アイドル戦線の現状(1) | 私、BABYMETALの味方です。

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アイドルとメタルの弁証法


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★今日のベビメタ

本日1012日は、2011年、BABYMETALが初めてさくら学院を離れた単独営業として、タワレコ「No Music No Idol?」@新宿LOFTに出演した日DEATH

 

2012年にデビューした愛媛県松山市を本拠地として、「歌って踊って耕す」“農業発信ガールズユニット”「愛の葉Girls」(えのはガールズ)の中心メンバー、大本萌景(ほのか)さん(当時16歳)が今年3月21日に自殺したのは、運営会社の過重労働やパワハラが原因であるとして、昨日、遺族が当時グループを運営していた農業生産法人「Hプロジェクト株式会社」(現在は株式会社フィールド愛の和に運営が移行)を提訴すると報道された。

遺族と元運営会社代表の主張は真っ向から対立している。真実は裁判で明らかになると思うので、以下は、現在ネットに出回っている情報からの暫定的かつ個人的感想である。事実誤認があれば後日訂正します。

ウィキペディアの「愛の葉Girls」記事やネットニュースによれば、萌景さんは13歳でオーディションに合格し、当初、運営会社の代表を「第二のお父さん」と慕っていた。

日曜日にスクーリングがある通信制高校に進学したが、仕事の都合で出席できず単位不足で中退。「運営会社の勧め」で、改めて全日制高校を受験し(転入試験か)合格した。

だが母親は「アイドル活動と全日制高校との両立に懸念をもち、進学に反対していた」とのことで、萌景さん自身が運営会社から学費を借り、アイドル活動の報酬で返済する条件で進学に同意した。だが、萌景さんが1年半で「アイドル」を辞めたい意向を伝えると、運営会社の代表や社員は激怒し、学費を借すどころかパワハラ言動をしたので、親子で話し合い高校進学を断念した。だが、萌景さんは、代表と顔を合わせねばならないイベントの前日に命を絶ってしまった。

芸の完成度ではなく、未完成な少女が成長していく過程を見せるのが標準フォーマットだから、小学生・中学生でデビューする「アイドル」は多い。さくら学院重音部だったBABYMETALだってそうだ。

義務教育は中学校までなので、保護者にも、運営会社にも、所属タレントを高校に進学させる義務はない。

普通の女の子として高校・大学へ行くより、中卒でガンガン現場を体験させ、鍛え上げていくことが、将来プロとして大成する「修行」になるという「愛情」もないわけではない。

だが、萌景さんは高校進学を希望し、普通の女の子に戻りたいと明確に意志表明していた。

もし、まわりの大人たちが、高校進学よりも「アイドル」を続けるのを優先させたことが16歳の少女を追い込んだのだとしたら、これほど罪深いことはない。

今はただ、萌景さんのご冥福を祈りたい。

 

「会いに行けるアイドル」として秋葉原に常設小屋を持っていたAKB48に対して、「今会えるアイドル」「週末ヒロイン」ももいろクローバーが路上ライブからデビューし、「アイドル戦国時代」が始まった2008年は、もう一昔前となった。

今、アイドル界はどうなっているのか。

今年は、AKB48から渡辺麻友(20171231日付)、私立恵比寿中から廣田あいか、ももクロから有安杏果、乃木坂46から生駒里奈が「卒業」した。

AKB48グループでは、今年、BNK48(タイ・バンコク)、TPE48(台湾・台北)を含めて、初の「世界選抜総選挙」が行われたが、不動のセンターだった指原莉乃やベテランの柏木由紀らは「立候補」せず、会場となったナゴヤドームのあるSKE48の松井珠理奈、須田亜香里が12位フィニッシュ。3位にはHKT48 の宮脇咲良、4位にはNGT48の荻野由佳が入り、AKB48/STU48兼任の岡田奈々が5位。AKB48専任メンバーでは6位の「二代目総監督」横山由衣が最高位。「53rdシングル世界選抜」16名の内訳は、AKB485名(1STU兼任)、NMB481名、SKE485名、HKT483名、NGT482名、STU481名(AKB兼任)。世代交代と地方組の活躍が目立った。

