はプリンシアコメータ。

昨年のクイーン賞は10着に敗れたが、一昨年2017年のクイーン賞を優勝、その他レディスプレリュード、エンプレス杯とダート牝馬限定重賞を計3勝している実力馬。


2017年のJBCレディスクラシック2着と実力・実績は申し分無く、ダート牝馬女王としてふさわしい馬だが、気分屋な時もあり、成績自体はあまり安定していない。


船橋コースには何の問題もなく、走る気さえ出してレースに行けばメンバー中優勝に一番近いはず。









対抗はトーセンガーネット。

南関東牝馬二冠を制し、中央に転厩。

中央に転厩してからの2戦は紫苑ステークス、福島記念と大敗、やはり芝が合わなかったのだろう。


当然ダートなら実績的に見直しは必要な馬で、南関東牝馬二冠以外にも浦和・ニューイヤーカップでは後の東京ダービー馬ヒカリオーソを負かしている。


船橋コースも経験があるのは良いので、南関東所属時のような好位からの競馬で改めて力を見せて欲しい。










アンデスクイーンは今年ダート牝馬重賞を2勝、前走は強豪牡馬相手のJBCクラシックでの敗戦で、牝馬限定なら当然見直しが必要になる。








馬券はプリンシアコメータ中心の三連単で買いたいですね。