『兎のダンス』 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

神宮球場で燕軍応援後に一昨夜はK司君といつもの青山一丁目の蕎麦居酒屋でビール→「新政」→「日高見」→「貴」と飲み、昨夜はO庭さんと神宮前「上総屋眞吉」でビール飲んだせいで、胃がくたくたで夏バテ甚だしい。夏×なりけり。
しかも風通らぬ夜が続き眠り浅く、今朝起きたんは7時ちょっち前やったものの、植物に水遣りし、朝食に卵を2個入れた月見うどんをつくって食うて、牛乳飲んだ後また横になっとったら眠ってしまい、目覚めたら11時。寝汗ビッチリ。
浅草橋のアルザス料理屋で昼食をと思い歩き出したが体力が落ちとるの自覚し、浅草「ラ グランドカリス」で妥協。日替わりランチの鶏肉のソテーを注文。グレープフルーツジュースが付き918円也。
蒸し暑さに辟易しつつフラフラ帰宅。

ぬるい風呂に入って、中国共産党共和国が東シナ海のガス田でガスをチュウチュウ吸う為の新たなプラットフォーム仰山設けた事考えとった。こないな事続けて、覇権主義中国共産党は周辺海域の実効支配強めるんや。
牛乳ガボガボ飲みながらダイアナ・クラールのアルバム「ザ・ルック・オブ・ラブ」をCDで聴いた。

ラジオで大相撲中継を聞き、白鵬が14勝1敗で自身が持つ幕内最多優勝記録を更新する35回目の優勝を果たしたのに拍手。 
夕食は削り節たっぷり冷奴食うた。デザートは青森産トマト3個と山形産プラム2個。
昼尼恥戦をネット観戦。僅差の勝負に勝ち7連勝。セ界首位を保つ。
スーパーに牛乳等水物買いに行って、缶コーヒー飲んでから筋トレ30分した。
ほな、脳が働かぬゆえ昔のメモ書きから。


「もう駄洒落はいいょ」
Eみさんつれない事を云うんや。だから云うた。「ワテ、ただ闇雲に駄洒落云うとるんやないでえ」
「そうかなぁ」
「男は鈍感やろ。そやから女の気持ちは仕掛けして尋ねてみんとはっきり分からんのや。つまり、Eみちゃんが元気か調子悪いんか、悩み事あるんかとか、Eみちゃんが駄洒落聞いた時の反応見て探っとるんやがな」と、真面目顔をつくって云うた。
「ふう~ん」と、信じておらん様子。
それで確信に満ちた声で云うたんや。「ちなみに今日のEみちゃんは、悩み事あるんやろ?」
「え、・・・」
「図星やろ。聞いたる。聞いたる。云うてみなはれ」と、ちょっち胸を張った。
Eみさんちょっち躊躇った後、「悩み事じゃ無くって、部長から云われた事に腹が立ってるの」
「原辰徳なんか。心の重荷は少しでも軽くなると気分ガラリとちゃうから、話してみいや」
「昨日、部長に不謹慎攻撃受けたの」
「どういう事?」
「Eみ頑張ったのに不謹慎、って云われたの。思い出したらすごくぅ腹が立ってきた」
「玉が小さい輩はすぐそう云い出すんや。そないな輩のやる事は縮小再生産か出来て現状維持やから、気にするのもアホらしいがな」
「でも、一所懸命やったのに、そう云われて傷ついた」
「分かるでえ」と云うて手伸ばし頭優しく撫で、「それで、何を不謹慎とされたんや?」
「呼び出された取引先で相手の課長と雰囲気険悪になりそうだったから場を和ませようとして、駄洒落云ったんだょ」
「駄洒落・・・Eみちゃん、商談の際に駄洒落云うんか?」
「云う訳無いでしょ。昨日は緊急事態だから初めて使ったんだね。喧嘩になりそうだったんだから」
「それで駄洒落か」
「それなのに、取引先出た後で、不謹慎だ、って睨むんだょ」
「もしかして駄洒落、滑ったんか?」
「滑ってないね!S吉さんと違うから」と脹れた。
「その云い方って傷付くわ。それでEみちゃん、取引先でどない駄洒落云うたの?」
「S吉さんのよく云うやつだょ。でもストライキ、でしょ、それと、だってん承知、使ってみました」
「大胆な。取引先の課長は笑うてくれた?」
「笑いはしなかったけど、興奮は萎んだょ。効果あったんだょ。それなのにひどいでしょ」
「腹の虫おさまらんのや」
「そうだょ。だから、不謹慎攻撃には直帰宣言して、とっととバイバイして♪♪ソソラ ソラソラ 兎のダンス タラッタ  ラッタ  ラッタ ラッタ  ラッタ  ラッタラ♪と口ずさみながら帰ったょ」
{おお怖}「その時、部長は仏頂面しとったやろな」
「また駄洒落~」
「それにしても、口ずさむのは『兎のダンス』なんやな」
「当然でしょ」
「心の落ち着かせ方にはいろいろあるもんやなあ」ワテは感心しましたわ。♪♪脚で蹴り蹴り  ピョッコ ピョッコ 踊る♪

Eみさんが原辰徳な時に口ずさむ曲は、野口雨情の作詞で中山晋平が作曲の『兎のダンス』と知ったのその時やった。
ワテ、それ迄、この曲はオカマっぽい小さい親仁兎が跳ねとるようにイメージしとったんやけど、それからは妙齢の♀が跳ねる様子に変わったがな。

ソソラ ソラソラ 兎のダンス
タラッタ  ラッタ  ラッタ
ラッタ  ラッタ  ラッタラ
脚で蹴り蹴り
ピョッコ ピョッコ 踊る
耳に鉢巻き
ラッタ ラッタ ラッタラ

ソソラ ソラソラ かわいいダンス
タラッタ  ラッタ  ラッタ
ラッタ  ラッタ  ラッタラ
跳んで はねはね
ピョッコ ピョッコ 踊る
脚に赤靴
ラッタ ラッタ ラッタラ