ブリティッシュ・オープン
日曜日にブリティッシュ・オープン・チャンピオンシップが開かれました。
結果はCoryバンドの優勝です。
課題曲:Visions of Gerontius(作曲 Kenneth Downie)
Results:
1. Cory Band, Robert Childs,
2. Black Dyke, Dr. Nicholas Childs,
3. Fodens Richardson, Garry Cutt,
4. Desford Colliery, Frans Violet,
5. Grimethorpe Colliery, Allan Withington,
6. Whitburn, Andrew Duncan,
7. Fairey Band, Philip Chalk
8. Hepworth (Cookson Homes), Mark Bentham,
9. Rothwell Temperance, David Roberts
10. YBS Band, Richard Evans,
11. Brighouse & Rastrick, Alan Morrison, 7
12. Carlton Main Frickley Colliery, Russell Gray,
13. Reg Vardy, Ray Farr,
14. Scottish Co-op, Allan Ramsay,
15. Aveley and Newham, Nigel Taken,
16. Sellers International, Phillip McCann,
17. PolySteel, Philip Harper,
18. Kirkintilloch, Nigel Boddice MBE,
Best soprano:
Peter Roberts, Black Dyke
Best instrumentalist:
Richard Marshall, Black Dyke
European 2007 DVD
開催:2007年5月
優勝:Brass Band Willebroek
指揮:France Violet
2007年開催の欧州選手権のDVDです。
CDと大きく違うのはFeawellコンサートが収録されておらず、その分、自由曲が増えているところです
Feawellコンサートを見ることができた日本人は2名だけですので、できれば入れて欲しかった。
このDVDでは自由曲としてCDに収録された曲以外に
Titan's Progress
Vienna Nights
が収められています。
曲を説明すると「Titan's Progress」はこの大会のためにオーストリア代表が委託した曲で47、マーラーの交響曲第1番をモチーフにした曲です。
Vienna Nights昨年のブリティッシュ・オープンの課題曲で、モーツワルトの生誕150年を記念した曲ですが、演奏する並びがユニークでコルネットのバックローとユーフォ&バリトンの席が入れ変わっています。Vienna Nightsの音源はCDとして日本に入ってしますが、演奏映像としては初めて見る人がほとんどだと思います。
European 2007
収録:2007年5月3-6日
会場:バーミンガム市(イングランド)
優勝:Brass Bsnd Willereoek
指揮:Frans Violet
今年の欧州選手権のCDです。今年は聴きに行っているので、生で聴いたときの感動を思い出しながら聴いています。
まずは課題曲のElger Variations(作曲:Martin Ellerby)ですが、演奏は課題曲1位のCory Bandです。
この曲は、イギリスを代表する作曲家エルガーの生誕150年を記念して作曲されたものです。
エルガーの旋律に変奏曲を加えてというわけではなく、エルガー風の作曲と言った感じです。
非常に親しみやす旋律で、聞きやすい曲が課題曲で助かりました。コンテストでは課題曲1曲を半日ずっと聴かなければならないので、難解な曲では苦痛以外の何者でもありませんから。
自由曲では優勝を決めたWillebroekの演奏でMusic of Spheresが注目です。
以前にこの曲を初演して優勝したYBSの演奏と比較をしたくなりますが、このレベルになるとどちらが音楽性が高いかは、私には分かりません。ただ、ソロホーンの演奏の安定性は、名手シエナ・ホワイトのYBSのほうが上です。
このCDには、スイス代表のBrass Band Treize Etoolesが初演したBeyond the Horizonが収録されているのがうれしい。審査員の点数は悪かったのですが、実は観客受けがよかったのはこの曲です。
演奏がやかましいといえばそうですが、CDで聴いても迫力ある名演奏です。ただし演奏時間が長すぎます。
時間超過で減点されたのかもしれませんね。
Bセクションで優勝したイタリア代表のBrass Band Frener-Reifer PfefferbergのThe Dropも注目です。
イタリアは吹奏楽が盛んな国で、テナーホーンではなくフレンチホルンを使用しています。CDの演奏を聴いて区別できますか?
Albion
演奏:Black Dyke(指揮:James Watson)
Soli Brass(指揮:Piet Groeneveld)
Brassband Burgermusik Luzern(指揮: Ludwig Wicki)
Brass Band Midden Brabant (指揮: Mishel Leveugle)
オランダ人作曲家Jan Van Der Roostの作品集です。
このCDにも収録されているMinervaやArsenalで吹奏楽でも有名な作曲家です。
Minervaはカッコイイ系のコンサート・マーチで、かなりお勧めな曲です。
タイトルにもなっているAlbionはスイスにブラスバンド協会から依頼された曲で、
さすがに課題曲にもなるほどですから、かなりの難曲です。
Bourgeois in Brass
録音:2003年3月
演奏:Yokshire Building Society Band
指揮:Dr. David King
Derek Bourgeoisの作品集です。
YBSが全盛期だったころのCDで、かなり派手な演奏です・
こういった派手な演奏は、YBSが一番似合うと思います。
Sonata for Tromboneはゲスト・ソリストとしてIan Bousfieldを迎えています。
彼は今はイギリス人として初めてウィーン・フィルのメンバーとして活躍しています。
お勧めはBlitzです。この曲は、1981年の全英選手権の課題曲になった曲です。
また、Concerto Grossoも収録されていますが、この曲は元々は、フィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブルの為に作曲されていましたが、後にブラス版に編曲されています。
Japanese Melodies
ソリスト:Timofei Dokshieser
脱線ついでに、今日はロシアのトランペット奏者です。
20~30年前はトランペット奏者の憧れといえば、この人かモーリス・アンドレでした。
人間離れした演奏テクニックの持ち主でしたが、残念ながら数年前に亡くなっています。
このCDは日本の曲を演奏しており、テクニックよりも歌い方を満喫できます。
収録曲を英語で示しますが、原題は分かりますか?
1.The flower of patience
2.Song of the early Spring
3.This Path
4.Red Dragon-Fly
5.Flowers
6.Home
7.Waiting in vain
8.memories of summer
9.Bird Song over the sea
10.Rain on Jhgashima island
11. The mond above the ruinrd Castle
12.Sakura
13. A walk through the town in the snow
Malcolm Arnold
録音:1959~1997年
演奏:Grimethorpe Colliery UK Coal Band ほか
指揮:Elgar Hawarth ほか
イギリスの作曲家Sir Malcolm Arnoldの作品集です。
アーノルドは、「戦場にかける橋」や「6番目の幸福」などの映画音楽を作曲したことで知られています。(「6番目の幸福」の音楽は、吹奏楽関係者には、第6の幸運をもたらす宿」として有名です。)また。ピータールー序曲も日本では吹奏楽で良く演奏される曲です。
アーノルドは、惜しまれつつも昨年亡くなりました。晩年は痴呆症で苦しんでいたようです。
昨年末はイギリスで彼の誕生日を祝うコンサートが計画されていたのですが、その前に亡くなってしまったので、追悼コンサートになってしまいました。
このCDには、ブラスバンドだけではなくオーケストラの演奏も含まれています。
オーケストラとブラスバンドの曲を聞き比べてみると、ブラスバンドの方が地味に聞こえてしまいますね。








