新東工業（6339）

新東工業（6339）は、表面処理（素材表面の性状や形状を変化させ、新たな機能をつくり出す）事業、（高付加価値、高品質および環境配慮の）鋳造事業、（集塵、排ガス浄化および水処理など）環境事業などを展開する会社です。

2025年3月期（6/15時点）の投資指標は、

予想PER：13.7倍
PBR実績：0.46倍
予想配当利回り：4.19％　　※ 株主優待があります

予想1株配当金：44円

財務状況は以下のとおりです。

線を引ている箇所を主にチェックしますが、

PER（株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安）から割安感、割高感はありませんが、

PBR（株価が企業の純資産（解散価値）に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高）から割安感があります。

配当利回りは4％以上あり、株主優待もあります。

自己資本比率は60％以上です。

有利子負債倍率（有利子負債＝借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています）は0.12で、利益剰余金が有利子負債の5倍程度あります。

過去4年の業績は以下のように推移しています。

2024年3月期に過去最高の売上高、経常利益を達成しており、2025年3月期は売上高がさらに伸長する見込みです。

5月13日に2024年3月期の本決算を発表しており、通期の会社予想経常利益の117.3%で着地しました。

2025年3月期の業績予想は以下のとおりです。

配当については据え置きで1株44円を継続のようです。

新たな中期経営計画では、以下のような数値目標を設定しています。

株主優待は以下のとおりです。

現在の株価は1049円です。

現在の株価での配当利回りは4.1％程度、株主優待利回りは1.9％程度で合計6％程度になります（100株を3年以上保有と仮定）。

財務は比較的安定していますし、少しずつ成長が期待できそうな会社ではないかと個人的に思っています。

直近では右肩下がりの株価推移ですので、そろそろ値ごろかもしれませんね。

銘柄分析： 新東工業（6339）