Versailles Jasmine Youオフィシャルブログ「Elegant Jasmine You」by Ameba -3ページ目
2009-08-18 09:46:52

Jasmine Youを応援して下さいました皆様へ

テーマ:ブログ
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今迄Jasmine Youを応援して下さいましたファンの皆様、支えて下さい

ました関係者の皆様、並びにお世話になりました全ての皆様へ


         Versailles Jasmine Youオフィシャルブログ「Elegant Jasmine You」by Ameba


この度は突然の訃報となってしまい家族として本当に残念に感じると共に、

今までJasmine Youを応援して下さった皆様に申し訳ない気持ちで一杯です。


平素からJasmine You本人が自分の気持ちを語る大切な場としてブログを書

いてきましたが、この場を借りて遺された親族を代表し今の気持ちと普段から

Jasmine Youがよく話していた言葉や思い出などお話させて頂きたいと思いま

す。


東京に暮らし始め3年と少し...以前のバンドが解散し、親しかった仲間とのセッ

ションバンドを経て、久し振りに活動を始めたHIZAKI grace projectの頃に上京

しました。


自分の夢を叶える為にVersaillesというバンドに、それこそ人生全てを捧げる

真剣さで取り組んできました。



Versaillesでの色々な思い出が頭を過り、華やかな大舞台に立つ姿や陰で

一人努力する姿など約2年間のアーティストとしてのJasmine Youの姿と、

私生活でもファンを大切に独自の美学をもって生きる姿など様々なものが心の

中に交差して訪れます。


Versaillesのメンバーとして地元での凱旋ライブ、渋谷C.C Lemonホールでの

メジャー発表、心血注いでのCD やDVDの制作、初めての写真集、海外ツア

ー、テレビ出演...色々な夢を現実の物とし、私たち家族にもたくさんの夢を見

せてくれました。


きっと私たちには分からない苦労もあったと思います。


けれどもJasmine Youは、ファンの皆様のことを気遣い、弱音を吐かず、人の

悪口も言わないで、メイクや服装の外見だけではなく言葉遣いや態度など人

から見える部分全てに気を抜かずに生きていました。


自宅では息を抜く時間もあったのでしょうが、外ではほぼ完ぺきな

『Jasmine You』を演じていたのだと思います。


その努力は、自分の夢の為と、自分の一言一句、一挙一動を見つめるファン

の皆様に生きる希望や喜びを与えたい、その気持ちからでした。


Versaillesという高い理想のもとに身を削って切磋琢磨を続けている尊敬すべ

きメンバー達の中にあって、色々な厳しさは当然の試練だと素直に受け止め

ていました。


そんな夢に向かって邁進していたJasmine Youが、志し半ばにして今回この

ような形でこの世を去ることとなり、叶わなかった夢を思うと無念ははかり知

れません。


けれどもJasmine Youは本当に穏やかな顔で旅立ちました。


ミュージシャンという立場から音楽を通して何かを伝えたいという思い、ブログ

などで語る迷ったり悩んだりする一人間の実直な言葉、ステージで魅せる艶

やかな姿にひととき日常を忘れさせてくれ、理想に向かいひた走っていた

JasmineYouは、満足こそしていなくとも生きた証は皆様の心の中に遺せたの

ではないでしょうか。


そんな思いをおこす事によって家族は少し救われています。


東京の出棺に立会ってくれた友人、新旧バンドメンバーの仲間達、お世話に

なった方々...

その数は思いの外に多くて、Jasmine Youがこんなに多くの人に愛されていた

のだと改めて感じました。


その中で数人のバンドマンと話をして、やはりバンドで音楽をする厳しさも

聞きました。


それぞれ事情や立場は違えども、Jasmine Youに関わった全てのバンドマン

には遺志を継ぎ、自分の目標とする夢まで到達して欲しい、切実にそう願い

ます。


東京でのお別れは激しい雨の日でした。


しかし出棺の時には、夏の日差しが戻り、雨に濡れた景色が眩しく光って

目眩を感じる程に青い空がありました。


草葉の陰から彼が『Jasmineマジックだよ』とウィンクしているようでした。


それからJasmine Youの生まれ育った愛知県に帰り、今まで温かく見守って

くれていた親族や旧知の友人知人に最後のお別れをしました。


昔からJasmine Youを知る方々にもゆっくりとお別れができ、急いで走って

きた短い人生においてやっと深呼吸ついたような穏やかな表情になりました。

お通夜は、地元だったこともあって色々な方々が集まり、当時の社長さんを

交え数年ぶりの同窓会のようでした。


賑やかな事が好きなJasmine Youは、さぞ嬉しかったでしょう。


遺影は、7月末に発売されたばかりの、初のパーソナルインタビューが掲載

された『ROCK AND READ』という本の写真を使わせていただきました。



これらの写真は、とても美しくありJasmine You本人もとても気に入ってお

りました。


丁寧にJasmine Youの個性を出してインタビューして下さったライターさん

同様、カメラマンさんにもJasmine Youは深く感謝の言葉を口にしていまし

たので、私達からもこの場をかりてお礼を申し上げます。


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この夜、ステージ用ではなく普段からのメイクを施しました。


