本日、中山競馬場のメインレースはサマーマイルシリーズの最終戦である京成杯オータムハンデキャップです。
昨年の京成杯オータムハンデキャップはミッキーグローリーが優勝。
京成杯オータムハンデキャップは1956年に創設された伝統の重賞競走。
主な歴代優勝馬には1995年ドージマムテキ、2000年シンボリインディ、2001年ゼンノエルシド、2002年、2003年連覇のブレイクタイム、2004年、2005年連覇のマイネルモルゲン、2008年キストゥへヴン、2011年フィフスペトル、2015年フラアンジェリコなどがいます。
発走は15:45です。
ハンデ戦です。
7番ロードクエストは3歳時、2016年の当レースの優勝馬です。
サマーマイルシリーズの最終戦で、現在ランキングトップは中京記念を制したグルーヴィットと関屋記念を制したミッキーグローリーの2頭が並んでいます。
しかし、ミッキーグローリーは今回不在(3位ミエノサクシードも不在)で、中京記念1、2着の3歳馬2頭であるグルーヴィットとクリノガウディー(ランキング4位)のシリーズ優勝争いになりそうですね。
このレースは11月のマイルチャンピオンシップを見据えたレースですが、ハンデ戦という事もあり、バリバリのトップクラスは不在。
その為、どの馬が今回叩きとして使ってきているかの見極めが非常に難しい。
やはり、後先考えずサマーマイルシリーズ優勝を目標に仕上げてきた馬を中心にした方が良さそうですね。
それでは京成杯オータムハンデキャップの予想を紹介します。
評価順で。
◎4クリノガウディー
○1プロディガルサン
▲9グルーヴィット
△10トロワゼトワル
△11ディメンシオン
△8フローレスマジック
△5ストーミーシー
△16キャプテンペリー
本命はクリノガウディー。
昨年のGⅠ朝日杯フューチュリティステークス2着馬で、前走の中京記念では同じ3歳馬のグルーヴィットに敗れはしたが2着と改めて力を見せた。
朝日杯、中京記念の走りからマイルはベスト距離だろうし、前走は中団からの競馬になったが、本来はもう少し先行できる馬。
メンバー的に積極的な先行タイプはいないし、開幕週の芝を考えるとスタート次第で今回は前目での競馬が期待出来そう。
恐らくメイチに近い仕上げで挑んでくるだろうし、早めに他馬を引き離していくような競馬が出来れば。
対抗はプロディガルサン。
勝ち味に遅い印象がある馬だが、非常に堅実な走りを見せる馬で、ラストは確実に脚を使ってくる。
休み明けにも強く、中山コースはこれまで(2・2・2・0)と一度も馬券内を外した事がないほど得意舞台。
GⅢと言ってもかなりの混戦メンバーで、今回の相手なら力は十分に上位の存在。
プロディガルサン自身はサマーマイルシリーズ云々関係はないが、重賞制覇のチャンスもありそうな今回はメイチに匹敵する仕上げでの出走かもしれない。
クリノガウディー同様、サマーマイルシリーズ優勝に一番近い存在のグルーヴィットは初の中山コース、時計の速い開幕馬場に対応出来れば当然有力な1頭。
馬券はクリノガウディー、プロディガルサン中心の三連系を考えています。

