英国式ブラスバンドの世界 -7ページ目

Untold Stories















ソリスト:Owen Farr

伴奏:Cory Band

指揮:Dr. Robert Childs

録音:2006年11月


Cory Bandのテナーホーン奏者Owen Farrのソロ・アルバムです。テナーホーンの音色と演奏が楽しめるCDです。テナーホーンのソロ・アルバムは数が少ないので貴重です。


6月に初来日し、テナーホーンのレクチャーや演奏会を開くそうなので、東京に近いかたは参加されると良いと思います。




Promised Land















演奏:Cory Band

指揮:Dr. Robert Childs

録音:2006年10月


Cory Bsndの新譜です。バーミンガムで買ってきました。

題名のThe Promised Landは2006年のヨーロッパ選手権の自由曲で、初のスタジオ録音です。


続くOf Man and Mountainは今年のヨーロッパ選手権の自由曲で演奏された曲です。この曲は元々1990年オランダ選手権の10周年記念に作曲された曲です。曲は良い曲ですが、はたしてヨーロピアンの自由曲として適していたかは疑問です。年々高度になるブラスバンドの自由曲ですから、17年前の曲を持って来ても、いささか古いのではないでしょうか?


次のThe Year of the Dragonはいまさら説明する必要がないかもしれませんが、元々はこのCoryバンド創立100周年を記念して作曲されました。題名のドラゴンは、Coryバンドのあるウェールズの象徴です。















Elger Variations





















曲名:Elger Variation

作曲者:Martin Ellerby


ことしのヨーロピアン・ブラスバンド・チャンピオンシップの課題曲Elger Variationのスコアです。

イギリスを代表する音楽家Edard Elgar(1857-1934)の生誕150年を記念して作曲されました。


近年のヨーロピアンの課題曲の中でもメロディが美しく、聴きやすい曲の部類に入ると思います。

ブラスバンドのコンテストでは課題曲を一日中聴くことになるのでが、

これが現代曲風な曲でははっきり言って苦痛なだけです。

やはりこういった聴きやすい曲の方が助かります。


私はエルガーの曲はあまり知らず、この曲のどこがエルガー変奏曲なのかはよく分かりません、ただ曲の最後の方は、エニグマ変奏曲に似た旋律が現れます。

European Brass Band Championships 2007




















開催国:イングランド(バーミンガム市)

開催日:2007年5月4~6日

優勝:Brass Band Willebrorek(ベルギー)

課題曲:Elger Variations(作曲:Martin Ellerby)


結果は以下の通りです。2位のStavanger(ノルウェー)は予想外でした。来年の開催国です。また、Oberoesterreich(オーストリア)は昨年までBセクションに出ており、今回はチャンピオンセクションの初挑戦でしたが、5位になったのはさすがです。

私の実際に聞いた印象はまた後日にアップします。


1. Brass Band Willebroek, Frans Violet, 7/12, 96+96=192
2. Stavanger, Allan Withington, 11/11, 95+94=189
3. Cory, Dr. Robert Childs, 10/4, 97+91=188
4. Fodens Richardson, Garry Cutt, 6/2, 91+92=183
5. Oberoesterreich Brass Band, Hans Buchegger, 9/8, 94+87=181
6. Scottish Co-op, Allan Ramsay, 8/1, 92+86=178
7. Brass Band Lyngby Taarbaek, Christian Schmiedescamp, 5/10, 89+89=178
8. Göteborg, Dr Nicholas Childs, 4/6, 87+90=177
9. Brass Band De Waldsang, Rieks van der Velde, 2/9, 82+95=177
10. Brass Band Aeolus, Bastien Stil, 12/7, 90+85=175
11. Brass Band Treize Etoiles, Geo-Pierre Moren, 3/3, 85+88=173
12. Kortrijk Brass Band, Lieven Maertens, 1/5, 84/84, 84+84=168






