おはようございます☀️
3日間開催最後の日の朝ですね。
2014年の京成杯は地方馬プレイアンドリアルが優勝。
プレイアンドリアルは日本一の相馬眼を持つと言われるビッグレッドファーム代表岡田繁幸氏にセリで735万円で落札された。
地方・北海道競馬でデビュー戦を5馬身差で楽勝、その後盛岡競馬場に遠征し、芝の重賞競走ジュニアグランプリでも6馬身差をつける楽勝。
この時点で地方所属で中央・海外で大活躍したコスモバルク以上の逸材とも言われ、プレイアンドリアルは中央競馬の重賞、東京スポーツ杯2歳ステークスに挑戦。
5番人気ながら後に皐月賞を制すイスラボニータの2着と健闘。
川崎競馬に転籍し、挑んだGⅠ朝日杯フューチュリティステークスでは外枠が影響し、折り合いを欠いて惨敗。
そして年が明け、クラシックを目指してプレイアンドリアルは京成杯に出走。
朝日杯の敗戦で5番人気と低評価だったが中団からレースを進め、直線でキングズオブザサン、アデイインザライフなどを相手に突き抜けて優勝、鞍上の柴田大知騎手から大きなガッツポーズが飛び出した。
中央競馬の3歳重賞を勝った事で地方所属のまま、夢の皐月賞、日本ダービーに出走可能になったと思ったその矢先・・・
右前脚繋靭帯炎を発症。
ついに復帰はならず、無念の引退となった。
オーナーの岡田繁幸氏はコスモバルクを初め、インパーフェクト、トラスト、イグゼキュティヴなど地方所属で中央挑戦を続け、プレイアンドリアルに対しては今まで所有してきた馬の集大成の評価をしていました。
地方競馬所属に拘る事に周囲からは賛否両論がありますが個人的には岡田繁幸オーナーのやり方は好きですね。
結構なビッグマウスは今や競馬ファンの中ではご愛嬌ですね笑
そして今年の京成杯。
発走は15:35です。
地方・川崎から岡田繁幸オーナーの所有馬ナイママが出走。
年明けから皐月賞、日本ダービーを目指してかなりの好メンバーが揃いましたね。
今年のクラシックは朝日杯を制したアドマイヤマーズ、ホープフルステークスを制したサートゥルナーリアの2頭が有力馬のトップとして控えています。
京成杯は皐月賞と同コースで行われる為、クラシック戦線を占う意味でも重要なレース。
皐月賞、そして日本ダービーに名乗りを上げる馬をしっかり見極めたいですね。
それでは京成杯の予想を評価順で紹介します。
◎5ランフォザローゼス
○10ナイママ
▲9シークレットラン
△6カテドラル
△1カイザースクルーン
△7ラストドラフト
△12ダノンラスター
本命はランフォザローゼス。
名門藤沢和雄厩舎所属の良血馬ランフォザローゼス。
オシャレな馬名の意味なんですがラン・フォー・ザ・ローゼスとはアメリカのケンタッキーダービー優勝馬に贈られるバラのレイ(優勝肩掛け)の事です。
ランフォザローゼスの前走は1番人気に支持されていた事もあり、内へ内へ押し込まれて窮屈な競馬を用いられての2着。
それでもラスト100mを切った辺りから良い脚を使い、差のない結果。
その時の勝ち馬であるシークレットランとは再戦になるが今度は負けられない。
対抗は地方馬ナイママ。
地方からの中央挑戦が続くが前走の東京スポーツ杯2歳ステークスはイレ込みなどが影響し、13着と惨敗。
それでも昨年、夏のコスモス賞、札幌2歳ステークスでは後の重賞馬であるクラージュゲリエ、ニシノデイジー相手に勝ち負けの結果を出している。
時計が速い東京より今の力の要る中山コースの方が適性はあるはずで自分でレースを作れる脚質も魅力。
地方所属馬による皐月賞、日本ダービーへの出走をここで確定させたいところ。
シークレットランは前走の葉牡丹賞でランフォザローゼスを破り優勝。
脚質的に信用し過ぎるのは危険な感じはするが再び外枠から前走同様の競馬を出来そうな雰囲気はある。
人気が薄い馬では真っ白な馬体でファンが多かったアイスフォーリスの仔カイザースクルーンの先行力を警戒したい。
馬券はランフォザローゼス、ナイママ2頭を中心に色々考えています。

