英国式ブラスバンドの世界 -15ページ目

Song and Dance

















録音:2004年10月

オーストリア生まれのFlorian Klingerが演奏するソロ曲集です。

収録曲は、”Born on the 4th of July" ,"Share my Yoke",Flowerdele", "Song and Dance", "The Bells of Peover"など、ブラスバンドでもおなじみな曲を聴くことができます。

彼はこれらの曲を、シャガール製のロータリートランペットをはじめ、フリューゲルホルン、コルネット、ソプラノコルネットを使って演奏しています。これらの音色の違いも楽しめます。

昔、トランペットのソロ曲の譜面をいろいろと探していたことがありますが、そのときはあまり気に入った曲の譜面が見つかりませんでした。ところが、コルネットのソロ曲がいろいろとそろっていることに気がつきました。

同じようにトランペットのソロ曲を探して迷っている方は、コルネットのソロ曲を探してみてはいかがでしょうか?



European Championships 1990



1990年にスコットランドで開かれた欧州選手権のCDです。

この年の課題曲はPeter Graham作曲の名曲The Essence of Timeです。

優勝したのはJohn Forster Black Dyke Millsですが、

指揮者は後にYBSを6年連続ヨーロッパチャンピオンに導いたDavid Kingです。

David KingはBlack Dykeの最年少指揮者なんですね。

Black Dykeの自由曲は、Sparke作曲のHarmony Musicでした。




The Arban Collection



録音:2002年11月、2003年4月

演奏:Fodence Richardson Band

指揮:Dr.Roy Newsome, Frank Renton

コルネットソロ:Rassell Gray


金管楽器奏者なら誰でも知っているアーバン教則本。

日本版は第2巻に収録されている12の幻想曲とアリアの演奏が聴けます。

12の幻想曲とアリアの中では、「ベニスの謝肉祭」が有名で、これは様々なCDに収録されています。

その他の曲の音源は少ないため、アーバンの教則本の参考音源としては貴重なCDです。

ただし、12曲中6曲の演奏しかないのは残念です。

演奏に使用している楽器は、アーバンが使用したコルネットだと聞いています。


Spectacular Classics



録音:1994年

指揮:James Watson

演奏:Black Dyke Mills Band

Black Dykeによる人気シリーズSPECTACULAR CLASSICSで、名前が示すようにクラシックからブラス・バンドに編曲された曲が収録されています。

このCDを出しているOBRASSEは楽譜も出版しており、楽譜のデモCDも兼ねている感じですね。

収録曲は、

Night on a bare Mountain(禿山の一夜)、

The Barber of Sevile(セビリアの理髪師)、

Dance of yhe Comedians(道化師の踊り:売られた花嫁)、

La Carnaval Romain(ローマの謝肉祭)

などです。

European 1988


録音:1988年4月

開催国:スイス

毎年4月の終わりから5月の始めにかけて行われる欧州選手権の1988年度のCDです。欧州選手権はヨーロッパの各国持ち回りで開かれ、この年はスイスでした。

今でこそCDはひとつの会社から発売されていますが、当時は各社持ち回りで販売されており、絶版となっている年もあります。

ちなみに、このCDも今は絶版です。

この年に優勝したのは、ノルウェー代表のEukanger-Bjorsvik Musikklag(指揮:Howerd Snell)でした。自由曲がPhilip Sparke作曲のVariation on an Enigmaです。

準優勝はイングランド代表のJohn Forester Black Dyke Mills Band(指揮:Mj Peter Parkes)で、このCDには課題曲のEdward Gergson作曲Connationsが収録されています。

このCDに収録されているのはその他、第3位のDesford Coliery Dowty Band(指揮:James Watson)が演奏しているAn Epic Symphony(作曲:Percy Flether)です。

これらの曲はいずれも難曲なのですが、それから20年近く経過した今では欧州選手権ではもはや演奏されることはなく、更なる難曲が披露されているところに、欧州選手権のレベルの高さがわかります。

言い忘れましたが、欧州選手権は課題曲と自由曲を別の日に演奏して、合計点の高いほうが優勝です。合計点が同じ場合は、課題曲の点数の高いバンドが優勝するルールです。


National Brass Band Championship 2006


開催:2006年10月28日
今日はちょっと趣向を変えて、昨年のコンテストのプログラムです。


課題曲はベルリオーズ作曲の宗教裁判員でした。

この譜面はずっと以前に出版されており、音源も出ていたので

行く前に散々聞いて勉強していきました。

おかげで各バンドの演奏に集中できて、演奏の違いがよくわかりました。

一番印象に残ったのはGrimethorpの演奏で、

昨年のブリティッシュ・オープンの時とサウンドがまったく違う

分厚いサウンドをしていました。

昨年とはプリンシパルが交代しておりRoger Websterが勤めています。

よくプリンシパルが変わるとバンドのサウンドが変わると言われていますが、

こんなに変わるとは思いませんでした。

よく見るとレピアノにはPhilip McCannがいるではありませんか!

