英国式ブラスバンドの世界 -5ページ目

ESSAYS FOR BRASS Vol.3















録音:1999年11月、2000年6月

演奏:YORKSHIRE BUILDING SOCIETY BAND

指揮:DAVID KING


このシリーズの最終版です。

このCDにはHymn for Dianaが収録されていますが、この曲はイギリスの故ダイアナ妃の死を悼む曲です。

そして、そのすぐ後にEric Ballの名曲「Resurgam」が収録されています。

いずれの演奏もすばらしいのですが、死を悼む曲の後に復活だなんて、意味深さをを感じませんか?

ESSAYS FOR BRASS VOL.2















録音:1997年6・7月

演奏:YORKSHIRE BUILDING SOCIETY BAND

指揮:DAVID KING


ESSAYS FOR BRASSの第2集です。


Wilfred Heaton作曲のOH, THE BLASSED LORDは、低音の迫力のある出だしで始まり、高音でコルネットがメロディを奏でます。その音程の対比がブラスバンドのカッコ良さを引き出してします。Wilfred Heatonは、救世軍の作曲家で、そのほかにもContest Musicなど名曲を残しています。


Leonard Ballantine作曲のI KNOW THOU ART MINEは美しいメロディの賛美歌です。後半はサウンドが厚くなり、結構盛り上がります。





Essays for Brass


収録日:1996年3月

演奏:Yorkshire Building Society Band

指揮:David King


YBSによりブラスバンド作品集で、全3枚中の1枚目にあたります。

収録されている曲は、すべて救世軍から出版されています。

YBSにとっては地味な曲が多いかも知れませんが、

YBSの確かな演奏力をじっくりと聴くことができます。


あえて薦めるとすればThe Lord KingとThe Kingdom Triumphantでしょうか?

特にKingdom Triumphantは他の演奏とは一線を画してる感があります。


Epic Brass 2001 CD















開催日:2001年10月20日

開催場所:ロイヤル・アルバート・ホール

優勝:Black Dyke Band

課題曲:Albion(作曲:Jan Van der Roost)


昨日紹介したDVDのCD版です。DVDと大きく異なっているのは、全英選手権のWinning performanceが収録されているところでしょか?

このCDにも観衆が受けていて演奏中に笑い声や拍手が入っているところがありますが、音声だけなので舞台上で何が行われているのか全く分かりませんでした。DVDを見てやっと納得というところも多いです。


Epic Brass 2001





















開催日:2001年10月20日

開催場所:ロイアル・アルバート・ホール

演奏:Black Dyke Band (指揮:Nicholas J. Childs)

International Staff Band (指揮:Stephen Cobb)


だいぶ更新の間を空けてしまいましたね。すいません。


このDVDは2001年の全英選手権のガラコンサートの模様を収録したものです。

演奏はBlack DykeとInternational Staff Bandという、個性は違いますが、ともに世界一の演奏をする両バンドの競演です。

以前はビデオとして発売されていました。しかし、日本ではPAL方式のビデオ再生機が一般的ではなかったため、見ることができませんでした。しかし、2006年にDVDとして発売され、やっと見ることができました。


このDVDの見所は、Roger WebsterとDavid Dawsという現在最高のコルネット奏者二人のづえっとデュエットです。

Wonderful WordsGloriaus Venturesを演奏しています。

最初はまじめに演奏していますが、だんだん発熱し、テクニックの応酬になったり、歌いだしたり、別の曲の演奏になったり・・・・

見逃せない演奏です。

Bridgewater Hall 2002















開催日:2002年9月

演奏: Black Dyke Band

Fordens Band

Williams Fairey Band

Household Troops Band


この年のフェスティバルには、Nick HudsonとDouglas Yeoというトロンボーンとバス・トロンボーンのソロ演奏が収録されており、トロンボーン奏者にはお勧めのCDになっています。

またBlack DykeがLohengrinMarche Slaveというオケからの編曲を演奏すれば、

FordensがLife DivineResurgamというブラスバンドの古典的名曲を披露するなど、いろいろと比較ができてお勧めなCDとなっています。





Bridgewater Hall 2001















開催日:2001年9月8日

開催場所:The Bridgewater Hall

演奏:BLack Dyke Band

Fordens Courtoris Band

Helens Youth Band

Williams Fairey Band

The RNCM Band


2001年に開催されたGreat Northen Brass Arts FestivalのライブCDです。

この年は、ソリストとしてCart Sanders(Cornet)、Derick Kane(Euphonium), Stephen Sykes(Tuba)が招かれています。

印象に残ったのはDerick Kaneが演奏しているA Little Prayerです。

また短い曲ではありますがThe Irish Blessingもブラスバンドの魅力が良く出ている演奏だと思います。

Bridgewater Hall 2000















開催日:2000年9月2日

開催場所:Bridgewater Hall(Manchester)

演奏:Black Dyke Band(指揮:Nicholas J. Childs)

Marple Band (指揮:Graham o'Connor)

St Helens Youth Band(指揮:Lynda Nicholson)

Leyland Band(指揮:Michael Fowles)

Williams Fairey Band(指揮:James Gourlay)


2000年にマンチェスターで開かれたGreat Northern Brass Arts FestivalのCDです。

コンテストではなくフェスティバルなので、軽快な曲が多いです。

といっても、最初の曲がBlack Dykeの演奏するショスタコービッチの祝典序曲から始まり、いきなりテクニックを見せ付けてくれます。

吹奏楽でもおなじみのピータールー序曲のブラスバンド版を聴くことができます。

French Bonbons















録音日:1996年2月10・11日

演奏:Grimethorpe Colliery Band


指揮:Major Peter Parkes


グライムソープのCDです。題名のFrench Bonbonsが示すように、フランスの作曲家の作品集になっています。

英国式ブラスバンドでフランス音楽集なんて、ちょっと粋でな無いでしょうか?

作曲者名で言うと、Debussy, Laro, Sant-Saens, Erik Satie, Ravelなどの作品が並びます。


お勧めは、Saint-SaensのMarche militaire Francaiseです。






Gospel Arts Concert 2005




















開催日:2005年6月11日

開催場所:ロンドン・ロイヤル・アルバートホール

演奏:The INternational Staff Songsters

The international Staff Band

The Amsterdam Staff Band


毎年6月に開かれている救世軍のゴスペルコンサートのDVDです。

このDVDはちょっと変わっていて片面がDVDで、裏がCDになっています。


The international Staff Bandは、ブラスバンドのコンテストには出ませんが、世界でもトップクラスの実力を持ったバンドです。

もちろんThe Amsterdam Staff Bandも上手ですが、比較されるとつらいです。

コルネット奏者のDavid Dawsがゲストとして演奏しており、彼の妙技を堪能できます。

コルネットはこう吹くべし、という見本のような演奏です。