Soloists Cometition



ソロ・コンテストの最終日を見に行きました。

会場はシンフォニーホールの近くのAdrian Boult Hallです。

チケットは事前には買ってなかったのですが、当日チケットを購入しました。


決勝に残ったのは3人。

イングランド代表のユードニューム奏者Walsh Steven。

ベルギー代表ですが台湾人のマリンバ奏者のLin Chin-Cheng。

そしてデンマーク代表のトロンボーン奏者Maersk Steffen。

です。伴奏をするのは、The Staffordshire Bandです。

当たり前ですが、決勝だけに曲も難しく伴奏をする方も大変そうです。

特にマリンバの曲はオケからの編曲であり、伴奏の難易度も高そうです。


いずれの演奏もすばらしかったのですが、音楽的に高い印象をうけたマリンバのLin Chin-Cheng君が優勝して、ソロコンテストは終了しました。




イギリス1日目



成田空港12時発のJAL401号でイギリスに行ってきました。

連休の谷間だからか、機内はさほど混んではおらず、隣の席が空いていたのでゆったりできました。

機内のビデオは、プレステージブラット・ダイアモンドおよび黄島からの手紙を見ました。硫黄島からの手紙はロードショーで見たかったのですが、見逃しており、見れて良かったです。

ブラッド・ダイアモンドの主演はレオナルド・デカプリオ。デカプリオには興味なかったのですが、いつの間にか良い俳優になりましたねぇ。

プレステージは、ライバルのマジシャン2人の物語ですが、その中にニコラ・テスラが出てきます。そしてニコラ・テスラのライバルであるエジソンの話が出てきます。テスラとエジソンの関係を知っている人には別の楽しみもできる映画です。


イギリス直行便はその日の夕方にはヒースロー空港に着きます。ヒースローからヒースローEXに乗ってロンドンのパディントン駅に入り、地下鉄でユーストン駅に移動してから、バーミンガム行きの列車に乗り換えました。2年前にバーミンガムに行ったときは、バスでヒースローからバーミンガムに移動したので始めての列車の旅になりました。


夜7時ごろにバーミンガムに着きましたが、まだまだ明るい。しかし、店はほとんど閉まっていたので目的地であるシンフォニーホールを下見しました。ところが、あれ?2年前に来たときにはあったホール前の観覧車がなくなっている。ビックリしました。


その日は近くのパブに行って、ビールを2杯ほど飲んで床に着きました。


イギリスに行ってきます

ヨーロピアン・ブラスバンド・コンテストを聞きにイギリスはバーミンガムに行ってきます。

1週間ほどブログの更新はできませんが、帰ったら報告しますので、見捨てないでくださいね。

The Judges of the Secret Court











原題:Les Francs Juges

英語名:The Judges of the Secret Court

日本語名:宗教裁判官

作曲:Berlioz

編曲:Frank Wright


昨年の全英ブラスバンド選手権のチャンピオンセクションの課題曲だった「宗教裁判所」のスコアです。

選手権を聴くために勉強用に購入しました。


譜面はさほど複雑な感じはしませんが、その分演奏に差が出ます。

まず、テナーホーンのソロで曲が始まりますが、その演奏の良し悪しでバンドの演奏レベルが分かってしまいます。


コンテストでは新作を課題曲にする場合が多いのですが、

観客の立場から言うと、曲が分からないまま進んでしまう欠点があります。

今回のように既に出版されている曲が課題曲の場合は、事前に勉強していけるので、バンドによる演奏の違いを聞き分ける余裕ができて、聞く立場には良いです。

An Italian Night















題名:An Italian Night

演奏:Buy as you view Cory Band

指揮:Dr. Robert Childs



Coryバンドによる、イタリア曲集です。Verdi,Rossini、Pucciniなどのイタリアを代表する作曲家の作品や、TschaikovskyのCapriccio Italienが収録されています。

ソロ曲が多く、Piccolo Trumpet、Soprano Voice、Euhonium、Soprano Cornetのソロ演奏も楽しめます。

Soprano Voiceはともかく、Soprano Cornetは団員の方の演奏かと思ったのですが、SolistのPhilippe Schartzさんは、オーケストラのトランペット奏者でした。







Day of the Dragon















題名:Day of the Dragon

演奏:Buy as you View Band

指揮:Dr Robert Childs

録音日:2004年5月


欧州選手権にウェールズ代表として出場するCoryバンドのCDです。

題名になっているDay of the Dragonは、このバンドの創立120周年を記念して作曲家Peter Grahamに依頼した曲です。また、Dragonはウェールズの象徴でもあります。


最後に収録されているSt、Magnus(作曲:Downie)は,2004年の欧州選手権の課題曲であり、そのときの演奏が収録されています。


このSt、Magnus以外は軽めの曲が多く、気軽に聞けますが、バンドやソリストのテクニックや音楽性も堪能できるCDとしてお勧めします。