明日の中京競馬場では3歳限定の短距離重賞、ファルコンステークスが行われます。







2006年のファルコンステークスはタガノバスティーユが優勝。


タガノバスティーユは父ブライアンズタイム、母ウィーンコンサートという血統の牡馬。



2005年、京都競馬場でのデビュー戦は3着、3戦目の未勝利戦で初勝利を上げる。


2006年に年が明け、小倉競馬場の500万で1着となり、オープン入り。



初の重賞挑戦となったファルコンステークスは2番人気。

後方で脚を溜めたタガノバスティーユは直線で上がり最速の脚を繰り出して突き抜け、優勝。



その後はニュージーランドトロフィー6着、NHKマイルカップ8着、北九州記念9着と惨敗。



秋のスプリンターズステークスでは流石に惨敗続きの成績か、16頭立ての最低16番人気。


いつも通り、馬群の後方で脚を溜めて直線勝負に懸けたタガノバスティーユは内から上がり最速の脚で強襲、3着に入った。


最低人気だった事もあり、三連単は260万超えの配当がつき、大波乱の立役者となった。



しかし、その後は2008年7月まで現役を続けたが一度も掲示板に入る事もなく引退しました。







タガノバスティーユはサイレントウィットネス、テイクーオーバーターゲットなど海外の一流スプリンターも出走していた好メンバーが揃ったスプリンターズステークスでの3着はかなり衝撃的でしたね。


結局、このスプリンターズステークス以降は得意の追い込みは影を潜めました。


実は潜在能力はかなり高い気分屋な性格の馬だったかも知れませんね。






発走は15:25です。


地方・笠松からニューホープが参戦。




NHKマイルカップへと続く路線の重賞レースで現段階のスプリント~マイル志向の良いメンバーが揃った感じですね。


2009年の優勝馬ジョーカプチーノはNHKマイルカップを制しました。


あまり、歴代優勝馬はNHKマイルカップでの活躍は少ないんですが将来スプリント路線などのスター候補が潜んでいるかもしれないのでシッカリとレースをチェックしておきたいですね。




それではファルコンステークスの予想を紹介します。

評価順で。




◎4ローゼンクリーガー
○9ダノンジャスティス
▲15ハッピーアワー
△11ドゴール
△10ヴァッシュモン
△14イッツクール




本命はローゼンクリーガー。

前走のGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズは12着と大敗、距離が少し長かった印象で1400mなら2戦2連対。


昨年の1400m戦のりんどう賞では後にフィリーズレビューを優勝するプールヴィル相手に2着、恐らく今回の距離はベスト。


それに短距離重賞にしては珍しく、逃げ、先行馬も少ないのでこの馬の先行力は魅力的。






対抗はダノンジャスティス。

前走は案外な結果に終わったが、この馬も1400mがベストと思う馬。


先行しても直線はしっかりした脚を使える馬で、2走前の千両賞2着を見る限り、レースセンスは高そう。


新馬戦の結果から、左回りも心配ない。





ハッピーアワーは大外枠でスタートが心配な馬だが距離短縮は良さそうでハマれば一気に差し込んでくる可能性はある。





馬券はローゼンクリーガー中心の馬単で買うかな。