明日の中京競馬場のメインレースはダート短距離の重賞競走、プロキオンステークスです。







昨年のプロキオンステークスはマテラスカイが優勝。




プロキオンステークスは1991年創設、1996年にGⅢに格付けされました。



歴代優勝馬にはゴールドティアラ、スターリングローズ、ブルーコンコルド、ベストウォーリアなどのGⅠ/JpnⅠウイナーがいます。






2017年のプロキオンステークスには地方・兵庫のトウケイタイガーが出走しました。


かきつばた記念を優勝し、グレードホースとして堂々とJRAの重賞競走に挑むとあって中京競馬場まで見に行ってきました。


中京競馬場は初めてでした。



実績の割に、地方馬と言う事もあってか、あまり人気はしていなかったんですが、強豪相手に果敢にハナを切ってレースを引っ張り、ハイペースの中、直線半ばまで粘って7着と健闘しました。


コースの真ん前で見ていたんですが、先頭で直線に入って来た時は本当にカッコよかったです(^-^)



トウケイタイガーは長くレースから遠ざかっていますが、まだ抹消されていないみたいなので復帰を目指して頑張って欲しいですね!





発走は15:35です。



今年は地方所属馬の出走はありません。




JRAで開催される貴重なダート短距離重賞という事もあって、かなりハイレベルなメンバーが揃った感じですね。



ダート短距離の重賞ウイナーが数多く出走して来ましたが、何と言っても注目されるのが昨年の優勝馬、9番のマテラスカイ。






春のドバイゴールデンシャヒーンでは世界の強豪、特にダート短距離のカテゴリーで強力なアメリカ勢相手に勝ちに行く競馬で非常に価値ある2着と大健闘。


ドバイゴールデンシャヒーンの優勝馬エックスワイジェットへのリベンジを果たすべく、陣営は秋にアメリカ・サンタアニタ競馬場で行われるブリーダーズカップ・スプリントへの遠征を予定。


胸を張ってアメリカの大一番に向かう為、マテラスカイにとってプロキオンステークスは重要なレースになります。






それではプロキオンステークスの予想を評価順で紹介します。





◎9マテラスカイ
○1サクセスエナジー
▲8ウインムート
△10アルクトス
△12ミッキーワイルド
△4ヴェンジェンス
△14キングズガード
△7アディラート





本命はマテラスカイ。

昨年のプロキオンステークスは日本レコードで優勝、春のドバイゴールデンシャヒーンは強い2着。


今回は他にハナを切りたいような馬はいるが、ドバイのレース振りからは2、3番手からの競馬でも力は発揮出来る。


中京ダートは2戦2連対と得意な舞台で時計勝負になりそうなのは魅力で、今週の追い切りも坂路で4F51.8、ラスト1F11.9と抜群の動きを見せたように仕上がりはかなり良さそう。


個人的に秋のブリーダーズカップ・スプリントへ向けてキッチリ結果を出して欲しい。







対抗はサクセスエナジー。

ダート1400mはこれまで6勝、重賞は3勝とベスト距離で、左回りも昨年の浦和・さきたま杯優勝、今年も2着と舞台適性はメンバー中随一の存在。


ハナを切っても強い競馬を見せているが、脚質的にも融通が効く安定した先行力が魅力の馬。


昨年は58キロを背負っても2、3着馬とは差の無い4着と食い込み、時計勝負にも強い。


今年は57キロでの出走、好位の位置を取れれば多少ペースが速くなっても前年に近いような高速勝負なら簡単には止まらない。






ウインムートは前走の浦和・さきたま杯でハナを切って逃げ切り、優勝。

昨年のプロキオンステークスは圧勝したマテラスカイにぴったり付いて行く競馬で2着に粘っており、時計勝負への適性は高い。






馬券は三連単でマテラスカイ中心で買いたいですね。