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ジャズグループ「Out Of The Blue」のレコード紹介です。
重厚な音圧が鋭いウネリで迫るアンサンブル!
脳内血管は一揆に高血圧のピーク値に!
⑦『OTB』(85)
《OTB:Out Of The Blue》
マイケル・モスマン(tp)、ケニー・ギャレット(as)、
ラルフ・ボーエン(ts)、ハリー・ピケンズ(p)、
ボブ・ハースト(b)、ラルフ・ピータースン(ds)。
凄味がある、断トツの巧さがある。
OTBとはブルーノート・レーベルからの発信?
トップ・ジャズレーベルからの肝いりデビュー。
(OTB:Out Of The Blue:本来の意味は「突然に」)
オリジナル曲とアレンジは渾身の力を入魂。
アンサンブルの凄味はチョット他に無い。
ダイナミックなパワー&リズムのキレ、重厚な音圧がウネる。
ガンガン攻まり、身体と鼓膜を激しく揺す。
ドラムの手数の多さは頂けない。
しかし、ピアノとのアタック音が合うと、
一揆に高血圧のピーク値に!心臓発作が!!
メンバは21~25歳、Blue Noteがオーディションで採用。
OTBの初リーダアルバム。
アルトのギャレットはマイルス等に起用されたキャリア組。
アンサンブル中心で、心地良いフレーズを聴かす。
2本のサックスはブチ切れフレーズで説得感は無い。
だが、ツンザク刺激でド肝を抜く。
強靭なベースでグループを支え、
ドラムのここ一発・決め所は迫力が凄い。
ハードバップやらモードを超えた新たな息吹を感じる。
F1レース級の重量級戦車軍団のアンサブル・グループだ。
アンサンブルとアドリヴの調和、スリルをお楽しみ下さい