顔色もよく、まるで眠るが如くの姿に生前の元気なJasmine Youを思い出し

涙が零れました。


療養中に『少しでも元気が出るように』とお世話になっているネイリストさん

から指一本一本が異なる素晴らしいネイルをして頂いたので、指先まで

完璧な美しさで皆様にお別れできました。


急な葬儀になり、Versaillesの衣装や写真は全て東京にありましたので、

HIZAKI grace projectの衣装を着せました。


このHIZAKI grace projectは、本当に大好きだったバンドが解散して目標

を失っていた中で始めた希望のバンドでした。


HIZAKI grace projectについてJasmine Youは、『本当に楽しかった』とよく

言っていました。


久々に復帰する熱いステージに水を得た魚のように生き生きとして、この

先のバンドで夢を思い描き、輝いていました。


亡くなる10日前にもHIZAKI grace projectのCDを繰り返し何時間も聴き、

懐かしい音を楽しんでいたようです。


気に入った音楽をその時々でエンドレスで聴く癖のあるJasmine Youは、

常に音楽を身近に置いていました。


時々憧れの先輩アーティストの方々にお会いする機会に恵まれた時に

は、まるで子供のようにハシャギ喜んでいました。


本当に音楽はJasmine Youにとって人生の全てを満たす大事なもの

だったのです。


そして8月12日10時半、どこまでも続く青い夏の空にJasmine Youは

昇りました。


あとでたくさんの方々がその時刻に空を見上げ、お祈りをしてくれたと聞き

ました。


心より感謝します、ありがとうございました。


ここに生前Jasmine Youが話していた言葉があります。


何かに傷ついた大切な人達を励ましていた言葉です。



『どれだけ遠く離れていても、どこまでも空は続いているから辛い時

も苦しい時も悲しい時も嬉しい時も、僕はいつでも傍にいる』



Jasmine Youにとっての空は特別なものでした。


青く高く遠くまで広がる空に向かって己の気持ちを呟き、流れる雲にその時々

の想いを乗せていたのでしょう。

皆様も寂しくなったら空を見上げてほしいと思います。


きっとそこにJasmine Youはいると思います。


夜景も好きで、東京に憧れる気持ちは、実は東京の夜景に惹かれたのでは

ないかと思うほどでした。


亡くなる数日前は、体調も優れず外出もままならずにいましたが、そんな

なかでも夜空を見ました。


『数年振りに横浜の空が見たい』との望みで、気の合う仲間と足を伸ばして

横浜に行きました。


車からも出られない状態でしたが、彼は静かにじっと憧れていた横浜の夜景を

見つめていました。


亡くなる2日前は、家族で高尾山の霊園にお参りにも行きました。


その後、初めてケーブルカーに乗って山頂に登りました。


遥か高い山頂から広がるたくさんの東京の街明かりにJasmine Youは、ただ

ただ見入っていました。


その時は何を思い、何を考えたのか今となっては知る由もありませんが、

いつもJasmine Youは夜景を見る事で気分を鎮め紛らわせていました。


亡くなる前日は、東京湾花火大会を一目見られないものかと、思うことがあると

いつも一人で夜景を眺める自宅マンションの屋上に上がりました。


あいにくの天気で花火大会はみられなかったものの、Jasmine Youは空に

近い空気に触れ満足したと思います。


常に空を見上げ、夜景を見つめ、上を向いていました。


皆様も長く果てなく続くように思われる人生の中で、迷い傷ついたら空を見

上げて頂きたいです。



Jasmine Youはこんな言葉も言っていました。


『僕は辛くて立ち止まってもいいから、前は向いていたい。』


『人生は誰しも困難な局面に出会うけれども、きっと

乗り越えられる壁と信じて生きていきたい。』



皆様方には、Jasmine Youの言葉と姿を胸に自分なりの道を歩んで行かれ

る事を願います。


そしてJasmine Youが、いつかまた生まれ変わってもあの輝けるステージ

に立てるよう、祈っていて下さい。


本当にありがとうございました。


Jasmine Youの家族より