演奏中パーカッションの皆さんがいっせいに頭を掻いたのは何だったのでしょうか?

自己採点では

1位:Black Dyke

2位BAYV

3位Grimethope

だったのですが、実際は

1位:Glimethope

2位:Black Dyke

3位:YBS

でした。

Blaxk Dykeは始終安定した演奏をしていたのですが、ソプラノのPeter Robertsが歯痛でソロを吹かなかったのが減点されたのでしょうか?Peter Robertsは近くの席で周りの人と談笑してたので、とても歯痛とは思えませんでした。そういえばガムを噛んでいなかったような

昨年はスポンサーの問題で開催が危ぶまれていたようです。

さらに今年もスポンサーの関係でもめているようです。

伝統ある大会なので無事に開催されることを祈ります。


the Essensial Dyke Volume 2


録音:1998年4月

演奏:Black Dyke Band

指揮:James Watson


Essential Dykeの第2段。

1曲目は行進曲のThe Contestor。やはりブラスバンドにはクイック・マーチがよく似合います。

コルネットのソロ曲が2曲あり、まずはプリンシパルのmatthew Bakerの演奏するCleopatra。そして、レピアノのLee Riggが演奏するBells Across The Meaowです。レピアノ奏者のソロ曲は珍しいのではないでしょうか?

賛美歌系の曲が好きな人には、Dear Lord and FatherやDavid of the White Rockがお勧めです。

ラストのSlavonic Rhapsody No.2は、Vol。1に収録されていたHungarian Rhapsody No.1よりも聞きやすいかと思います。


THE ESSENTIAL DYKE


録音:1994年

指揮:Janes Watson

演奏:The Black Dyke Miles Band


今もシリーズが続くEssentialの第1弾です。

一曲目はBlack DykeのシグネチャーソングのQueensburyから始まります。

ソロ曲には当時のプリンシパルIan Porthouseが演奏するPandora、

めずらしいバリトンのソロ曲Macushula、

そしてチャイルズ兄弟の一人Robert ChildsのRule Britanniaです。

運動会でおなじみのKabalevsky作曲Comediansも細かい音符が多く難曲になります。

オケからの編曲はチャイコフスキー作曲のCapriccio italienがあり曲のバリエーションを広げています。

WINDOWS OF THE WORLD


録音:2001年9月
演奏:Yorkshire Building Society Band

指揮:David King


ブラスバンドの魅力が凝縮されたと言ってもいい、お勧めの一枚です。

演奏は当時絶好調だったYBSで、各ソリストの演奏に魅了されます。

まずはソプラノコルネットのソロ曲、Cavatinaは演奏者のPeter Roberts自身の編曲です。

次のSlaughter on 10th Avenueはアップテンポな曲でメリハリがあります。

続くShepherd SongはユーフォのMorgan Grihhithsの演奏も光ます。

このCDの一番のお勧めは、題名にもなっているWINDOWS OF THEWORLD。

この6つの楽章からなり、ラテンアメリカ、日本、イギリス、USAを巡る旅がイメージされています。我々日本人にはこれが日本の曲?という感じもしますが、

あくまでイギリス人の日本人感ということでご容赦を・・・


National Championships of Great Britan 98



録音:1998年10月

毎年10月にロンドンのアルバートホールで開かれている全英選手権のCDです。

1900年から始まり、100年以上の歴史を誇っています。

この年の課題曲は、Philip Sparke作曲のBtween The Monn And Mexicoです。

このCDには優勝したBrighhouse & Rastrick(指揮:Allan Withington)と2位のYorkshire Building Society(指揮:David King)の演奏が収められています。

聞き比べて見るとYBSの演奏の方が細かいところまでよく聞こえます。(つまり演奏がそろっている)

ヨーロッパ選手権6連覇のYBSも、この全英選手権では1度も優勝することはできませんでした。