2024年6月投宿
村本旅館を14時30分に出て向かったのは鬼首の峯雲閣、滝の温泉で超有名な旅館です。寒い季節には滝の温泉に入れないそうなので、この季節まで待っての投宿です。予約する時にどの旅行サイトにも無くて結局電話での予約となりました、写真も撮れないと聞いていましたし奥さんの湯浴み着も貸してもらえるのかとかの質問もありましたから、そういう意味では電話で確認出来たので逆に良かったと思います。確認事項で写真については宿泊者は誰もいない場合に限りスタッフに声を掛けてからなら撮らせてもらえる、湯浴み着は旅館のほうで女性には最初から用意しているという事でした。
15時少し前に到着、駐車場に車を止め玄関を入ると女将がお出迎えしてくれてチェックインです。部屋は1Fの梅の間、現在は1Fの部屋しか使っていないそうなので4部屋での営業みたいですね。部屋で若女将からお茶を入れて頂き話をしていたら、なんと当日は我々だけの泊まりだそうで写真も自由に撮らせて頂ける事になりました。
避暑地のような緑が一杯の旅館です
泉質の立て看板
滝の湯温が書かれています、当日は38℃になってますが体感40℃はありました
玄関ホール
臼のテーブルの上に生け花、リシマキア・ブルガリスというらしい
柱時計
かなり古そうな釜神様
これは消火器だそう、水鉄砲のような物ですかね
ベンチソファー
泊った梅の間、格子戸造りはとどろき旅館やたかとも旅館と同じ
8畳広縁
空調は旅館側で切り替え式
広縁、椅子は座り心地が良かった
名入りタオル、浴衣、帯、歯磨きセット、帯は少し伸びるタイプ
名入り浴衣
鏡台、左にバスタオルとクリーニング済の湯浴み着
カメムシ異常発生のお知らせ、虫取り用紙テープも置いてあります
とどろき旅館以来、久しぶりにお茶を入れて頂きました。
扇風機の奥が小さな障子になっていて、廊下の灯りが入ってきます。そういう造りなので人が歩く音など聞こえてしまいますね、当日は私達だけなので分かりませんが他にお客さんがいれば少し気になるかもしれません。
お茶請けの菓子とおしぼり、金庫はありますが冷蔵庫はありません
Wi-Fiも無し、ドコモでもアンテナ1本~2本の電波状態、楽天は0本~1本。まぁ俗世間の喧騒は忘れてゆっくりして下さいという事かな
部屋にお花も生けられていたり、お茶を入れてくれたり、鬼首はちゃんとした旅館が多いのかもね。
この鍵も「たかとも旅館」以来かも
窓からの景観、露天風呂もそうなんだけどホント自然の中って感じ
梅の間ですが何故か松の間の館内図が.....
自販機
アルコールは帳場で
洗面所、ここに唯一のドライヤー
洗面所向かいに共同トイレ、男子は洗浄機能無し、女子は有り
旅館の古さはありますが館内・部屋・風呂場ともに掃除はしっかりなされています、特にここが気になったという所も無かったですね。ただ部屋と廊下の間に小さな障子とはいえ紙一枚の仕切りですから、音が気になる方は耳栓など持参なさった方がいいかもしれません。
夕食、隣の青葉の部屋で頂きました。写真にはありませんがおしぼりはちゃんとありました。
牛肉と野菜の陶板焼き
鮎の塩焼きとミズの葉とヨモギの葉の天麩羅、鮪のお造り、わらびの煮物、ウドときくらげ等の酢の物
ミズのお浸し、キノコの何だっけ、忘れた(笑)
漬物
出来上がりました
米は「ゆきむすび」だそうです、モチモチ感が強い
豆腐と茸の吸い物
デザート
山の幸をふんだんに使った料理です、まぐろのお造りを何か別の地の物に替えれば言う事なしだと思います。
食べている間に布団を敷いて頂きました、良い寝心地でした。
沢の音が少し気になりましたが朝まで熟睡しておりました。
朝食、夕食と同じ部屋で
笹かまとしそ巻き、フキの煮物
確かワラビだったような....
温泉玉子と焼海苔、漬物。右に味噌汁とこごみの黒ごまあえ
黄身のしっかりした温玉でした、それに出来たてで温かかったです
完食、3杯おかわりして腹くっつい(笑)
最後に帳場で会計、まだビニールで仕切ってますね。そういえばチェックイン時にも体温計られましたね、もういいんじゃないかな。
吹上旅館 峯雲閣 梅の間
大人2人 12,976円×2=25952円(各種税込)
缶ビール2本 968円(各種税込)
合計 26,920円
次回温泉編に続く