№1 未知の音に、やられっ放し《ジェシー・シャープス(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ジェシー・シャープス」のレコード紹介です。音符

 

「ぶぉお~・ぼぉお~」聴き慣れない低音が。

体験ソーンの音に、やられっ放しで・・

「これって、ジャズ?」何もしくないが。

 

一句

 “未体験 ぐ楽器は これもジャズ”


①『アンド・ザ・Wu アンサンブル』(99)
《Jesse Sharps & The Wu Ensemble》
ジェシー・シャープス(ss,ts,cl,bass...)、

チルマン・エンジェルハート(ss,bs,fl)、

アンドリース・ベイレス(g)、マリオ・ファダニ(b)、

ドラム・リマ&ジェシー・グンター(per)。



①-2 Noレーベル Self-Released(JS2021)

 

「ぶぉお~・ぼぉお~」バスーンの音だろうか。

聴き慣れない低音が、不気味に響く。
 

シンバルの4ビートが鳴らない。

それどころか、ドラムが鳴っていない。
生ギター、ベースとパーカッションが々とリズムを。


そんなリズムの上空を、木管楽器の音がぐ。
クラリネットやら、フルートが意味深なメロディーを奏でる。

聴いてても、何もしくない。
「これって、ジャズ?」と、思いたくなる。
BGMで流れる程度なら良いが、本気で聴く気にならない。

こんなのを、ワールド・ミュージックとでも呼ぶ?
南米orアフリカ?そんな大地の香りもする?
とにかく体験ソーンの音に、やられっ放しである。

 

 一句

 “未体験 ぐ楽器は これもジャズ”


99年にドイツで主制作した録音。

その音源を2022年、USで初リリース。
 

シャープスなんて初物である。
他のアルバムを聴けば楽しめるのだろうが。
どうもこの1枚、不発・大敗であった。

 

音譜 別の演奏で「Milari」、意味なメロディーが流れる摩訶不思議ものです。