乃木坂46は、上半期オリコン売り上げランキングで初の1位を獲得し、全国ツアーの動員数も更新、トップアイドルグループの地位を確立した。121日には、初の海外単独ライブ『NOGIZAKA46 LIVE in Shanghai 2018』を上海メルセデス・ベンツアリーナで開催予定。だが、初期メンバーは20代中盤に入っており、橋本奈々未、生駒里奈に続いて、西野七瀬が年内の活動をもって「卒業」することが発表されている。

欅坂46は、今年1月の日本武道館ライブが、最年少センター平手友梨奈の負傷欠場により、そっくりアンダーのけやき坂46(ひらがなけやき)に入れ替わるという事件があった。

けやき坂464月から冠番組「ひらがな推し」をもち、単独アルバムを発売するなど、漢字欅から「独立」した感がある。フェス出演も欅坂46RIJ、けやき坂はTIFとすみ分けている。なお、平手友梨奈は9月公開の映画『響-HIBIKI-』に初主演し、9月から冠番組「欅って書けない?」にも復帰、テレビCMにも出演しているが、107日の新曲リリースミニライブ&握手会は欠席した。

今年97日に@niftyニュース編集部が発表した「活躍していると思う女性アイドルグループランキング」では、世代別の「アイドル」グループ認知度に大きな差が生じていることも判明した。

http://news.nifty.com/article/item/neta/12225-083876/

―引用―

30代以下】

1位 「乃木坂4632.4

2位 「ももいろクローバーZ20.6

3位 「AKB4811.8

3位 「BABYMETAL11.8

5位 「欅坂468.8

40代】

1位 「乃木坂4630.4

2位 「欅坂4623.7

3位 「ももいろクローバーZ19.6

4位 「AKB4814.9

5位 「BABYMETAL9.9

50代】

1位 「乃木坂4631.3

2位 「欅坂4623.5

3位 「ももいろクローバーZ22.2

4位 「AKB4817.0

5位 「SKE486.6

60代以上】

1位 「AKB4819.8

2位 「乃木坂4618.8

3位 「欅坂4615.4

4位 「ももいろクローバーZ14.4

5位 「けやき坂46(ひらがなけやき)」4.9

―引用終わり―

調査対象は@niftyユーザーに限定されていると思われる。

また、今年97日の調査なので、ももクロから有安杏果が抜け、乃木坂46から生駒里奈が抜け、BABYMTALYUIMETAL欠場中。AKBグループの世界選抜総選挙でSKE48が1、2フィニッシュし、夏フェスも終了したのちの数字である。

AKB48がトップだと認識しているのは60代以上だけで、あとはやはり乃木坂46がダントツの認知度となっている。全国ツアー、全国握手会、神宮&秩父宮ラグビー場の2元ライブのインパクトは大きく、テレビCM、車内吊広告など乃木坂メンバーを見ない日はない。

ちょっとびっくりするのは、30代ではBABYMETALAKB48と同率で3位であるほか、40代でも5位に入っていることである。要するに、30代以下~40代では、BABYMETALは、AKB48、ももクロ、乃木坂46、欅坂46と同列の「活躍しているアイドル」なのである。Dark Side仕様とはいえ、配信シングル「Distortion」をリリースし、World Tour 2018欧米編が終わり、10月には待望の国内ギグが始まるという状況を知っていれば、高評価になるのだろう。

もっとも50代~60代以上では、BABYMETALはランキング外で、SKE48やひらがなけやき以下の認知度。やはり高齢層は地上波テレビに出ていないと「活躍している」とは見ないということか。

50代以下ではAKB48の認知度が下がっている。前田敦子、大島優子、高橋みなみ、篠田麻里子、小嶋陽菜、板野友美ら初期メンバーや、渡辺麻友、指原莉乃の存在感がAKBのイメージを作っていた。かつてのモーニング娘。同様、一世を風靡した老舗グループがメンバーの世代交代をファンの世代交代につなげるのはなかなか難しいということなのかもしれない。

(つづく)

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