【お客様に「忙しい?」と気を使わせない方法】平山枝美のアパレルブログ | 疑問解消で売り上げも3倍!?平山枝美の販売ブログ

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【お客様に「忙しいならいいわよ」と気をつかせてしまったこと、ありませんか?】

着物で落語に行ってきました。



こんばんは、売り場コーディネーターの平山枝美です。

先日、はじめて落語を聞きに行きました。
着物を着つけてもらいましたが、なんだか自分が粋になった気分で
うきうきしました。

また落語に行きたいです~

さてはて。

その落語、とある着物のショップで1日レンタルしました。
その場でいくらかお支払いすると
着物を貸してくれて、
着つけてくれる
というサービスです。

アパレルではありますが
着つけてくれるというのは洋服のショップではあまりないので
新鮮ですね。

今日は、そこで気づいたことをお話します。

その日、私の次に別のお客様の着付けが控えていました。
それも、お店の人がそう言ったのではなく
ちらっとみえた着物に
「12時~ ○○様」
と書いてあったので、おそらくそうじゃないかな
と言った感じです。
(実際、結婚式のために着付けにきたお客様が12時に来店されました)

しかも、
ちょっとしたハプニングがあり、
着付けの時間がかなりおしていました。

時間がかなりない状態で、着付けをしなければいけなかったのです。

通常、こういう状況だと相当焦る必要があるのですが
着付けする人は冷静にことを運び、
私には「時間がない」ことは一言も言わなかったのです。

その方たちの接客を見ていると、こんな感じでした。

会話をしながら、手元は素早く動く
・近くを通ったスタッフ同士が視線を送り合い、ヘルプに入る
・12時からいらしたお客様が来て、いつもどおりに「こんにちは」
 と挨拶する→着付けしている私には見えないところで「ちょっと遅れている旨」を伝えている

「実は、あと10分で別のお客様がご来店されて・・・」
と一言伝えれば、お客様も何かしら焦って協力してくれるかもしれません。
しかし、その方たちは、時間が無い中でも会話をし
時間がなかったことが、なんでもないように綺麗に着付けをして
送り出してくれました。

私達も、顧客様がいらっしゃったりして挨拶していると
その前に接客中だったお客様が
「いいんです、別のお客様が来ているなら、今日はもう帰ります」
なんてことがあって、気を使わせてしまったりします。

でも、この御店のように
時間がなかったりバッティングしてしまったときに
どんな対処をすればいいかを、スタッフ同士で共有していれば、
お客様が気を使わないですむなあ

と、改めて実感したのでした。

皆さんも、他の業種の接客を受けて
感じることができるものがあるとよいですね。

というわけで、
今日もお疲れ様でした。
それでは、また今度!

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